投稿日 : 2022.5.29 | 投稿者 : Kiwi Breeze
NTTジャパンラグビー リーグワン2022 プレーオフトーナメント 決勝 東京サントリーサンゴリアス vs 埼玉パナソニックワイルドナイツ レポート
5月29日(日)に国立競技場にて行われた、 NTTジャパンラグビー リーグワン2022 プレーオフトーナメント 決勝 東京サントリーサンゴリアス vs 埼玉パナソニックワイルドナイツ を取材してきました。
昨年のトップリーグ決勝と同じカードとなりました。最後のトップリーグを制したのはワイルドナイツでしたが、リーグワン初代王者に輝くのはどちらのチームでしょうか!?
真夏日となった国立競技場。33,604人の観客が入りました。きれいなスタジアムですね。
ワイルドナイツは開幕から2試合新型コロナウイルスの影響で不戦敗となりましたが、その後15連勝です。2月26日に行われた第7節 交流戦では、34-17で直接対決を制しています。ディフェンスが強く、ターンオーバーから一気にトライへ持ち込む力があります。
サンゴリアスはアタッキングラグビーを特徴としていて、とにかく早いテンポでパスを回し、攻撃のバリエーションが豊富です。そのスピードの速さはリーグワントップです。
キウイブリーズが注目するのは、サンゴリアスのダミアン・マッケンジー
テビタ・リーです
いつもならばワイルドナイツのクレイグ ・ミラーもなのですが、決勝はメンバー外でした。
試合前に会えたので少しだけ話せたのですが、怪我とのことでした。しっかりと治して、また代表入りして欲しいです。
先制したのは、サンゴリアス。
ワイルドナイツのオフサイドからPGを選択し、ダミアン・マッケンジーが決めました。
前半11分にモールからの展開で、ワイルドナイツ内田がトライしたかと思われましたが、TMOによりスローフォワードでノートライ
しかしその後PGで3-3とします。
ワイルドナイツはスペースを潰し、サンゴリアスに攻撃の隙を与えません。
この試合で最初トライとなったのは、前半28分!ワイルドナイツのマリカ ・コロインベテが決めました。
続いて前半31分スクラムから展開し、マリカ ・コロインベテのトライは、TMOによりまたしてもノートライに
ペースは完全にワイルドナイツでしたが、前半終了間際にサンゴリアスが個人技で反撃に出ます。
前半39分にダミアン・マッケンジーがトライ目前でタックルによりノックオン。惜しかったです。。。
前半は、10-3でワイルドナイツがリードします。
後半は、ダミアン・マッケンジーがPGを3本決め、点差を縮めていきます。
しかし後半33分にディラン ・ライリーがトライを決め、さらに突き放すワイルドナイツ
それでも終了間際にチャンスを得たサンゴリアスでしたが、痛恨のペナルティ。。。
それだけワイルドナイツのプレッシャーが凄かったんだと思います。
試合は、18-12で埼玉パナソニックワイルドナイツが勝利しました。
ワイルドナイツは苦しい時間帯もありましたが、サンゴリアスをノートライに抑え、固いディフェンスで最後まで守り抜きました。
試合後の記者会見で坂手キャプテンのコメントにもありましたが、最後の1秒までどちらに転ぶかわからない、タフなゲームでした。どちらのチームも素晴らしかったです。
バックスタンドでの一枚
今後も、日本代表の試合などラグビーの取材をしていく予定です。
観客の声援に応えるダミアン・マッケンジー!
ではでは
熊木
タグ : オールブラックス, ダミアン・マッケンジー, 東京サントリーサンゴリアス