投稿日 : 2022.5.28 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
NTTジャパンラグビー リーグワン2022 D1/D2 入替戦 第2戦 三重ホンダヒート vs NECグリーンロケッツ東葛 レポート
5月27日(金)に東大阪市花園ラグビー場にて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン2022 D1/D2 入替戦 第2戦 三重ホンダヒート vs NECグリーンロケッツ東葛 を取材してきました。
先週5月20日(金)に秩父宮ラグビー場にて行われた第1戦は、33-10でNECグリーンロケッツ東葛が勝利しました。
キウイブリーズが注目するのは、グリーンロケッツのアッシュ・ディクソンです。
また、マオリオールブラックスの経験もあるフレッチャー ・スミスは、今季での退団が発表されています。
試合は、開始直後からホンダヒートのペースでした。気迫が凄く、全力で勝ちに行ってるのが伝わってきました。
前半4分に先制トライを決めると、その後も14分と31分にもトライ。
ホンダヒートらしいアタックディフェンスができていましたし、前に出てグリーンロケッツにプレッシャーをかけていました。
一方グリーンロケッツは先週の良さが全く出ていません。。。
動き出しが一歩遅いのと、ミスが多かったです。ホンダヒートの勢いにのまれていたのかもしれません。
前半は、19-3でホンダヒートがリードします。
後半1分にホンダヒートの古田のハイタックルでシンビンとなったところで、グリーンロケッツのペースに変わりました。
後半4分にモールで押し込みジョージ・リサレがトライを決めたのをきっかけに巻き返していきます。
アッシュ・ディクソンは後半25分から入りました。まるでBKのようにずっと走っていました。
そして後半29分にトム ・マーシャルのトライで逆転!喜び合う選手たち!
しかし、後半これまで押されてきたホンダヒートが後半32分の根塚のトライで24-22とし、再度リードします。
そのまま後半40分を迎え、試合は24-22で三重ホンダヒートが勝利しました。
ホンダヒートは前半分の貯金(スコア差)があったから逃げ切れました。もしもあと10分あったらどうなっていたかわからないです。
後半ペナルティが多く、規律が守れていなかったように感じました。
トータルの勝ち点差により、試合には敗れましたがNECグリーンロケッツ東葛がディビジョン1残留となりました。
グリーンロケッツは前半のあの状態から後半修正してきたのは良かったと思います。
結果的に第1戦の大勝に助けられた形となりました。
また、第2戦でもハイランダーズでプレー経験のある田中史朗の良さが随所で見られました。
グリーンロケッツは17人が退団するということで来季は選手がだいぶ入れ替わりますが、アッシュ・ディクソンや田中史朗などベテラン選手がチームを牽引し、良い結果が出るよう頑張って欲しいです。
試合後に観客席に手を振るアッシュ
日本人より日本人らしい丁寧なお辞儀をしていました。
次は5/29(日)に行われるNTTジャパンラグビー リーグワン2022 決勝を取材する予定です。
ではでは
熊木
タグ : NECグリーンロケッツ東葛, アッシュ・ディクソン, フレッチャー ・スミス