投稿日 : 2016.8.28 | 投稿者 : Kiwi Breeze
トップリーグ 2016-2017 第1節 パナソニック vs ヤマハ
現在3連覇中のパナソニックの初戦の相手は、清宮監督率いるヤマハ発動機。始まる前から番狂わせがあるような気がしていましたが・・・
予想的中、ヤマハが24-21でパナソニックを下しました。
ヤマハは得意のスクラムやFWの圧力でパナソニックにプレッシャーを与え、流れを引き寄せました。
前半14分、マレ・サウ(スーパーラグビーではブルーズ所属)がインゴールで押さえました。スーパーラグビーで経験を積んだお陰か、日本代表でプレーしていた時よりも一回り大きく見えました。
また、後半8分、パナソニックゴール5メートルでのスクラム。8人が一体となっての力強い前進に認定トライ。五郎丸というスーパースターがいなくなった中、チーム一丸となって勝ち得たトライのように感じました。
また、9回のコラプシング(スクラム・ラック・モールを故意に崩すこと)を奪い、勝負の流れを決定づけたと思います。
キウイブリーズで注目していたのは、この試合では残念ながらメンバー外のリチャード・バックマン。昨年のハイランダーズ優勝メンバーで、今シーズンからパナソニックに加入したセンターの選手です。これからチームにどのような影響を与えるか楽しみです。
(ちなみに・・・個人的に、彼がX-MENのヒュー・ジャックマンに見えて仕方ありません・・・似ていると思いませんか!?)
試合後の清宮監督は、記者会見で「ヤマハらしい戦いができた。この勝利はヤマハの持っている力を2倍、3倍にしてくれるはず」。とコメント。
次節は、町田でキヤノンとの一戦が行われます。
キヤノンも強力なFW(アダム・トムソン)が所属しています。
この一戦も取材に行くので、またレポートします!
試合後、ほぼ全選手がファンの方にサインや写真対応している姿を見て、ラグビー選手も一丸となってラグビー界を盛り上げようとしているなと、改めて感じました。
実際スタジアムへ足を運んで直接見てもらいたいと思います。テレビでは伝わらない選手たちの闘志を感じる事が出来ると思います。
今年で14年目を迎えるトップリーグ。
ラグビーワールドカップ及びリオ・オリンピックでの快挙と、以前と比べてラグビーに関するニュースがテレビで放送されることが多くなったと思います。
2019年に日本で行われるワールドカップも控えている今、日本国内でのラグビー人気をもっともっと盛り上げて行く必要だと思います!
また、今、活躍する選手と若手の選手との実力の差が顕著なので、ワールドカップで良い結果を残すためには、若手選手のレベルの底上げに力を注ぐべきだとも思います。
ではでは
熊木
タグ : トップリーグ, パナソニック, ヤマハ, リチャード・バックマン