ホーム > NZブログ > トップリーグ

NZブログ

 各種条件で絞り込み

ニュージーランドの旬な情報や取材報告など、タイムリーな話題を綴っています。

投稿日 : 2016.10.22 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

トップリーグ 2016-2017 第8節 キヤノンvs パナソニック

トップリーグ 2016-2017 第8節 キヤノンvs パナソニック

ラグビートップリーグ第8節 キヤノンvs パナソニックの試合を取材しに、町田市陸上競技場へ行って参りました。
結果は、29対16でパナソニックがキヤノンを下しました。

IMG_2759

この試合を語る上で欠かせないのは、マンオブザマッチも獲得した195センチ/125キロの大型ウィング、タンゲレ・ナイヤラボロ。

IMG_2808

キヤノンの和田も2回飛ばし交代を余儀なくされるなど驚異のパワーを見せつけました。タックルした和田の表情が痛々しかったです。

負けはしましたが、最後の最後まで諦めずトライを狙ったキヤノンの闘志は、今後必ず生きてくると思います。

後半38分にキックを選択した所で、ほぼ全員の選手が「キック」と声を出していたのが、グラウンドでよく聞こえました。

IMG_2660

また、キヤノンのアダム・トムソンの疲労が考慮されて、途中出場でリフレッシュな試合が出来たと思います。

前節は途中交代をしたものの、スーパーラグビーからずっとラグビーをしていることもあり、この試合のベンチスタートという選択は重要だったように思えました。

その決断をした永友監督は、選手の状態をよく理解し考えられる監督だと感じました。

IMG_3055

また、タンゲレ・ナイヤラボロをしっかり止めるなど、ベテランとしての仕事もしっかりこなしていました。

また、ジャッカルなど素晴らしい動きも見せていました。

IMG_2664

キウイブリーズで注目しているパナソニックのリチャード・バックマンは、攻守に渡りチームに貢献していました。

特にディフェンスが良かったと思います。試合後に、来週の試合後のスケジュールを聞いたのでそれはまた後程。
試合後、アダム・トムソンとリチャード・バックマンにインタビューをしました。

IMG_3076

アダムは、大好きなツマナヨおにぎり2個を頬張りながらのインタビュー!笑
ニュージーランド学生代表として初来日した時の写真を見せたら「若くてハンサムだね」と、チームメイトに自慢していました。。。

また、キウイブリーズ独占情報。

昨年同様、トップリーグ後はスーパーラグビーでプレーをするのか?という問いに「身体をメンテナンスし、ゆっくりして日本だけでプレーする」とコメント。

日本を心底好きになっている模様です。
そして、これはまた後日ご紹介しますが、10月30日(Bチームの練習試合がある)のニュージーランドのイベントに出演するそうです。
キヤノンのチームにも承諾を得ているので大丈夫、とのこと。歌手の彼女の歌声も初めて聞けるので今から楽しみです!!!

また、リチャード・バックマンへもインタビューを行いました。

IMG_2880

本日の試合の感想は!?

前半はスローな展開でしたが、後半は多少改善をして良くなったと思います。また、ボーナスポイントを獲得して終われたことが良かったです。
来週の試合後の予定は!?

このアンサーもキウイブリーズ独占内容

バーバリアンズ「ホームグラウンドを持たず、数名の役員によって選ばれた世界一流選手で編成される、伝統あるラグビーユニオンクラブ」のトリップに参加します。

3試合をヨーロッパで行う予定です。

その後はパナソニックの宮崎キャンプに参加するので、休みがなくタフだけど楽しみです。

ではでは

熊木

タグ : , , , ,

投稿日 : 2016.10.10 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

トップリーグ 2016-2017 第6節 パナソニックvs NEC

トップリーグ 2016-2017 第6節 パナソニックvs NEC

ラグビートップリーグ第6節 パナソニックvs NECの試合を取材しに、熊谷陸上競技場へ行って参りました。
結果は、51対26でパナソニックがNECを下し、今季4 勝目を挙げました。

IMG_1722

この試合で注目したのは大学生初のトップリーガー、山沢拓也。若いうちからこのレベルで経験を積めるということは、必ず日本ラグビーにとってプラスになると思いますし、実際に日本選手権でもそうだった様に、大学生がどこまで試合をコントロール出来るのか見てみたいという気持ちもありました。
彼の10番のポディションはまさにゲームメーカーと言っていいポディションであり、攻守に渡り指示をする、司令塔みたいな役割があると言えます。

