投稿日 : 2023.2.19 | 投稿者 : Kiwi Breeze
NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23 ディビジョン1 第8節 埼玉パナソニックワイルドナイツ vs 花園近鉄ライナーズ レポート
2月18日(土)に熊谷スポーツ文化公園ラグビー場にて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23 ディビジョン1 第8節 埼玉パナソニックワイルドナイツ vs 花園近鉄ライナーズ を取材してきました。
2週間振りのゲームは、開幕から7戦唯一全勝で首位の埼玉パナソニックワイルドナイツと、ディビジョン1に昇格してからまだ勝ちのない花園近鉄ライナーズの対戦です。
キウイブリーズが注目するのは、元ハイランダーズで埼玉パナソニックワイルドナイツのクレイグ・ミラー
リザーブからのスタートでした。
また、同じく元ハイランダーズで今季から花園近鉄ライナーズに加入したサム ・ケアードは残念ながらメンバー外でした。
試合開始後から埼玉WKが試合を優位に進めて7分に先制すると、そこからどんどん得点を重ねていきます。
キックをうまく使いこなし、攻撃を続けていました。
前半は、27-3で埼玉WKがリードします。
クレイグ・ミラーは後半9分に入りました。
今回も献身的なプレーが見られました。
いつ、どんな時でも安定しているのは彼の強みです。
試合は、41-6で埼玉パナソニックワイルドナイツが勝利しました。これで開幕8連勝です!
相手のミスを見逃さず、トライを取り切る力は流石でした。
ノートライに抑えてディフェンス面でも強さを見せつけましたが、後半規律が乱れてしまった部分に関してはまだまだ修正が必要だと思います。
花園近鉄ライナーズはトライこそなかったものの自分たちの強みを出せていた時間もありました。しかしあともう少しのところでミスして取りきれなかったところは勿体なかったです。それでもディビジョン1に徐々に慣れてきていると思います。
試合後の会見でも、水間ヘッドコーチが「確実に前進している。小さいところにこだわって、それが勝利に繋がる。」と話していました。
プレイヤーオブザマッチは、2トライを挙げた山沢でした。
トライだけでなくゲームマネジメントもしっかりできていましたし、今まで見てきた中でもキックやランが安定していて良かったです。この状態なら日本代表に選出されて活躍してくれるんじゃないかなと思いました。
試合後、トップリーグとリーグワンで通算100試合出場となった稲垣のセレモニーが行われました。
貴子夫人から花束を受け取った際には嬉しそうな表情を見せました。
両チーム並んで皆で記念撮影していました!
ミックスゾーンでは、クレイグ・ミラーに独占インタビューしました。
Q. 今日の試合の感想は
A. タフな試合でした。後半の途中まではうまく回っていました。チームとしては基本に忠実なプレーを80分間続けるというのがしたかったのですが、それができていない時間帯がありました。
Q. リーグワン優勝に向けてチームに必要なことは何だと思いますか
A. バランスと規律です。シンプルなペナルティが多いと思います。それは相手にもっとプレッシャーを与えて、そうならないよう解消していきたいです。
Q. 来週から日本代表のトニー・ブラウンアシスタントコーチが来日していろいろなチームを視察するようですが、コンタクトする予定はありますか
A. まだ分かりませんが、ハイランダーズから知っているコーチなので会えたらいいですね。
Q. ワールドカップに向けてどうビルドアップしていきますか
A. セットピースに対して成長していきたいと思っています。インターナショナルなレベルにしていくために、スクラムやモールなどを毎週トレーニングして良くしていきたいです。
Q. 今シーズンの目標は
A. 毎週試合で100%の力を出し切ることです。そのために心身ともにフレッシュに、ヘルシーにすることで良いパフォーマンスを発揮できると思います。また、ミスやペナルティをしないようにしたいです。
インタビューの最後に、熊谷のおすすめグルメを聞いたところ『バックパッカーズランチ』というタイ料理のお店を教えてくれました。
チームの外国人選手たちと毎週通っていて、特にパッタイが好きとのことです。
話を聞いて気になったので、試合後早速行ってきました!
現在お店はランチ営業のみとのことで、テイクアウトをお願いしました。
具がたくさん入っていて、とても美味しかったです!!
お店の方に話を伺ったところ、選手たちはとても紳士的で「大好きです!」と言っていました。
お店の営業があるのでなかなか観戦には行けないけど、一度観に行った時にクレイグ・ミラーが手を振ってくれたと嬉しそうに話してくれました。
そういう話を聞けて自分も嬉しくなりました。
ではでは
熊木