投稿日 : 2024.4.1 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン3 第11節 清水建設江東ブルーシャークス vs マツダスカイアクティブズ広島 レポート
3月31日(日)に小田原市城山陸上競技場にて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン3 第11節 清水建設江東ブルーシャークス vs マツダスカイアクティブズ広島 を取材してきました。
ホストゲームですが、夢の島競技場改修のため今節は小田原市城山陸上競技場での開催となりました。
マツダスカイアクティブズ広島とは今季1勝1敗で、3度目の対戦です。
気温が高く夏のような暑さでしたが、風が強かったです。
キウイブリーズが注目するのは、清水建設江東ブルーシャークスのケイン ・ハミントン
リマ ・ソポアンガ
ともにハイランダーズでプレー経験があります。スターティングメンバーで2人が揃うのは今季初です!
前半3分に先制すると、その後も速いパス回しとランで圧倒して得点を伸ばしていきます。
前半35分にはリマ ・ソポアンガのリーグワン初トライが決まりました!
嬉しそうな表情が見られました。
前半は、40-5で江東BSがリードします。
後半開始直後にもトライが決まり、さらに点差を離していきました。
後半22分にケイン ・ハミントン、27分にリマ ・ソポアンガが交代しました。
試合は、71-17で清水建設江東ブルーシャークスが勝利しました。
合計11トライの快勝です!
以前と比較すると、チームとしてかみ合っていて、攻守のバランスが良かったです。攻撃のバリエーションが増えてサインプレーなども色々と試しているのがよく分かりました。
ただマツダスカイアクティブズ広島も後半抑えるべきところは押さえられていたと思います。
自分はフォトグラファーとしてピッチサイドにいるので選手の細かい表情や息遣いなどがより近くで感じられますが、清水建設江東ブルーシャークスはトライを決められたりペースを握られた時のメンタル面についてはまだ少し課題があるのかなと感じました。
プレーヤー・オブ・ザ・マッチはコンラッド ・バンワイクでした。
試合後には、ホストゲーム恒例の選手によるお見送り花道が行われました。
リマ・ソポアンガは試合後多くの方にサインをしていました。
アットホームな雰囲気で、選手・ファンが一緒になって勝利を喜ぶ姿が見られて良かったです。
試合後の記者会見では、
仁木監督「チームの練習グラウンドが神奈川県荏田なので、距離的には夢の島と小田原は大して変わらないですし、神奈川県には思入れがあるので、春を感じさせてもらえる場所で試合ができて良かったです」
白子キャプテン「陸上競技場でありながら観客と距離が近く、歓声、応援の声が選手たちに届きました。(小田原は)初めてでしたが、ホーム感がありました」
「前節日野戦では試合前に固い雰囲気があって、試合では空回りしてしまった部分がありました。今日は緊張感はありましたけど、その中でも大好きなラグビーを楽しもうと、今年のテーマはアグレッシブなのでアグレッシブにいこうと選手たちに話しましました」とコメントしました。
また、次節に向けては
仁木監督「クリタ戦用の戦いをするつもりはないので、基本的には夏からやってきたことを集大成でしっかりぶつけることだと思っています。そうすれば勝てる自信はありますし、選手たちもそう思っていると思います。しっかり準備して臨めるよう我々スタッフ一丸となって選手のサポートをやっていきたいと思います」
白子キャプテン「クリタさんはFWが大きくBKは速くてアグレッシブにどんどんアタックしてくるチームなので、自分たちが先制パンチを打てるよう1週間準備して試合に臨みたいと思います」
と意気込みを語りました。
試合後リマ・ソポアンガに独占インタビューを行いました。
Q. 日本での初トライおめでとうございます。今日の試合はいかがでしたか?
A. すごく良かったです。今日は天気も良かったし、楽しかったです。そして、自分たち自身とたくさんのファンのために良いパフォーマンスを披露できたことが何より嬉しいですね
Q. ケイン選手とハイランダーズとして2017年のライオンズ戦で一緒にプレーしていますよね?
A. そうですね。だから、ケインとプレーできるのはいつも嬉しいです。実は、僕たちはウェリントンで一緒に育ったんです。だからケインとは13~14歳くらいのときからの付き合いで。だから、日本で一緒にプレーすることになりとても嬉しいですね
続いてケイン・ハミントンです。
Q. 今日の試合はいかがでしたか
A. とても良い試合でした。他の選手とともに今日の試合に向けて良い準備ができていたと思います。ホームゲームでファンの前で勝てて嬉しいです
Q. リマとともに9・10番でプレーしてどうでしたか
A. 彼とはずっとプレーしているのでコンビネーションもやりやすいですし、話しやすいので問題を早く解決できて試合への理解力が増しました。彼は世界的プレイヤーなので、自分の仕事がすごくしやすかったです
試合後、家族から焼きそばとコーラをもらい嬉しそうなリマ・ソポアンガ
清水建設江東ブルーシャークスは次節4月7日(日)に駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場にてクリタウォーターガッシュ昭島と対戦します。
勝利した場合自動昇格の可能性が高いので、アウェイゲームですが頑張って決めて欲しいです!
ではでは
熊木
タグ : ケイン ・ハミントン, リマ ・ソポアンガ, 清水建設江東ブルーシャークス