IMG_1704

さて、そんな中での結果ですが、初トライを決め、キックでは6ゴール3PGの計26点を獲得と、かなりチームの勝利に貢献していました。また、地元でのマンオブザマッチに選ばれるなど素晴らしい才能を目の当たりにしました。
若い彼の今後にも注目して行きたいと思っています。

IMG_1796

また、センターのリチャード・バックマンは独特なステップでNECの選手を交わし、ベテランのヒーナンも安定したプレーを披露していました。

IMG_1970

前にも記事で書いた通り、パナソニックは若手とベテランのバランスが取れて来ていると思います。日本代表のキャンプがあり代表の試合もある。そんな過酷なスケジュールの中で、主力が代表に招集されたことを想定したチーム作りを行っているのだと思います。
史上初の4連覇がかかる中、今後のチームの成長を考えた選手起用など、若手の育成に注力しているロビー・ディーンズ監督の采配は、やはりトップクラスの監督と言えるのではないでしょうか。普通(自分)だったら今の采配は勇気が無く出来ないと思います。

試合後、リチャード・バックマンに今回の試合の感想と今後についてインタビューを行いました。

本日の試合の感想は

ストップ・スタートなゲームをしてしまった。また、前の試合より早かったように感じました。攻撃では良い動きをすることが出来ましたが、ディフェンスでもう少し向上できると思うので、トレーニングで改善していきたいと思っています。

パナソニックプレー後、スーパーラグビーではハイランダーズでプレーをするのか

はい。1月からハイランダーズでプレーをすることが決まっています。パナソニックのアドバイザーのトニー・ブラウンが監督でエキサイティングに思うし、とても心強いです。

IMG_1999

取材後はファンの方へサインをしていました。

ではでは

熊木

タグ : , ,

投稿日 : 2016.10.9 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

トップリーグ 2016-2017 第6節 キヤノン vs 豊田自動織機

トップリーグ 2016-2017 第6節 キヤノン vs 豊田自動織機

ラグビートップリーグ第6節 キヤノンvs 豊田自動織機の試合を取材しに、熊谷陸上競技場へ行って参りました。
結果は、31対14でキヤノンが豊田自動織機を下し、今季2勝目を挙げました。

前半早々キヤノンのプレッシャーに押され、豊田自動織機はボールをキープすることが出来ず、思うようにゲームを運ぶことが出来ない状況でした。

その中で一際目立ったのは、元オールブラックスのアダム・トムソン。

IMG_1582

NO8にも定着し、チームの攻守に渡って中心選手に成長した様に感じました。彼がボールを持つとなんかやってくれる!?って感じるのは私だけでしょうか。

また、キヤノンのFWの踏ん張りでピンチをチャンスに変えた場面もありました。
しかし、キヤノンも攻めている割にトライに繋げることが出来ていないので、そこがこれ
からの最重要課題になることは間違いないでしょう。

IMG_1596

ラグビーもペースというものが存在し、良いペースの時にトライまで持って行く癖をつける必要があると思いますし、それがチームの士気を高めることにもつながると思います。

また、今日の試合展開でボーナスポイントが取れないと、後々順位にも響いてくると思います。

IMG_1607

今季アダムの初トライを見る事が出来たのがこの試合での大きな収穫でした。

試合後本人も「やっととれた。」と喜んでいました。勝利が一番とは言っているものの「トライおめでとう」と伝えたらとても嬉しそうでいた。

監督も記者会見で言っていた通り、選手の起用方法も今後の課題であるように思います。
アダムは開幕からフル出場で試合を行っており、本人は認めていませんが、後半疲労の色が見えるのが私には分かります。

IMG_1665

だからこそ、1試合オフを与える勇気も必要に思えます。
取材した際も、笑顔はあるものの「疲れた」とも言っていました。

この勝利が今後のキヤノンの躍進のきっかけになることを祈っています。

IMG_1575

PS:今月末からのオフでは、タイで過ごすとのことでした。ゆったりとリラックスして、ラグビーのことを考えず心身ともに休めてもらいたいです。彼ももう34歳と、決して若くはないベテランになっているので。。。。

