投稿日 : 2022.1.16 | 投稿者 : Kiwi Breeze
NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン1 第2節 東京サントリーサンゴリアス vs トヨタヴェルブリッツ レポート
1月16日(日)に味の素スタジアムにて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン1 第2節 東京サントリーサンゴリアス vs トヨタヴェルブリッツ を取材してきました。
先週府中ダービーを制した東京サンゴリアスと、第1節が中止となってしまったため今日が実質初戦となるトヨタヴェルブリッツ。
昨年のトップリーグではともにベスト4入りを果たした強豪同士の一戦です!
キウイブリーズが注目するのは、東京サンゴリアスのダミアン・マッケンジー
そしてトヨタヴェルブリッツのパトリック ・トゥイプロトゥ
現役オールブラックスの2人の対戦が日本で見れるなんて、本当に嬉しいですよね。
前半3分にダミアン・マッケンジーからショーン・マクマーンに繋いで先制トライ!
そのあとのコンバージョンキックもきっちりと決めて、東京サンゴリアスが良いスタートを切りました。
対するトヨタヴェルブリッツは、11分にペナルティゴールでリーグワン初得点を決めます。
しかし16分にはまたもダミアン・マッケンジーが得点に絡む活躍で、東京サンゴリアスの勢いが止まりません。
トヨタヴェルブリッツはボールを保持し攻撃の流れを作りたいところです。
その後トヨタヴェルブリッツはじりじりと縦に攻める展開になりますが、東京サンゴリアスも鉄壁のディフェンスでなかなかトライに繋がらない展開に。
東京サンゴリアスはターンオーバーからのスピードの速さが素晴らしかったですし、攻撃のバリエーションが豊富でした。
東京サンゴリアスが大きくリードし、29-3で前半を終えます。
そして後半5分、スクラムから横へ展開していき、ダミアン・マッケンジーがリーグワン初トライ!!
先週よりもチームにフィットしていて、日に日に良くなっているようです。攻撃のバリエーションも田村との息もだんだんあってきているように思えました。後半最後のトライはキレイでした!
スペースを見つけたらラン出来る選手なので自由にさせたくない選手です。
トヨタヴェルブリッツは今節が初試合なため、まだコンディションや連携が整っていない影響を感じました。
それでも、後半11分には念願の初トライを決めました。
スクラムからボールを動かすこの流れは、ずっとヴェルブリッツがやりたかったものだったのではないでしょうか。
後半16分からは注目のテビタ・リーが入りました。
トヨタヴェルブリッツは、まだチームとしてまとまりきっておらず、せっかくのチャンスを決めきれないパターンが多く見受けられました。
パトリック・トゥイプロトゥはパワフルでしたが、東京サンゴリアスのショーン・マクマーンなどにマークされ、思うように動けていなかったように見えました。
他にも南アフリカ代表で2019年に世界最優秀選手賞にも輝いたピーターステフ ・デュトイをはじめ、素晴らしい選手がたくさんいるので、個のプレーではなくもっと連携がとれてまとまっていければチームとして良くなっていけると思います。
試合は、50-8で東京サンゴリアスが勝利しました。
プレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)は、1トライ6ゴール1PGで大活躍のダミアン・マッケンジーでした!
彼の履いてるブーツです。この写真をアップしているのはうちの媒体だけでは!?
試合後のインタビューでは、「チームで良いパフォーマンスができて勝利できた。日本のラグビーは展開がとても早いので、そのあたりも体感できた。」「日本の生活も、リーグでの戦いも皆さんのおかげで楽しめている。素晴らしいファンがたくさんいると感じながらプレーできているので、楽しい時間を過ごせている」とコメントしました。
また、トヨタヴェルブリッツの姫野は「完敗だった。敗北をしっかりと受け止める。チームのクオリティには満足していない」「今シーズン盛り上げて、ラグビー人気を高めたい」と話しました。
残念ながら今回もミックスゾーンでの個別取材はできませんでした。。。
またしても新型コロナウイルスの感染が拡大していますが、なんとかリーグワンが中止にならないことを心から願っています。
ではでは
熊木