投稿日 : 2022.10.1 | 投稿者 : Kiwi Breeze
アサヒスーパードライ JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022 JAPAN XV vs オーストラリアA代表 第1戦 レポート
10月1日(土)に秩父宮ラグビー場にて行われた、アサヒスーパードライ JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022 JAPAN XV vs オーストラリアA代表 を取材してきました。
JAPAN XVとは、男子日本代表もしくは代表に近いメンバーで構成されたチームです。
オーストラリアA代表はオーストラリア代表のセカンドシニア代表チームであり、対戦は2008年以来です。
なお、本試合はテストマッチではないため、キャップ対象とならないとのことです。
チケットは前売完売となり、秩父宮に19,729人も観客が集まりました。試合開始前からすごい熱気を感じました。
キウイブリーズが注目するのは、埼玉パナソニックワイルドナイツのPRクレイグ・ミラー。
6月に行われていた宮崎合宿では負傷のため代表を離脱していましたが、今回代表に復帰しました。
また、トニー・ブラウンアシスタントコーチはいつも通りなので割愛します。
前半2分に中尾のPGで先制しますが、オーストラリアA代表が5分に同点に追いついた後は粘ってトライこそ許さないものの、反則が多く規律が守れていなかったように感じました。
日本代表は決めきれない中でも、PGを確実に決めていき、前半は9-6でリードして折り返しました。
後半に入り、4分に外のスペースを素早いパスでうまく突き、シオサイア・フィフィタがトライ!
前半はできていなかった、良い形でフィニッシュまで持って行けていたと思います。
オーストラリアA代表もすぐさま反撃しトライを決め1点差となった後、日本代表はPGや交代で入った松島のトライで再び突き放しますが。。。
そこから短時間で2度トライを決められ、逆転されます。
選手交代後にうまくコミュニケーションをとれていなかったことに加えて、逆転されたことで消極的になってしまっていたように感じました。細かいミスも多かったです。
試合は34-22でオーストラリアA代表が勝利しました。
ミックスゾーンにて、クレイグ・ミラーに独占インタビューを行いました。
Q. 今日の試合の感想は
A. スタートは良かったのですが、80分間プレッシャーを維持することができませんでした。テストマッチのような激しい試合では、プレッシャーが必要なのです。ただ、まだあと2試合調整のチャンスがあるのが幸いですね。
Q. オールブラックスと対戦するまであと2試合あるとの事ですが、どの様に気持ちを保ち、また彼らと対戦するにあたってどの様に感じていますか
A. 正直なところ、まだ考えていません。まずはオーストラリアとの3連戦に集中しなければなりませんが、オールブラックスとの試合はとてもクールで特別な瞬間になると思います。
Q. 2023年のフランスワールドカップに向けての抱負を教えて下さい。
A. そうですね、とにかく国際レベルの試合で活躍できるよう努力するのみですし、それがワールドカップの時点で最高潮に持っていけたら素晴らしいことです。すべての選手がそういう気持ちで臨んでいると思います。
Q. オタゴボーイズハイスクール卒業が同じで日本でもサンウルブズや神戸製鋼で活躍したヘイデン・パーカーについて
A. 彼はニュージーランドに戻りラグビーを引退し、地元で農家を始めてるそうです。
ラグビーワールドカップ2023フランス大会まであと1年となり、オーストラリアA代表と3試合を行った後、10月29日(土)には国立競技場にてオールブラックスと、そして11月にヨーロッパ遠征でイングランド代表とフランス代表と戦うという、計6連戦です。
かなりのハードスケジュールとなりますが、強豪と対戦し経験を積んでいくことがチームの成長に繋がると思います。
10月8日の第2戦(福岡)と、10月14日の第3戦(大阪)も取材に行く予定です。
本日のアナザーショット!
観戦に来ていた、クボタスピアーズのライアン・クロッティ!!JAPANのジャージ似合ってました。
ではでは
熊木
タグ : JAPAN XV, オーストラリアA代表, クレイグ・ミラー, トニー・ブラウン