ラグビートップリーグ第2節　東京・町田市立野津田公園陸上競技場で行われた、キヤノンvsヤマハの試合を取材しました。
結果は、35対16でヤマハがキヤノンを下しました。

ヤマハのストロングポイントであるスクラムで、キヤノンにプレッシャーをかけ、序盤からゲームを優勢に進めました。また、前半10分と早い時間にキヤノンFWの主軸アダム・トムソン(元オールブラックス)がオフサイドによりシンビンを与えられ、難しいゲーム展開をせざるを得ない状況になってしまったことも、キャノンの敗因と言えます。

ヤマハのSH矢富のゲームマネジメントがとても良かったと感じる試合でした。
彼も、サンウルブズの経験でより成長した様に思います。

ヤマハのメンタルの強さが光った試合でもありました。特に、キヤノンサイドでのプレーでは、トライを確実に決めボーナスポイントを勝ち取っていました。

キヤノンも後半チームを立て直し、10分に13番ハヴィリのトライでゲームをマネジメントするかと思われましたが、ヤマハの高い集中力でそれ以上のトライをあげる事が出来ませんでした・・・

試合後、アダム・トムソンにインタビューを行いました。

【今日の試合の感想】
ヤマハにペースを握られ、とても難しい試合になってしまいました。後半1トライを挙げましたが、もう少し早い段階でトライを挙げていれば試合の流れが変わっていたかもしれません。

【昨シーズンアダムからもらったブーツについて。何故、日本の国旗を入れたのか？】
それはもちろん日本が好きだからだよ。ずっと日本でプレーしたいと思っているし、キヤノンは良いサポートをしてくれるし、現在発展途上のチームだからね。強いチームに行くよりも、みんなで上位を目指して上がって行く方が自分のスタイルに合ってるよ。

インタビュー中、モスキート（蚊）に真剣にビクビクするお茶目なアダムが印象的でした。
また、初めてで、唯一カスタムメイドで作ったアダムのイニシャル＆背番号入りブーツにサインを入れてもらい、キウイブリーズのギャラリーに公開します。

展示用に貸し出しも出来るので、お気軽にご連絡をお願いします。

今シーズンもアダム・トムソンの活躍に期待します！

ではでは

熊木

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3月19日スーパーラグビー第４節、サンウルブズvsレベルズの試合を取材しに秩父宮ラグビー場に行ってきました。

雨のバッドコンディションでどうなるかと思いましたが、両チームとも集中してゲームが進みました。サンウルブズもチャンスがありながら中々トライまで至らず、ペースがレベルズに代わっていきます。

レベルズにはキヤノンイーグルスでプレーしているアダム・トムソン（元オールブラックス）と、

フォワードではリコーでプレーしていたタマティ・エリソン（元オールブラックス）の2人のベテラン選手がチームを引っ張っていました。

アダムのゲームマネジメント能力には脱帽しました。。。
ジャッカルやタックルやゲームの運び方等です。普段は陽気でDJやギターや旅などをしていますが、ベテランとして素晴らしいラグビー感覚を持ち備えています。

前半を11対6で折り返したレベルズは、後半8分　ベン・ミーハンのトライにより、それまでのサンウルブズのフォワードの集中力が切れたように思えました。
集中力というより連戦による疲労だったのかもしれません。試合後の会見では、ハメット監督は否定していましたが。。。

トップリーグと違い体力の消耗は激しいと思いますし、プレッシャーも相当だと思います。

試合は、35対9でレベルズが勝利しました！

試合後にアダム・トムソン

タマティ・エリソンを撮影しました。

両選手ともピース！日本に来た外国人が必ずと言っていいほどするポーズです（笑）

ミックスゾーンでアダム・トムソンよりサンウルブズへのコメント

「自分はサンウルブズの活躍や戦いに驚いています。スーパーラグビーというタフな大会で、限られた時間であれだけのチームを作りあげているからです。今回の試合のスコアには表れていませんが見ごたえのある試合をしていたと思いますので、初勝利まであまり時間がかからないと思います！」

