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ニュージーランドの旬な情報や取材報告など、タイムリーな話題を綴っています。

投稿日 : 2018.9.22 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

ニュージーランドワイン会「シレーニ・エステート」の会

ニュージーランドワイン会「シレーニ・エステート」の会

こんにちは。

昨晩、毎月恒例のワイン会を開催させて頂きました。
今回のテーマは「シレーニ・エステート」。

シレーニ・エステートは、ホークスベイにあるワイナリーで、現在、日本に輸入されているニュージーランドワインの中で、輸入量No.1を誇っています。

ローマ神話に登場する酒の神であるバッカスの従者であり、「おいしいワイン、食事、そして素晴らしい仲間」との生活を楽しんだとして知られている、シレーニ神に由来して名づけられたワイナリーです。

実際に、食事との相性を重視し、お手ごろ価格のワインを楽しんでもらうことをシレーニ・エステートはモットーとしています。

そんなシレーニ・エステートから、今日は7種類のワインをセレクトしてご用意させていただきました。

1)ヌーヴォー ソーヴィニヨン・ブラン2018

乾杯は、良く冷やしたヌーヴォーのソーヴィニヨン・ブランをご提供させていただきました。

北半球とは季節が正反対の南半球ニュージーランドでは、2018年のブドウの収穫がすでに終了し、2018年ヴィンテージのワインが、続々と登場しています。

特にこのヌーヴォーは7月から発売されているのですが、グレープフルーツのような果実のアロマに、爽やかなハーブのニュアンスが重なり、はじけるようなフレッシュさが特徴のソーヴィニヨン・ブランです。

お食事としては、「エビとアボカドのマリネ」をご用意。

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ハーブのニュアンスが強く、爽やかなこちらのソーヴィニヨン・ブランに合うように、レモンとライムで爽やかに、さっぱりと頂ける様に工夫しました。

2)ヌーヴォー ピノ・ノワール2018

続いては、同じくヌーヴォーとしてソーヴィニヨン・ブランと同時に発売されたピノ・ノワールをご提供しました。

こちらのピノ・ノワールは爽やかなチェリーや、いちごやスミレの花など、上品な香りが広がります。まさにフレッシュなお花畑のような新酒で、香りも味も、軽やかな気持ちにさせてくれる1本です。

お食事には「野菜とキノコのトマト煮込みスープ」をご用意しました。

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急に涼しくなってきた昨今、温かいスープとフレッシュなピノ・ノワールをあわせていただきました。

3)スパークリング ソーヴィニヨン・ブラン[NV]

ここからは、スパークリングワイン5種類をセレクトし、順次お出ししていきました。

まずはスパークリングのソーヴィニヨン・ブランです。

こちらには、中華風の味付けのものにマリアージュさせたいと思い、「イカとセロリの中華風塩炒め」をご提供しました。

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セロリの風味と、しょうがと紹興酒で味付けしたイカから出た旨みを、やや辛口のこちらのスパークリングワインが綺麗に流してくれる、そんなマリアージュができたように思います。

4)スパークリング シャルドネ[NV]

シャルドネは、一瞬本当にシャルドネ?と感じさせるほどに強い柑橘、特にレモンのニュアンスが色濃く、爽やかな辛口に仕上がっていました。

あわせていただいたお食事は、「豚とレンコンのすり身揚げ」です。

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バゲットにパテをたっぷりと乗せて、油で揚げました。

さっぱりとしつつも、辛口のこちらのワインが、揚げ物によく合ったのではないかと思います。

5)スパークリング ピノ・グリ[NV]

ピノ・グリの方は、ライムの皮を連想させるような柑橘と程よい苦味があり、こちらもシャルドネと同じく辛口スタイルです。

シャルドネとピノ・グリ、飲み比べると違いがハッキリ分かる2種類ですが、逆に飲み比べる機会もほとんどないと思いますので、面白かったのではないかと思います。

お食事としては、こちらも中華メニューからチョイスしました「よだれ鶏」をお作りしました。

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じっくりと蒸しあげ、うまみを凝縮させた鶏肉に、たっぷりの中華タレを絡めてお召し上がりいただきました。

