投稿日 : 2022.6.11 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
ジャパンラグビーチャリティーマッチ2022 EMERGING BLOSSOMS vs TONGA SAMURAI XV レポート
6月11日(土)に秩父宮ラグビー場にて行われた、ジャパンラグビーチャリティーマッチ2022 EMERGING BLOSSOMS vs TONGA SAMURAI XVを取材してきました。
今年の1月に発生したトンガ北部海底火山の大規模な噴火によって甚大な被害を受けたトンガの被災地の復興支援と被災者救援を目的としたチャリティーマッチが開催されました。
日本代表に選出される可能性のある高いポテンシャルをもった選手が招集されるNDS(ナショナル・デベロップメント・スコッド)のメンバーを中心に編成される特別チームであるエマージング ブロッサムズと、
リーグワンからトンガ出身・トンガにルーツを持つ選手たちから編成されたトンガ・サムライフィフティーンズが対戦しました。
キウイブリーズが注目するのは、NDS(ナショナル・デベロップメント・スコッドのアシスタントコーチに選出されたアランド・ソアカイです。
現在、クボタスピアーズ船橋・東京ベイでアシスタントコーチをしています。
ハイランダーズでプレーし、その後クボタスピアーズに移籍しました。その際に取材したことがあります。
2011年の記事です。
http://kiwibreeze.jp/nz_friends/alando-soakai/
2016年に引退して、クボタスピアーズでコーチとしてスタッフに加わりました。
オタゴでもプレー経験があり、ジェイミー・ジョセフやトニー・ブラウンとルーツが同じなのも縁を感じます。
もう1つ注目するのは、試合前に行われるトンガの戦いの儀式シピタウです。オールブラックスでいうハカのような感じです。
この日のために毎日練習したそうです。迫力がありました。
先制したのは、前半8分エマージング ブロッサムズの主将田村!
前半22分にトンガ・サムライフィフティーンズもトライを決め追いつくも、エマージング ブロッサムも負けじとトライ!
茂野のトライは、トンガのミスからでした。ゲームに集中していたからのトライでした。
前半は、17-7でエマージング ブロッサムがリードします。
日本らしい速い展開で、ゲームをコントロールしていました。
後半も開始2分で竹山がトライするなど、エマージング ブロッサムは勢いがありました。
後半33分のテビタ・タタフのトライも凄かったです。6人位のタックルされても1人で突破するほどの圧倒的パワーのあるプレーでした。
試合は31-12でエマージング ブロッサムが勝利しました。
敗れはしたもののトンガ・サムライフィフティーンズは後半トライを決め意地を見せましたし、なにより短い期間で結成されたとは思えないほどチームが出来上がっていました。
個人的には、特にエマージングのラファエレが動きにキレがあり良かったと感じました。
試合後にセレモニーが実施され、そこでもシピタウが披露されました。
次は6月18日(土)に秩父宮ラグビー場にて行われる、リポビタンDチャレンジカップ2022 日本代表 vs ウルグアイ代表 を取材する予定です。
ではでは
熊木
タグ : EMERGING BLOSSOMS, TONGA SAMURAI XV, ジャパンラグビーチャリティーマッチ2022