投稿日 : 2016.10.9 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
トップリーグ 2016-2017 第6節 キヤノン vs 豊田自動織機
ラグビートップリーグ第6節 キヤノンvs 豊田自動織機の試合を取材しに、熊谷陸上競技場へ行って参りました。
結果は、31対14でキヤノンが豊田自動織機を下し、今季2勝目を挙げました。
前半早々キヤノンのプレッシャーに押され、豊田自動織機はボールをキープすることが出来ず、思うようにゲームを運ぶことが出来ない状況でした。
その中で一際目立ったのは、元オールブラックスのアダム・トムソン。
NO8にも定着し、チームの攻守に渡って中心選手に成長した様に感じました。彼がボールを持つとなんかやってくれる!?って感じるのは私だけでしょうか。
また、キヤノンのFWの踏ん張りでピンチをチャンスに変えた場面もありました。
しかし、キヤノンも攻めている割にトライに繋げることが出来ていないので、そこがこれ
からの最重要課題になることは間違いないでしょう。
ラグビーもペースというものが存在し、良いペースの時にトライまで持って行く癖をつける必要があると思いますし、それがチームの士気を高めることにもつながると思います。
また、今日の試合展開でボーナスポイントが取れないと、後々順位にも響いてくると思います。
今季アダムの初トライを見る事が出来たのがこの試合での大きな収穫でした。
試合後本人も「やっととれた。」と喜んでいました。勝利が一番とは言っているものの「トライおめでとう」と伝えたらとても嬉しそうでいた。
監督も記者会見で言っていた通り、選手の起用方法も今後の課題であるように思います。
アダムは開幕からフル出場で試合を行っており、本人は認めていませんが、後半疲労の色が見えるのが私には分かります。
だからこそ、1試合オフを与える勇気も必要に思えます。
取材した際も、笑顔はあるものの「疲れた」とも言っていました。
この勝利が今後のキヤノンの躍進のきっかけになることを祈っています。
PS:今月末からのオフでは、タイで過ごすとのことでした。ゆったりとリラックスして、ラグビーのことを考えず心身ともに休めてもらいたいです。彼ももう34歳と、決して若くはないベテランになっているので。。。。
ではでは
熊木