中華のタレは後味が口に残るものですが、柑橘をベースに持つこちらのピノ・グリのスパークリングが、綺麗に洗い流してくれたように思います。

6)スパークリング ロゼ[NV]

ロゼもこの次にお出しするスイートメルローも、シレーニが得意とする「メルロー」というブドウ品種を使ったワインです。

ロゼの方が辛口ですが、それでもほんのりと完熟したプラムのようなメルローの特徴のニュアンス、果実味、柔らかな甘さを見出すことができ、非常にフルーティーな1本です。

こちらのワインには、じっくりと赤ワインとデミグラスソースで煮込んだ「ボロネーゼのパスタ」をご用意しました。

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デミグラスソースで引き出された合挽き肉の旨みが、辛口の中にもしっかりとメルローの果実味のニュアンスのあるこちらのロゼに引けを取らずにマッチしたのではないかと思います。

7)スパークリング スイート メルロー[NV]

ここまででおなかいっぱいという声も聞かれましたが(笑)

最後にデザートとして、「黒糖蒸しパン with マヌカハニー」をご用意しました。

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ワイン会の間に蒸しあげ、あつあつ、ふわふわのパンにマヌカハニーをつけて召し上がっていただいたところ、皆さんから大絶賛を頂きました。

蒸しパン単体でも黒糖の柔らかな甘みを感じられますし、マヌカハニーを塗っていただくと、より濃厚な味わいの蒸しパンとなり、手が止まらないという嬉しい感想を頂きました。

そこにあわせていただいたのが、スイートメルローです。名前の通りにやや甘口に作られたメルローのスパークリングで、色も美しい濃い紫色をした、珍しいスパークリングワインです。

こちらの甘さと、黒糖やマヌカハニーの甘さは決してお互いがぶつからず、それぞれに協調しあったマリアージュになったと思います。

今日のワイン会は、いつもより少人数ながらも、まさしくシレーニ神が愛したように、ワイワイと楽しく盛り上がる会となりました。

みんなでおなかいっぱいになりながら、最後に記念写真を撮影。

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

我妻

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投稿日 : 2018.6.25 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

「樹の花」にて出張ニュージーランドワイン会開催しました

「樹の花」にて出張ニュージーランドワイン会開催しました

こんにちは。

先日、東銀座にある隠れた名店「樹の花」にて、ニュージーランドワイン会を開催させて頂きました。

樹の花は歌舞伎座のすぐ近くにある喫茶店で、1979年に創業。

あのジョンレノンとオノヨーコも来店した隠れた名店で、創業以来東銀座の一等地で長く経営されているカフェです。

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ハンドドリップで淹れるコーヒーの他、本格インドカレーやケーキも充実していて、ゆったり静かに時間を味わえる素敵な空間なんです。

樹の花:詳しくはこちら

そんな素敵な場所をお借りしまして、このたびニュージーランドワイン会を開催させて頂きました。

いつも通り、ワインのセレクトとお料理を担当させていただき、今回はリーズナブルな価格設定ということもあり、4本+スペシャルワイン1本という構成でご提供しました。

13名のお客様とともにスタートした会は、スパークリングワインにて乾杯しました。

1)ワインポートフォリオ マンスフィールド&マルシュ メソッドトラディショナル[NV]
or ワインポートフォリオ ミミ メソッドトラディショナル[NV]

ホークスベイにある「ワインポートフォリオ」というワイナリーの作る、カジュアルなスパークリングワインです。

伝統的なシャンパーニュ地方と同じ製法で作られているにもかかわらず、お手ごろ価格で飲みやすく、果実のテクスチャーや複雑味を感じられる1本です。

マンスフィールド&マルシュのほうがやや辛口、ミミの方がやや甘めで、どちらかお好きのものを選んでいただきました。

こちらには、前菜として「ピンチョスとキャロットラペ」をご用意。

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少し酸味の利いたキャロットラペが、スパークリングワインとマッチしたのではないでしょうか。

