投稿日 : 2022.10.10 | 投稿者 : Kiwi Breeze
MS&ADカップ2022 日本女子代表 vs ニュージーランド女子代表 レポート
10月9日(日)に長野Uスタジアムにて行われた、MS&ADカップ2022 日本女子代表 vs ニュージーランド女子代表 を取材してきました。
ニュージーランド女子代表のFIFAランキングは、2022年6月17日時点で22位です。
過去の対戦成績は、9試合で日本女子代表が7勝2分となっています。
ニュージーランドは、2023年に第9回FIFA女子ワールドカップがオーストラリアとニュージーランドとの共同開催で行われます。
試合が開始してまもなく、雨が降りました。。。
前半はニュージーランドも縦パスを通したり、連携で日本を崩すシーンもありました。
日本はホームということもありましたし、雨でグラウンドが滑りやすい状況になってもうまく立ち回っていました。
ニュージーランドはフィジカルで対抗していましたが、やはり日本の方が個のレベルの高さや連携面において日本に分がありました。
また、ニュージーランド女子代表を応援するサポーターも見つけることが出来ました!
前半44分に日本女子代表の宮澤が先制ゴールを決め、1-0で折り返します。
後半16分には植木が追加点を挙げ、2-0に。
後半はニュージーランドは押される一方であまりチャンスらしいチャンスが作れてなかったです。
試合は、2-0で日本女子代表が勝利しました。
途中出場したマッケンジー・バリーが今回代表デビューしました。
来年のワールドカップをはじめ、今後チームの主力になっていくと思いますので、活躍が楽しみです。
ここからは、試合後に行われたジトカ・クリムコバ ニュージーランド女子代表監督の記者会見の模様を他のどのメディアよりも詳しくお伝えします。
Q. 今日の試合を振り返って
A. 日本の皆様、勝利おめでとうございます。私は前半の選手たちのプレーには満足しています。ただハーフタイムまであと1分というところで得点されてしまうと、メンタルに影響を及ぼします。どうしてもその影響があって後半は日本に支配されてしまいました。ですので日本は勝つにふさわしい試合をしたと思います。
Q. 来年のワールドカップに向けて、この90分で見えた収穫と課題は
A. まず、どんな試合だったとしても私たちは必ず教訓として学べるものがあると思っています。ですので試合後には何を学んだかを徹底的に話をします。
試合前から日本には少しでもスペースを与えてはいけないということが分かっていました。そしてこちらが守る時間が非常に多くなるということも分かっていたので、アグレッシブな守りをしようと言っていました。特に前半はメンタル面でもしっかりしていましたし、一対一の守りがアグレッシブで良かったと思います。ただ後半は前半よりも多くのスペースを与えてしまいましたので、日本にとっては簡単な相手となってしまったと思います。
Q. ワールドカップでの目標を聞かせてください
A. ワールドカップでは私たちは勝つことが目標です。
Q. 来年ワールドカップがニュージーランドで開催されますが、ワールドカップに向けてニュージーランド女子サッカーの盛り上がりはどのようなものですか
A. もちろん皆ワクワクしています。私たちにとって4年ぶりにホームでプレーが出来ますので待ちきれません。4年間ほとんどの試合がありませんでしたので、母国の土を踏んでホームでプレー出来るという素晴らしいチャンスです。もちろん主催国であるということにもワクワクしています。ワールドカップに向けて、その準備としてようやく11月にまず皮切りでホームで試合(韓国戦)があります。
ニュージーランド全国のファンの皆さんにFernsがホームでプレーするのを見てもらうことができるので、ニュージーランドにとって本当に素晴らしい瞬間だと思います。(最後にメディアに向けて)皆様も是非ニュージーランドにお越しください。非常に美しい国です。素晴らしい試合がたくさんありますので、どうぞお越しください!
日本代表へのリスペクトを感じましたし、ひとつひとつ真摯に回答していて素晴らしいと思いました。
今日は非公開の練習試合を行い、明日火曜にそれぞれのチームのもとへ帰るとのことです。
今回メディアマネージャーのエラの来日は無かったのですがマネージャーのトレイシーが色々コーディネートしてくれました。また、試合の写真もニュージーランドサッカー協会へ提供しています。
次回は、ニュージーランド女子代表のキャプテン アリ・ライリーの独占インタビューを試合前に行ったのでNZフレンズにてアップしますので、お楽しみに!
ではでは
熊木
タグ : なでしこジャパン, アリ・ライリー, サッカーニュージーランド女子代表