投稿日 : 2022.10.31 | 投稿者 : Kiwi Breeze
リポビタンDチャレンジカップ2022 日本代表 vs オールブラックス 試合後会見&独占インタビュー
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試合後の記者会見内容をまとめたいと思います。
日本代表 ジェイミー・ジョセフHC
Q. 今日の試合について
A. 選手たちはいい試合をしてくれた。勝てるチャンスを作った。勝てていたら、日本の歴史に残る試合だった。チームは6週間、一緒にやってきて、コネクトしてきた。試合に出られない選手もいるが、チームのためにサポートしてくれた。そういう選手がいるからこそ、いい方向に行くことができた。そういう選手に感謝しなければいけない。試合は、最初からやりたいことができた。勝てるのに十分なチームになってきたが、最終的に届かなかった。ノックオン、小さなミス、ペナルティなど、改善点は修正しなければいけない。
Q. 今日の試合でもっともポジティブに映ったことは
A. 沢山いいところがあり、ひとつには絞れない。前回、オーストラリアA代表とは20点差で勝っていても相手に勢いを与えてしまうことがあった。しかしオーストラリアAとの3連戦で土台を作ることができた。チームを繋げられた。ただ、これからイングランド・フランス強豪チームとやるには、個々の細かいミスをしてはいけないとわかった。ミスが多すぎたことが影響したと思っている。ラインアウトはよかったし、ゲインラインを取れた。相手のモールもシャットダウンできた。それをやっても勝つのに十分ではないのがこの結果。
Q. いつオールブラックスに勝てるか。南半球のラグビーチャンピオンシップに参加できるか
A. 試合は勝敗がその日に決まる。25年前、オールブラックスと戦うのはどのチームも怖かった。いまは違うかもしれない。今日この試合に向かうにあたって、我々はしっかりと自分たちのやることをやれれば、勝つことができるという気持ちでこの日を迎えた。セットピースでも身体の大きな相手に対応した。アタックでも自信があるがまだ勝てない。そこは今後の課題としていきたい
Q. きょうは早めの選手交代が目立った
A. 試合がどんどん進むなか、選手にどう貢献してもらいたいかを考える。この試合では、点差を近づけて試合を運ぶことを考えていた。(14日の試合では)インパクトを出してくれたメンバーがいた。いつ交代するか、どのタイミングでメンバーを代えるかについては具体的な答えはない。
オールブラックス イアン・フォスターHC
Q. 試合を振り返って
A. 素晴らしい1週間だった。日本代表にとっても意味ある試合だったと思うし、最初から素晴らしいプレーをしていた。若い選手や初めて試合に出た選手もいたので、彼らにはいい経験になった。
Q. 監督からどういうことを求めたか
A. 落ち着いていない場面が何回かあった。うまくいっていない時に、シェイプが崩れていないところが良かった。プレッシャーがかかっている状況で落ち着いていた。パフォーマンスは理想的ではなかったが、最終的に結果に持っていけたのは良かった。
Q. レタリックのレッドカードは今後の遠征に影響するか
A. 試合のタイミングでは見ていたが、後で映像を見て確認する。最初の感覚としてはクリーンアウトしようとしていたので、それほど悪くなさそうだが、ルールなので。我々は文句を言うつもりはない。次の48時間後は忙しいタイミングになるだろう。
Q. 過去には大敗もした、日本ラグビーのレベルアップについて
A. 当時と今を比較すると、体のつくりが違う。80分通して激しいプレーする力もついていきてる。チームが成長する中で、どこかの試合で自信がつく。(2015年ワールドカップで)日本代表は南アフリカに勝って、自信がついた。パフォーマンスが改善されて、今日も素晴らしかった。勝つことができるという自信が成長している部分だと思う。
Q. 欧州遠征に向けて
A. 2018年以来で楽しみにしている。そこで3つのタフな試合が待っている。我々は改善しないといけないところがいくつかある。セットピースのラインアウトやディフェンスで相手のプレーを読むところも改善しなければならない。
オールブラックス サム・ケインキャプテン
Q. 日本と戦ってみて
A. 予想通り日本代表のレベルが高く、高いスキルでプレーをしてきた。カウンターやラインアウトでもやられた部分があったし、最後までハードワークしなければならなかった。
Q. 元チームメイトのリーチ・マイケルとは試合後何を話したか
Q. リーチとは対戦相手として試合をして素晴らしかった。家族の話や、体は大丈夫かという話をし、ジャージを交換した。
Q. 日本代表に追い上げられていたが、14人になった後に勝ち切れた理由は
A. 日本はボールをつなぐ力が素晴らしかった。ターンオーバーからボールを早く回していたし、どんどんオフロードでつないでいた。我々は14人で最後の15分を、まずは一瞬一瞬集中しようとした。最後までハードワークすることが勝利につながったと思う。
ここからは、キウイブリーズ独占インタビューをお届けします。
オールブラックス リッチー・モウンガ
Q. 今日の試合の感想は
A. 良い試合でした。最高でしたね。日本でプレーするのが好きだし、日本の皆さんが好きだし、チームも好きです。だから、ここでプレーすることに関してネガティブなことは何もないですね。
Q.ここまでの日本チームについてどう思いますか
A.彼らは素晴らしいです。日本のチームは素晴らしいですね。日本でワールドカップが開催されたことと、トップリーグ(リーグワン)が本当に質の高いラグビーをする様になってきたことが、この日本のチームにも活かされていると思います。
日本代表 クレイグ・ミラー
Q.今日の試合はどうでしたか
とてもクールな経験でした。ただ、がっかりしています。チャンスをすべてものにすることができませんでした。
Q.ロマックス選手とユニフォームを交換していましたが、ハイランダーズでチームメイトだったからですか?
いや、僕は彼と一緒のチームにはいませんでした。でも、彼はいいやつで、試合の後、楽しく話して盛り上がったんです。それでユニフォームを交換しました。
Q.ヨーロッパでの目標を教えて下さい
今日は、いくつかの重要な場面でうまくいかなかっただけで、それを糧にしていくことができました。そして、世界のベストチームに挑むというのは、本当に心強いことです。これから数週間、素晴らしいプログラムが待っていると思いますし、みんな本当にやる気満々です。
今回の滞在で、オールブラック選手と関係者はカレッタ汐留の焼肉トラジへ、
また一部の選手はラーメン屋さんにも行っていました。
なお、アーロン・スミスはSNSの投稿によると、一蘭に行っていたようです!
アーロンのTwitterの写真の再現をやってみました!?どっちが本物でしょうか!?
どの選手に聞いても、「日本が好き、日本のご飯は美味しい」と話してくれるので、嬉しくなりますね。
今回来日したハイランダーズの3人(シャノン・フリゼル、アーロン・スミス、イーサン・デグルート)からジャージにサインをもらいました。
また、日本代表のトニー・ブラウンアシスタントコーチのファミリーにもTシャツにサインしてもらいました。日曜日にニュージーランドにファミリーは帰ってしまったのでまた会えるのを楽しみにしています!
ファミリーの中では肩身が狭い感じが面白かったです。
あと、一部メディアではすでに噂されているので気になっている方も多いかと思いますが、リッチー・モウンガとアーロン・スミスはラグビーワールドカップ2023フランス大会後に日本に来るみたいです。
まだ正式リリースされていないのでチーム名は伏せますが、アーディー・サヴェアはコベルコ神戸スティーラーズへの加入が発表されていますし、来年多くのオールブラックスの選手のプレーが日本で見れるようになるのは本当に嬉しいですね。待ち遠しいです!!
ではでは
熊木
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