2)サイフリード・エステート オールドコーチロード ライト・ソーヴィニヨン・ブラン2017

こちらはアルコール度数をやや抑え目に作られていて、酸味やフレッシュさのしっかりした、ソーヴィニヨン・ブランです。

梅雨の季節や、これから暑くなる季節、良く冷やしてお召し上がりいただくと、とってもフレッシュに美味しく飲める1本です。

こちらには、「魚介のセビーチェ(マリネ)」をあわせていただきました。

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レモンやライム、ワインビネガーを利かせた魚介が、ソーヴィニヨン・ブランを引き立ててくれたと思います。

3)クーパーズ・クリーク シルバーポイント ピノ・ノワール2016

フレッシュな果実味とふくよかなベリーやチェリーの香りが口いっぱいに広がりながらも、優しくシルキーな飲み口で、まさにニュージーランドのピノ・ノワールの特徴がしっかり表現されている1本です。

香りの豊かさに、多くの方が驚きの声を上げてくださいました。

お料理は、「スペイン風オープンオムレツ~ジェノバソースを添えて

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お肉料理をメインにあわせるイメージの多いピノ・ノワールですが、味付け次第では、こういった卵料理にも良く合うんですよ。ジェノバソースがポイントです。

4)クーパーズ・クリーク ローンカウリ メルロー&マルベック2009

ピノ・ノワールとは対照的な、フルボディーでしっかりとしたメルロー&マルベックをご用意しました。
プラムやダークチェリー、しっかりと利いたパワフルなタンニンと酸味、そして土の香り。バランスよく混ざり合う、デイリーワインとして最高の1本です。

こちらには、「キャベツの肉巻き~照り焼き風味~」をご用意しました。

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和風に味付けしたお肉料理ですが、こちらのワインに良くマッチしていたのではないかなと思います。

そして最後に、マヌカハニーから醸造された蜂蜜酒「ファーストナイト」をご用意しました。

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マヌカハニーの持つ芳醇な香りと、シトラスの爽やかな香り、優しい甘みとすっきりした味わいを味わえるので、デザートワインや最後の1本として大変お勧めです。

実は今回が樹の花さんとのコラボレーションのファーストナイトであり、樹の花さんにとっても、数年ぶりのワインイベントだったということで、この1本をプレゼントさせていただきました。

特にこのワインは皆様にも大好評で、たくさんの美味しいというお声を頂きました。

おかげさまで今回も大盛況に終わり、皆さん大変楽しそうにお帰りいただけたことが何よりでした。

しかし、ニュージーランドというテーマで声をかけると、ニュージーランドに縁のある方が多くいらっしゃるのですね。

今回はニュージーランドに留学していた、住んでいた、行き来しているという方が、3分の1もいらっしゃいました。

今後もまた樹の花をはじめ、色々な場所、レストランにてワイン会を開催予定です。
どうぞご期待くださいね。

我妻

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投稿日 : 2018.2.17 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

ニュージーランドワイン会「メルロー」の会

ニュージーランドワイン会「メルロー」の会

こんにちは。

昨日、毎月恒例となっている私主催のワイン会を開催させていただきました。

毎回違うテーマで開催させていただいているワイン会、今回のテーマは「メルロー」です。
メルローは、フランスのボルドーを発祥地とする赤ワイン用ぶどう品種で、プルーンのような熟した黒い果物の香りが特徴です。

また、酸味やタンニンは強くなく、「シルキー」「絹のような」「なめらかな」という表現をされるとおり、芳醇でまろやかな味わいも長所の1つです。

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多くはカベルネ・ソーヴィニヨンやカベルネ・フランとブレンドされる「ボルドースタイル」のワインに多く使用されることが多いですが、メルロー単体のワインも多くつくられています。