ではでは

熊木

タグ : , , ,

投稿日 : 2016.10.1 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

トップリーグ 2016-2017 第5節 パナソニックvs NTTコム

トップリーグ 2016-2017 第5節 パナソニックvs NTTコム

ラグビートップリーグ第5節 秩父宮ラグビー場で行われた、パナソニックvs NTTコムの試合を取材しました。
結果は、42対14でパナソニックがNTTコムを下しました。

この試合で注目したのは、オタゴハイランダーズでスパーラグビー2015の優勝メンバーとして活躍した「リチャード・バックマン」。

IMG_1184

現在27歳という最高に脂の乗った年齢で、良いコンディションの選手です。

実際に日本での試合を生で見たのはこれが初めてでしたが、独特なステップをする選手でディフェンスにも貢献をしていました。
彼のトップリーグデビューは、前節のサントリー戦。このサントリー戦でトップリーグ初トライを挙げていました。BKは戦術を理解するのに時間がかかると言われているので、このタイミングでスターティングに入るという事は、理解力が高い選手だと言えるでしょう。

さて、そのバックマン選手が所属するパナソニックですが、ベテランと若手の融合がうまく出来ているチームだと思います。

IMG_1259

その中でもこの試合でキーとなるプレーヤーだったのはやはり、田中選手。彼の素晴らしいゲームコントロールには脱帽です。

IMG_1291

また、物怖じせずNTTコムのNO.8アマナキ・レレイ・マフィにタックルしに行く姿がとても印象に残りました。
足元にタックルをしているのが田中選手。

他にも、私の高校の先輩にあたるトニー・ブラウンが現役だったころからプレーしている、LOのヒーナン。

IMG_1262

この試合でもトライを挙げるなど、ベテランとしての存在感がありました。

彼も、トニー・ブラウン在籍時代から見ている選手ですが、トライの嗅覚を持ち、チームの士気を高められる選手のように感じます。

試合に関して、前半はパナソニックの思う通りのゲーム運びで折り返すことが出来ていました。23対0。

後半はNTTコムのペースになる場面も多々ありましがた、この試合のゲームキャプテンを務めた大ベテラン、北川が後半ロスタイムにトライを挙げ、トータル5トライでボーナスポイントを獲得しました!

試合後、リチャード・バックマンにインタビューを行いました。

IMG_1508

◆日本のラグビースタイルについて

とても「速い」と感じています。
これに対応できる様に、もう少しフィットネスを上げる必要があると思っています。
もっとトレーニング強化してカバーしたいです。また、チームとしてもっと勝利に貢献したいです。コンタクトレベルも非常に高く、良い経験になっていると思います。

◆日本の印象は?

まだ滞在期間は短いですが、素晴らしい国だと思っているよ。パートナーも満足していますし、日本の文化や食べ物も満喫しています。

Kiwi Breezeとしても今後のリチャード・バックマンの活躍に期待しています。

次回のブログでは高校の先輩「トニー・ブラウン」(パナソニクのアドバイザーとラグビー日本代表のアシスタントコーチ)をこの日偶然秩父宮ラグビー場で発見したので、その内容について書きます!

IMG_1507

キウイブリーズだけの情報になると思います。

ではでは

熊木

タグ : , ,

投稿日 : 2016.9.22 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

トップリーグ 2016-2017 第4節 キヤノンvsリコー

トップリーグ 2016-2017 第4節 キヤノンvsリコー

ラグビートップリーグ第4節 秩父宮ラグビー場で行われた、キヤノンvsリコーの試合を取材しました。
結果は、25対20でリコーがキヤノンを下しました。

どちらが勝ってもおかしくない試合でした。

IMG_9368

キヤノンの方がチャンスを物に出来ず、トライを奪えない歯がゆい試合展開だったように思います。

また、ボールをワイドに動かすことが出来ず、相手の陣地に入ってもトライを挙げることが出来なかったのが大きな敗因であったと思います。

IMG_9326

強力なFW陣がボールを持ったところリコーの早い数名でのフォロー。

次節に向けてしっかりと修正をして、サントリー戦を迎えてもらいたいと思います。

IMG_9246

試合後、元オールブラックスのアダム・トムソンに取材しようとしましたが「angry (怒っている)」と「Tired(疲れた)」とだけ言って、ミックスゾーンを出て行きました。

