投稿日 : 2023.8.6 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
リポビタンDチャレンジカップ2023 パシフィックネーションズシリーズ 日本代表 vs フィジー代表 レポート
8月5日(土)に秩父宮ラグビー場にて行われた、リポビタンDチャレンジカップ2023 パシフィックネーションズシリーズ 日本代表 vs フィジー代表 を取材してきました。
日本代表は先週のトンガ代表戦で今季初勝利を挙げ、フィジー代表戦がラグビーワールドカップ2023フランス大会前に国内で行われる最後の国際試合です。
フィジー代表はトンガ代表とサモア代表と対戦し連勝していて、現在は世界ランキング10位です。
リザーブでのスタートです。
試合前には、フィジー代表のウォークライ「シビ」が披露されました。
それを迎え撃つ日本代表!ちゃんと向き合っております。
前半立ち上がりに日本代表は敵陣で攻撃するも得点を奪えませんでした。
前半4分にカウンターからフィジー代表が先制トライします。
速い展開で一気にトライまで持って行かれてしまいました。
前半7分、怪我から代表に復帰し今年初出場だった日本代表ピーター・ラブスカフニがレッドカードで退場となりました。。。
先月のサモア戦でリーチ マイケルがレッドカードとなった時と同じく、日本代表は数的不利になりました。
そういった状況で、メンタリティ含め切り替えができていなくてチームがバラバラになってしまっているような感じがしました。
前半はフィジー代表が3トライを決め、21-0でリードして折り返します。
後半からクレイグ・ミラーが入りました。
後半に入ってからもフィジー代表は勢いがありトライを許しましたが、その後TMOにより3度ノートライとなりました。
後半の途中からは、フィジー代表も疲れてきていたこともあり、日本代表は1人少ない状況の中でもチームとしてやりたい流れができていたように思います。
後半28分、相手を引き寄せてから左へさばき、そこへ駆け込んできた長田が一気に敵陣ゴール手前まで突破し、トライまであと3メートルでした。
この一連の流れは、まさにトニー・ブラウン アシスタントコーチが考えるジャパンラグビーといえます。トンガ代表戦でもしていました。
後半31分ジョネ・ナイカブラ
トライの後はみんなで喜びを共有していました!
37分セミシ・マシレワ
フィジー出身の2人がトライを決めました。
入場者数は22,137人でした。
歓声が凄かったです!
試合は、35-12でフィジー代表が勝利しました。
15人でフィジー代表相手にどれだけやれるか見たかったという気持ちは正直皆あると思います。
日本代表は5連戦で1勝4敗という結果にはなりましたが、毎試合成長していますし、14人でなんとかやり切った点とこれからも選手とコーチ陣と一丸となり突き進んでいって欲しいです。
試合後、ジェイミー・ジョセフHCは日本語で「皆さん今日はありがとうございました。負けても勝ってもいつも応援してくれて本当にありがとうございました。」と観客へ感謝の言葉を述べました。
試合後にクレイグ・ミラーにインタビューしました。
Q. 今日の試合については残念な結果となりましたが、いかがでしたか?
A. フィジーは試合序盤の入り方がとてもよく、我々にプレッシャーをかけてきました。しかし、私はこのチームが出来る限りの力で戦い、後半は相手に大きなプレッシャーをかけられるような状況に持って行けたことを本当に誇りに思います。
Q. 約1週間のオフに入ると思いますが、ニュージーランドに帰るのですか?
A. いえ、ニュージーランドには戻りません。日本に残って、回復とリハビリをしっかりやって、願わくば次のステップ(ワールドカップ)の一翼を担えるようになりたいと思っています。
約3ヶ月日本に滞在していたトニー・ブラウン アシスタントコーチはオフ期間はニュージーランドで過ごすそうです。
久しぶりに家族との時間を過ごしてリフレッシュして欲しいです。
試合前のジョンへのタックル
犯人は先輩。。。
試合前この笑顔が見れるのは逆になんか感じました。
トニーは周りをすごく観察してバランサーみたいな役割をするコーチなので。。。
日本代表は8月15日(火)にラグビーワールドカップ2023フランス大会の登録メンバーが発表され、出発前最後の国内合宿として8月16~18日に東京都府中市にて合宿を実施します。
ではでは
熊木