投稿日 : 2022.1.9 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン1 第1節 東京サントリーサンゴリアス vs 東芝ブレイブルーパス東京 レポート
1月8日(土)に味の素スタジアムにて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン1 第1節 東京サントリーサンゴリアス vs 東芝ブレイブルーパス東京を取材してきました。
リーグワン開幕直前に、埼玉パナソニックワイルドナイツに新型コロナウイルス感染症陽性者が確認されたため、1 月 7 日(金)に国立競技場でのNTT ジャパンラグビー リーグワン 2022 ディビジョン1 第1節クボタスピアーズ東京ベイ・船橋 vs 埼玉パナソニックワイルドナイツの開催が中止となってしまいました。
しかし全チームを対象としたPCR検査を行い、こうやってリーグワンの試合が開催されてよかったと思っています。
開幕戦はどのチームを取材するか、正直ぎりぎりまで迷いました。。。
選んだのは、ダミアン・マッケンジーのリーグワンデビュー戦となる、東京サントリーサンゴリアス vs 東芝ブレイブルーパス東京 です!
木曜に雪が降り、味の素スタジアムも一面真っ白だったとのことですが、試合当日はグラウンド状態も良好でした。
10075人もの観客が味の素スタジアムに足を運び、歓声は出せないものの拍手から盛り上がりを感じることができました。
立ち上がりから流れを掴んだのは、ブレイブルーパス。
アグレッシブで連携も良く、トライまでの一連のプレーが綺麗に決まっていました。
もう10年以上ラグビーの取材をしていますが、ここ数年の中で1番良い仕上がりなんじゃないかと思いました。
対するサンゴリアスは、FBのダミアン・マッケンジーを軸にした戦略のようでした。
まだチームに合流して日の浅いダミアンをフィットさせたいという印象を受けました。
パスなど連携はまだまだですが、昨季所属していたオールブラックスのボーデン・バレットよりもさらにスピードが速いので、左右に走り回り相手チームを翻弄させることができるのではないでしょうか。
ブレイブルーパスで元オールブラックスのマット・トッドを抜き去るところも中々すごかったです。
前半は24ー27でブレイブルーパスがリードして折り返しました。
後半が始まって、サンゴリアスがギアアップしたのに対し、ブレイブルーパスはガス切れしていきましたが、それでも拮抗していました。
もう1人注目していたのが、テビタ・リー。
後半途中からの出場でしたが、試合の流れを変えるスピードのある動きで、何と言ってもフィジカルがすごいです。
後半27分にはトライも決めました。
90mものゲインも素晴らしかったです。
彼が日本代表になったら、活躍してくれるんじゃないかと期待しています。
試合は60ー46で東京サントリーサンゴリアスが勝利しました。
ダミアン・マッケンジーは25得点の活躍でした。
試合後の会見で、「まだ100%満足はできないが、全体的に良いキックができた。たくさんの観客の前でプレーできてうれしい」「まだ日本の速さにアジャストしきれていない。テンポの速いラグビーは自分に合うと思うしすぐに慣れる」と話していました。
本日のベストショットはNO8のショーン・マクマーン
この試合のPOM!片腕一本でのトライと攻守にわたってチームの勝利に貢献してました。
第2節は、トヨタヴェルブリッツ vs 東京サントリーサンゴリアスの取材に行く予定です。
現役オールブラックスの共演なるか!?
トヨタヴェルブリッツのLOパトリック・トゥイプロトゥにも期待しています。
ミックスゾーンで取材ができるといいのですが。。。
ではでは
熊木
タグ : ダミアン・マッケンジー, 東京サントリーサンゴリアス