これまで4年ほど取材をしていてこのような姿は見たことがなかったので、今回の敗戦はよっぽど悔しかったのだと思います。
いつもひょうきんでジョークを言ったりする彼が見せた姿。「自分がチームを引っ張る」と言っていた彼の本気を見た気がしました。

しかし、ファンにはサインや写真対応をきちんとする姿勢はやはりプロでした!
人としても素晴らしい選手です。

IMG_1208

昔の写真を整理していたところ、アダムがニュージーランド学生代表として来日した写真が見つかりました!今とあまり変わっていないですよね!?また、ソックスが!!!

IMG_9635

本日の一枚。監督の真一文字に口を結んだのこの表情・・・
必ず次の試合ではやってやる!という表情でした。

ではでは

熊木

タグ : , , ,

投稿日 : 2016.9.12 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

トップリーグ 2016-2017 第3節 東芝 vs キヤノン

トップリーグ 2016-2017 第3節 東芝 vs キヤノン

ラグビートップリーグ第3節 日産スタジアムで行われた、東芝vsキヤノンの試合を取材しました。
結果は、21対19で東芝がキヤノンを下しました。

2019年にラグビーワールドカップ日本大会の決勝戦が行われる日産スタジアム!
なんと、トップリーグの試合が開催されるのはこれが初!Jリーグの取材で訪れた事は何度もありましたが、ラグビーとしては初めての開催となれば行かなくては!!と思いました。

IMG_9878

キヤノンにはキウイブリーズでフォーカスしている元オールブラックス、アダム・トムソン。

IMG_0052

東芝には、今シーズンより加入したコーリー・ジーェン(元オールブラックス)が所属しています。
日本にはジュニアオールブラックスやオールブラックスで来日したことがありますが、今シーズンは初めて見ました。

IMG_9988

BKをけん引するリチャード・カフイ(元オールブラックス)がチームをどう引っ張って行くか!?

IMG_9874

また、オールブラックス時代、同じポディションを競い合っていたリアム・メッサム(元オールブラックス)の激突も楽しみでした。

IMG_9933

アダムのタックルにメッサムのこの表情!

【試合のレビュー】

東芝はトライを取りきる力や経験がキヤノンを多少上回り、前半早々ペースを握り、途中キヤノンが逆転しましたが最後の最後2分で逆転。勝ちきった所が素晴らしい!

キヤノンは90分間試合に集中し、昨シーズンに比べても確実にリザーブのメンバーも含めFWの底上げがされているように感じました。ただ、ラインブレイクした後が課題の様に思えました。

IMG_0011

また、今シーズンから加入したコーリー・ジェーンはラストパスのトライをアシスト。冷静に慌てず処理したところは流石だと感じました。

【恒例の試合後アダム・トムソン(キヤノン)インタビュー】

・日産スタジアムで試合をした感想は?
良かった。スタジアムは大きくて芝も綺麗で、とてもいい経験が出来た。

・今シーズンのトライの目標は?
自分のトライ数よりチームの勝利に貢献したいと思っているので、トライ数はあまり気にしていない。

・試合の終盤接触で頭をぶつけたが誰と接触したか?また、次節は大丈夫か?

IMG_0198

リチャード・カフイ。普段は友人だが試合となれば当たり前。ちょっと痛いけど大丈夫。

試合後はお気に入りのツナマヨおにぎりで恒例のピース!

IMG_0202

また、東芝の元オールブラックス選手と談笑していました。

本日のベストショット!本気度が伝わる一枚!

IMG_9995

次は16日(金)のキヤノンVSリコーの試合を取材しに行きます!

また、試合後のピッチが気になります。

IMG_0133

土曜日に横浜Fマリノスとアルビレックス新潟の試合が。。。

ではでは

熊木

タグ : , , ,

5 / 6« TOP...3456

What's new!

More >

Kiwi Breezeの更新情報です。

登録日 : 2018.5.8

NZフレンズに「Clive Jones」をアップしました!!

登録日 : 2018.4.10

NZフレンズに「野村祥恵」をアップしました!!

Twitter

NZ Information