また、アダムは今年もキヤノンイーグルスでタイトルを取れるように頑張るとの事でした。
自分としては・・・早く結婚をしてもらいたいです！

ではでは

熊木

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1月23日（土）LIXIL CUP 2016　5位決定戦　キヤノンｖｓトヨタの試合を取材しに、愛知県のパロマ瑞穂ラグビー場まで行ってきました！

小雪の降る中、両チームとも今期最終戦。トヨタに今期加入したロビーロビンソンは急遽メンバー外。。。
試合後、ロビーロビンソンに話を聞いたので明日のブログでアップします。

キウイブリーズでフォーカスしており、来日当初から取材しているアダムトムソン33歳。ニュージーランド学生代表時代から交流があるので10年以上の付き合いです。
アダムはアップ時も一人タンクトップ姿で、気合いが入っていることが伝わってきました。

試合は、トヨタの選手の強いFWに圧倒された結果となりました。
具体的には1対1での対応やアダムを抑える為、3人でカバーリング等。

キヤノンとしたら完敗のゲームだっと言えます。。。結果は48対17でした。
そんなプレッシャーの中1トライをあげたアダムトムソン。

さすがの一言に尽きます。今季は3トライで終わりましたが、チームには強烈なインパクトを残したと思います。

後半16分トヨタ13番イェーツスティーブンのトライタックルで負傷退場。左足の甲をあたりを痛めた様で、非常に痛そうでした。

試合後アダムに一言インタビューを実行！というのも、1試合目がトップリーグ史上初の延長戦となり試合時間が20分遅れでのスタートだったんです。。。

試合の感想は？

SHIT(失敗したり、うまくいかなかっ たりしたときに用いる語。)相当悔しかったと思います。

足の状態は？

SORE（痛い）

また、試合後スペシャルなスパイクを貰いました。

日本の国旗が入っていました。彼の日本好きとリスペクトが垣間見える瞬間でした。

また、日本のファンのみなさんも嬉しいのではないでしょうか！？

是非来季もキヤノンでプレーしてもらいたいです！
今週はラグビー記事になります。。。。神戸製鋼vsヤマハと、パナソニックvs東芝の試合のレポートもします。

ではでは

熊木

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1月16日（土）LIXIL CUP 2016キヤノンｖｓ近鉄の試合を取材しに、秩父宮ラグビー場へ行ってきました！

まず会場に着いて感じた事ですが、昨年までと比べ格段に観客数が増えていました。多くのファンの前でプレーする選手たちもどこか気合いが入っているように思えました。
試合は、24対18でキヤノンが接戦を制しました。

試合終了間際の近鉄の猛攻を振り切っての勝利！この結果は、次節のトヨタ戦に生きると思います。

また、近鉄もアダムを止めるのに3人でやっと。

彼は怪力の持ち主ですからね。。。前に腕相撲をしたことがあるのですが・・・結果は言うまでもありませんね。

試合後アダムへ、今回の試合の感想と来週の最終戦への意気込みを聞きました。

「ハードなゲームを勝利で終われて満足している。勝利は何よりも嬉しい。また、近鉄の試合に勝ち、昨年の順位を超えることが出来たことも嬉しいが、最後まで気を抜かず次節も勝利して5位で終わりたい。最終戦もファンの方にはサポートしてもらいたい。」

また、試合後チームメイトが待つパブで勝利の美酒を満喫していた。オンとオフがしっかりしている所も、プロという感じがしますね。

来週は、アダムの日本最終戦になるかもしれません！？

昨年の7位という順位を超え、23日に名古屋で5位決定戦が行われます。

ではでは

熊木

タグ : アダム・トムソン, オタゴ, キヤノン

2016年、初ラグビー取材を三ツ沢競技場で行いました！

リーグ戦上位８チームによる決勝トーナメントの準々決勝４試合が、各地で行われました。

３連覇を狙うパナソニックは46−6でキヤノンに圧勝。

パナソニックが、層の厚さ及び試合運びのうまさを見せつけた試合でした。

２季連続ベストキッカーで元ワラビーズのバーンズを欠く中、代役が活躍しました。
ハイランダーズとオタゴでプレーするヘイデン・パーカーが3ゴール、7ＰＧで27得点の快挙！

