投稿日 : 2023.12.25 | 投稿者 : Kiwi Breeze
NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1 第3節 三重ホンダヒート vs 東京サントリーサンゴリアス レポート
12月24日(日)に三重交通G スポーツの杜 鈴鹿にて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1 第3節 三重ホンダヒート vs 東京サントリーサンゴリアス を取材してきました。
キウイブリーズが注目するのは、三重ホンダヒートのミッチェル ・ハント
元ハイランダーズで、今シーズンより三重ホンダヒートに加入しました。
第1節と2節はFBでしたが、今節は初めてSOでスターティングメンバーに入りました。
ハイランダーズでもSOが本職だったので、活躍に期待しています。
前日本代表アシスタントコーチのトニー・ブラウンにミッチェル・ハントの印象を聞いたところ、「プレーに安定性があり、才能もあるプレイヤーだと思う」と言っていました!
三重ホンダヒートはディビジョン1に昇格し、2戦2敗とまだ勝ちがありませんが、徐々にディビジョン1のスピードや当たりの強さなどに慣れていくと思われます。
対する東京サントリーサンゴリアスは先週は東芝ブレイブルーパス東京との府中ダービーに敗れ、1勝1敗となっています。
オールブラックスのキャプテン サム・ケインもいます!
前半2分に東京SGのトライで先制し、その後もトライを重ねていきます。
前半28分サム・ケインが交代しました。
試合後の記者会見によると、大事を取ってとのことでした。
前半は、17-6で東京SGがリードし折り返します。
後半に入り、東京SGはらしさが出せずに自滅していってしまったように感じました。
三重Hはキックを上手く使って攻撃を仕掛けられていましたし、ディフェンスも良かったです。
試合は、34-16で東京サントリーサンゴリアスが勝利しました。
三重ホンダヒートは敗れはしたものの、今後に向けて収穫のあるゲームだったと思います。
記者会見でアラン・クローリーHCは、ディフェンスでの修正が必要、アタックも粘り強くやる必要があるといった反省点に加えて、10番と15番(ミッチェル・ハントと呉 洸太)をコンバートしたことによるポジティブなパフォーマンスがあったとコメントしていました。
試合後、ミッチェル ・ハントに独占インタビューしました。
Q. 10番と15番、プレーするにあたり違いはありますか?
A. 10番と15番はよく似ていると思います。10番の方がおそらく、試合の方向性を決める上でコントロールできる立場にあると思います。だから今日の試合でよりコントロールしやすくなったというのも、その一因だったと思います。そうでなければ、どちらもバックフィールドに入り、どちらもキックし、どちらも走ることになります。一般的なプレーでは10番と15番、非常に似ていると思います。
Q. 来日前ハイランダーズでも10番と15番でプレーしていましたが、どちらが好きでしたか?
A. 10番だと思いますね。10番の方がよりゲームをコントロールすることができるので。どのラインアウトがベストなのか、試合の勢いはどうだったのか、それをランで解決しなければならないんです。だから10番を背負うチャレンジは好きですね。
Q. 今日の試合はいかがでしたか?
A. この2週間よりはずっと良かったです。今週は基本に戻ったと思います。ゲームの細部において自分たちに集中することができました。それが結果に表れたと思います。だから、これから先、どうすればもっと良くなっていけるか、いい方程式を見つけたと思います。少しずつね。そう、今日はポジティブでした。
Q. 今シーズンの目標を教えてください
A. チームとしては、できるだけ多くの試合に勝ちたいと思っています。去年はここにいなかったけど、ホンダがリーグワンに入ったことでみんなが興奮しているのが伝わってくるんです。だから個人的には、自分の経験を生かして力になりたいと思っています。そして毎週調子を上げて、ディビジョン1で何勝かできることを願っています。
三重ホンダヒートとは1年契約とのことでしたが、「できる限り長く日本でプレーしたい」と話していました。
試合後にはファンにサインや写真に応じてました。
来年もニュージーランドの選手にフォーカスするという独自の視点で試合レポートをお届けしたいと思っています!
ではでは
熊木
タグ : サム・ケイン, ミッチェル ・ハント, 三重ホンダヒート