3月24日(土)に秩父宮ラグビー場にて行われたスーパーラグビー 2018 サンウルブズ vs チーフスの試合を取材してきました。
結果は61対10でチーフスがサンウルブズを下しました。
ゲーム開始早々、サンウルブズの早いスピードでのゲーム展開をさせまいとチーフスが非常に強いプレッシャーをかけていました。
さらに、開始早々一気にゲームを終わらせるかのような厚みのある攻撃を仕掛けていました。
前半4分、タイラー・アードロンがこの試合のファーストトライ。
攻撃をしたら確実にトライをあげて自陣に戻るところは素晴らしかったですし、チームのムードも高まったと思います。
そしてキウイブリーズでも注目した、ダミアン・マッケンジー。
本当に素晴らしかったです。
彼の視野の広さとパスの選択・パスの速さ・周りの使い方は、生で見て本当に素晴らしい選手だと改めて感じました。
これからオールブラックスをリードしていく選手だと確信しました。
この試合で2トライを挙げ、MOMがあるなら間違いなく彼が選出されると思いました。
またオールブラックスのブロディー・レタリックのパワーもずば抜けていました。
自分が思っていたよりも足が速くパスが上手い選手で、なにより誰よりもハード-ワーカーでした。
昨年まで東芝でプレーしていたリアム・メッサムが急遽メンバー入り!
また秩父宮で見ることができました。
彼はMr.チーフスといっても過言ではないチーフス一筋の選手です。
スーパーラグビー後はフランスでプレーするため、日本には戻ってきません。
試合前写真を撮影していたときに自分を見つけこの顔!
チーフスはチームとしてもまとまりがあり、非常にハードワークをするチームでした。また、サンウルブズの少しのミス(判断の遅れ)から一気にトライまで持っていくことができるチームでした。
取材でしたが見ていて今年NO.1のゲームだったように思いました。
一方、今シーズンからサンウルブズに加入したリーチ・マイケル。
昨年まで3季在籍していた古巣チーフスとの対戦。非常にハードワークにプレーをしていました。
最後まで手を出し相手を止めようとする姿。
また前半36分のセミシ・マシレワのトライは、リーチのアシストからでした。ぎりぎりまでボールを持ってのパス。絶対に諦めないという気持ちを感じるプレーでした。
試合後、チーフスで最後までファンにサインや写真に応じたダミアン・マッケンジー。
人としても素晴らしかったです。
多くの選手がロッカールームに引き上げるなか、嫌な顔をせず丁寧に対応していました。
キウイブリーズ独占ダミアン・マッケンジーの写真です!
ゲームが終わったときにこの笑顔をされたら、人気が出ないはずがないと思いませんか!?
そしてリアム・メッサム!
またいつか日本でプレーを見たい選手です。
バスに乗るときには、多くのファンの方からの声援を受けてこの笑顔。
「ありがとう」と言っていました。
選手たちは昨晩中に飛行機で羽田空港を出国しました。
今の時間にはもうすでにハミルトンに戻っていると思います。
弾丸ジャパンツアーとなりましたが、少しでも満喫してもらえていたら嬉しいですね。
10月にはオールブラックスとして一部の選手が来日すると思うので、今から楽しみです。
次はワラターズ戦。そしてブルーズ(ニュージーランドのオークランドを拠点にしているチーム)がまた秩父宮にやってきます!
ではでは
熊木
タグ : sunwolves, サンウルブズ, チーフス