キヤノンも応戦していましたが、ラインアウトやポイントなど自身のミスで自滅してしまったという感じでした。

パナソニックは、キヤノンの攻撃をしっかり抑えているように見えました。

具体的には、攻撃のキーパーソンで今季ナンバーエイトとしてプレーしているアダム・トムソンをしっかり抑えたことが挙げられます。

彼のジャッカルや攻撃はかなりの脅威になると思いますが、ほとんど仕事をさせていなかったように感じました。

勝つべくして勝ったパナソニック！

試合後にキヤノンの監督もコメントしていましたが「気持ちいいくらいの完敗。選手たちも感じるものがあったでしょう」と、パナソニックとの実力差を認めていました。

マン・オブ・ザ・マッチはパナソニック: ヘイデン・パーカー

個人的には、オタゴ出身ということもあり第2の「トニー・ブラウン」になってもらいたいです！

試合後キヤノンのアダムに、大好きなツナマヨおにぎりを食べている最中にインタビューをしました。

今日の試合について？
No1のパナソニックとの試合だったので、とてもタフでしたがしょうがないと感じた。

今シーズンはナンバーエイトとしてプレーだがどう？

とても満喫している。自由にボールを持って突破出来るし、FWとBKをつなぐ重要なポジションだと思います。

来シーズンについては？

自分としては、日本という国もキヤノンというチームも好きなので、来年もプレーしたいと思っています。

残り2試合、全力でチームの勝利に貢献したいです。

また、23日の試合後休暇を少しもらい、スーパー16をレベルズプレーします。

ではでは

熊木

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8月15日に秩父宮ラグビー場にて行われた「ラグビー日本代表vs世界選抜」を取材して来ました。

ニュージーランドからは、
カール・ハイマン

アンドリュー・ホア

アリ・ウィリアムス

アダム・トムソン

アンディー・エリス

が選ばれました。

どの選手もオールブラックスの歴史に名を残したレジェンドです。
カール・ハイマンは水曜日に来日して、一日一回の練習をしただけであの試合をするところがプロですね。

さてさて試合のレポートをします。

世界選抜の代表キャップ数は620！
今年一番の対戦チームと言っても過言ではないでしょう。

ラグビーにはゲームの「流れ」が必ずあります。
その流れでトライをあげられるか、良いディフェンスや攻撃でペースを持っていけるか、それが重要な要素だと思います。
その経験の差がダブルスコアで日本代表を圧倒した原動力でしょうか。

しかしながらカーン・ヘスケスのトライはとても良かったと思います。

試合後カール・ハイマンとミックスゾーンで話しましたが、日本の展開の速さとバックスの強さには驚いていました。
体重差33kgを感じさせなかったです。また、低いタックルについても評価していました。

9月18日にイギリスで開幕するラグビーW杯のキーワードになることは間違いないですね。
個人的にはアイブスの怪我も気になります。彼のプレッシャーはW杯で必要だと思います。

☆カール・ハイマンから日本のファンの方へのメッセージ。

「日本の方はとてもフレンドリーで、とても良い経験が出来ました。
またいつか日本ラグビー界の為に協力出来ることがあったら、是非したいと思っています！」

※カール・ハイマンにスポットコーチ等要請がございましたら、キウイブリーズまでご連絡下さい！
母体のA Breezeでマネジメントをさせて頂きます。

最後に、試合で着ていたジャージを貰いました！
いつか日本かフランスで再会したいです！

カールは、ニュージーランドのキングスハイスクールに在籍していた時の2年上の先輩で当時から注目はされていましたが、ここまで有名になるとは思っていませんでした。。。
自分ももっと頑張って行こうと思いました。

彼は昨日早朝5時にホテルを出発しました。

月末にバーバリアンズとして行うサモア代表との試合をもって、引退するとのことです。
長い間本当にお疲れ様でした！

ではでは

熊木

タグ : World XV, アダム・トムソン, アリ・ウィリアムス, アンディー・エリス, アンドリュー・ホア, オールブラックス, カール・ハイマン