投稿日 : 2023.5.19 | 投稿者 : Kiwi Breeze
NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 プレーオフトーナメント 3位決定戦 横浜キヤノンイーグルス vs 東京サントリーサンゴリアス レポート
5月19日(金)に秩父宮ラグビー場にて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 プレーオフトーナメント 3位決定戦 横浜キヤノンイーグルス vs 東京サントリーサンゴリアス を取材してきました。
キウイブリーズが注目するのは、元オールブラックスで東京サントリーサンゴリアスのアーロン ・クルーデン
前半は雨が降っていて、ピッチ・ボールともに滑りやすかったです。
試合開始後から東京SGが積極的に攻撃を続け、4分に大外に展開してトライを決めて先制します。
17分には横浜Eに逆転されましたが、東京SGは20分にトライを決めて得点を重ねていきます。
東京SGは敵陣に入るとしっかりと点を取って行くところが良かったと思います。
前半は、15-7で東京SGがリードして折り返します。
後半6分ラインアウトから、抜け出した横浜Eファフ ・デクラークのテクニック光るプレーで観客を魅了しました。
このようなプレーができる日本人選手はなかなかいないですね。。。
前半とは流れが変わり後半は横浜Eが敵陣にいる時間が長くなっていたところに、後半17分にモールを押し込んでトライを決め横浜Eが逆転します。
しかし後半21分にラインアウトからモールを押し込んだ東京SGがまたまたリードするなど、どちらも譲らない熱い展開に。
アーロン ・クルーデンは後半23分に交代しました。
後半26分ラインアウトから外に展開してトライが決まり、またも横浜Eが逆転します。
来場者数は8,270人でした。
試合は、26-20で横浜キヤノンイーグルスが勝利しました。
リーグ戦では2度敗れていましたが、3度目の対戦で勝利を飾りました。
この結果により、3位は横浜キヤノンイーグルスとなりました。
チーム歴代最高順位かつ、公式戦で東京サントリーサンゴリアスに初めて勝利し、シーズンを終えました。
試合後の会見で沢木監督は「接戦するも勝ちきれなくてサンゴリアスにはチームとして苦手意識があったが、(今日の勝利で)自信になる。」と話していました。
POM(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)は、2トライを決めた横浜キヤノンイーグルスの松井でした。
また、ファフ ・デクラークは運動量も多く、視野が広いので彼を起点にした攻撃のバリエーションが豊富でしたし、随所に見られた試合の流れを変えるプレーは流石でした。
試合後のインタビューで、「チームとして素晴らしいシーズンでした。選手たちがハードワークして積み上げてきたものが成果として出せたと思いますし、自分としてもチームの結束力が1番だったという風に思います。」
そして、「日本のラグビーはフィジカルで本当に楽しかったです。ファンも最高で、自分は世界のいろいろな国でプレーしましたが、その中でも世界で1番と言えると思います。」と答えていました。
試合後、東京サントリーサンゴリアスのアーロン ・クルーデンに独占インタビューしました。
Q. 今日の試合の感想は
A. タフな試合でした。お互いハードワークしていて、どちらが勝ってもおかしくない試合でした。
Q. 日本でのプレーを3シーズン終えました。今後については決まっていますか
A. まだ決まっていません。当然歳を取ってきてはいますが、その分経験も増えています。できる限り日本でプレーできたら嬉しいです。
試合後ファンの子どもにブーツをプレゼントしている場面も見られました。
貰った子はとても喜んでいました!
なお、この試合には、日本代表のジェイミー・ジョセフHCや、トニー・ブラウンアシスタントコーチも来ていました。明日の決勝も視察に来るようです!
トニーの笑顔は貴重です。。。
決勝は明日5月20日(土)に国立競技場にて行われます。
埼玉パナソニックワイルドナイツの連覇なるか、それともクボタスピアーズ船橋・東京ベイが初優勝を掴むのでしょうか。
こちらも取材しますので、またレポートします!
ではでは
熊木
タグ : アーロン ・クルーデン, 東京サントリーサンゴリアス, 横浜キヤノンイーグルス