投稿日 : 2021.11.4 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
元オールブラックス カール・ハイマン 若年性認知症と慢性外傷性脳症(CTE)と診断されたと公表
元オールブラックス カール・ハイマンが若年性認知症と慢性外傷性脳症(CTE)と診断されたと公表しました。
カール・ハイマンは自分と同じダニーデンのキングスハイスクールの出身で、年齢も近い先輩です。
オールブラックスでは45キャップで、代表時代のポジションはプロップでした。
2008年のクラシックオールブラックスと、2015年の世界選抜の際に来日しています。
彼とは高校繋がりということもあり、日本に来た際はプライベートでも交流があるため、今回のニュースは衝撃的でした。。。
ラグビーはコンタクトスポーツなので、身体に大きな負荷がかかります。
プロとして長く活躍し、かなり酷使していたことでしょう。
数年間常に頭痛に悩まされ、記憶障害や錯乱状態、自殺願望を経験したといいます。想像を絶する辛さだと思います。。。
このような症状はカール・ハイマンだけでなく、元イングランド代表のスティーブ・トンプソンをはじめ同じ慢性外傷性脳症(CTE)に悩まされている元選手たちがワールドラグビーなどの団体を相手に訴訟となっています。
世界的プレイヤーたちがこういった苦しみを抱えているということは、今活躍している選手たちも同じような状況になるリスクがあるので、正直なところこわいなと思います。
以前独占インタビューした際には、将来的に指導者になって、いつかは日本でコーチができたらと話していました。
世界選抜で来日した際、本人着用したジャージです。
今はギャラリーに飾ってます。
少しでも良い状態になることを心より願っています。
ではでは
熊木