投稿日 : 2024.2.25 | 投稿者 : Kiwi Breeze
NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン3 第7節 清水建設江東ブルーシャークス vs クリタウォーターガッシュ昭島 レポート
2月24日(土)に駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場にて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン3 第7節 清水建設江東ブルーシャークス vs クリタウォーターガッシュ昭島 を取材してきました。
キウイブリーズが注目するのは、今季から加入したリマ・ソポアンガ。オールブラックスの経験もありハイランダーズのレジェンド。フランスW杯ではサモア代表としても出場しているベテランのスタンドオフ!
第2節中国電力レッドレグリオンズ戦で前半21分に途中交代してからメンバー外が続いていたのですが、久しぶりにリザーブに入りました。
また、リーグワン開幕時に怪我をしていたケイン・ハミルトンは第4節からスターティングメンバー入りし、連続出場しています。
前半6分高橋のトライで江東BSが先制すると、その後も勢い止まらず3トライと、点差を離していきます。
江東BSは連携面においてまだミスはあるものの、開幕戦の時に比べ攻撃のテンポアップを図っていて全体の動きが良くなっていました。
昨季もありましたが、先制されてからうまく流れを掴めなかったり、惜しいところで決めきれなくてもったいないシーンが多かったので。。。
また、ディフェンスシステムを変えてきたことも功を奏しているように感じました。
前半は、29-5で江東BSがリードして折り返します。
リマ ・ソポアンガは後半11分に入りました。日本式のスタイル。ライフスタイルもエンジョイしてると前回の取材通りのお辞儀。
視野が広く、周りへの指示出しはもちろんパスのタイミングは絶妙でした!
自分でもキャリーしたり相手チームはやりにくい選手だと思います。
ケイン・ハミルトンは後半27分に交代しました。
守備範囲の広さ、動き出しの早さは目を見張るものがありました。
戦術や言葉の理解度が高まっていることが要因だと思うのですが、昨季よりも動けていましたし、声も積極的に出していてチームを引っ張っていました!
試合は41-19で清水建設江東ブルーシャークスが勝利しました。
5週間ぶりの公式戦を白星で飾り、連勝となりました!
試合後の記者会見に登場したリマ・ソポアンガ
Q. 久しぶりの公式戦、途中出場でしたがどうでしたか
A. 後半から入る予定だったので、エネルギー、勢い、インパクトをできるだけもたらそうと思っていました。前半すごくいい流れを作ってくれていたので、そのままいいインパクトを与えようと取り組んでいました
Q. 試合出れない間、外から見てチームの状況はどのように映っていましたか
A. チームの文化、日本人の文化でもあると思いますが、ハードワークは素晴らしいといつも思います。シーズンスタートした頃はまだ行き違いや複雑なところがありましたが、徐々に形になって今は同じ方向に向かっているという感じです
Q. 久しぶりに観客の前でラグビーをプレーした気持ちは
A. 幸せでした。この気持ちはプロになって長くなると忘れがちなのですが、ラグビーを長くやるためには喜びのところを毎回繰り返さないといけないと思っているので、今回も噛み締めていました。
キャリア的にも終盤に近づいている中で、1日1日を大事にと思っているので、今日もすごく幸せでした
Q. 積極的に声をかけていましたが具体的にどのような内容でしたか
A. スペースがあったので、そこを突くために、そして突いた後トライを取るベストな方法を常に議論して話していました。コミュニケーションはラグビーの中でも1番大事な要素のひとつでもあるので、都度意識して話しています。やはりファンに勝つところ、いいトライするところを見せたいのでそこはすごく大事にしています
Q. 次節どのようなパフォーマンスを見せたいですか
A. まずはメンバーに選ばれたいです。選ばれたら、自分の中で求められていることを最大限準備して臨みたいです。チームメイトも同じような気持ちでチームのためにいい準備をすれば、もし出れなかったとしても出れるメンバーがやってくれるでしょうし、もし出れたらしっかりやっていきたいと思います
来週3月2日(土)は福山通運ローズスタジアムにてマツダスカイアクティブズ広島と対戦します。
ではでは
熊木
タグ : ケイン・ハミルトン, リマ・ソポアンガ, 清水建設江東ブルーシャークス