メルローは比較的病気に強く、栽培しやすい品種といわれており、日本でも作られているのですが、ニュージーランドでも美味しいメルローのワインが作られています。

今回はメルローの生産を得意とするワイナリーのメルロー単一品およびメルロー主体のブレンドの計6本を集めました。

乾杯の1本目は、シレーニ・エステート セラー・セレクション スパークリング・メルロー・スウィートをお出ししました。こちらはメルロー100%のスパークリングで、世界的に見てもとっても珍しいのではないかと思います。

ほんのりと甘く、どんどん飲めてしまうこちらのスパークリング、ある意味危険なワインです(笑)

今回も参加者から、「おいしい~」という声をたくさん頂きました。

そんな飲みやすいこちらのスパークリングにあわせたのは、「ベーコンとたまねぎの彩り野菜サラダ」です。

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ドレッシングもやや甘めの特製たまねぎドレッシングをご用意しました。その甘さとベーコンの香りが、スパークリングを引き立ててくれたと思います。

続いて2本目は、同じくシレーニ・エステート セラー・セレクション メルロー2016です。

日本で一番売れているニュージーランドワイン、シレーニは、デパートなどに入っているワインショップでよく見かけます。

シレーニでは、たくさんの品種のワインを作っていますが、実はチーフ・ワイン・メーカーであるグラント・エドモンズ氏は「ミスター・メルロー」と呼ばれるほど、メルローを用いた赤ワインを最も得意としているんです。

フローラルで華やかなプラムのような香りが強く、飲みやすくも深みのあるこちらのメルロー。さすが、ニックネームの通りだなと思います。

このワインに合わせたのは「ツナとアボカドのブルスケッタ」。

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サクッと楽しんでいただけるお食事をご用意しました。

3本目はナタラワ・ワインズのステイブルズ メルロー2015です。

ナタラワ・ワインズはホークスベイの土地の高い潜在力に注目し、ワイナリーが設立されたのは1981年。ニュージーランドにおけるブティックワイナリーの先駆けとなる存在です。

お食事としてあわせたのは「エリンギとマッシュルームのソテー~醤油風味~」です。

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赤ワインはどうしても洋食に合わせがち。しかし、香ばしい香りを引き立てるお醤油は、赤ワインととってもマッチするんです。

4本目はオイスターベイ メルロー2015をお出ししました。

オイスターベイは、上場企業であるデレゲート・ワイン・エステート(Delegats Wine Estate)が1990年に設立した、ニュージーランド最大級であり、世界的に見ても知名度の高いワイナリーです。

ベリーのアロマにプラムの濃厚さ、やわらかな樽のニュアンスと、スパイス香、そして最後にほんのりと甘さを感じる、エレガントで飲みやすいメルローです。

こちらも、リーズナブルでとても美味しいメルローでした。

お食事としてあわせていただいたのは、「照り焼きチキン」です。

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甘めに濃厚なタレをしっかりチキンに絡めて、作らせていただきました。

この甘く、濃厚な醤油ダレが、スパイスが長く続くオイスターベイのメルローにマッチングしていたのではないかと思います。

ちなみにこのタレは焼き鳥にも通じるものがあり、メルローと焼き鳥は「意外だがよく合う」マリアージュとして、知られています。

5本目は大沢ワインズ フライングシープ メルロー&カベルネ・ソーヴィニヨン2014です。

「海外で農業をしたい」という長年の夢を実現すべく、色々な農業国を視察した結果、ニュージーランドでワイン造りを始めることを決意した大沢泰造氏。

「安全で美味しいワイン造りは、最高のぶどうを作る事から始まる」という信念の元、ニュージーランドで高級ワインを作り続けている、日本人経営者のワイナリーです。

お食事としてあわせたのは「豚と牛のデミグラスソース・ボロネーゼ」です。

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メルローとボロネーゼは、王道の組み合わせでもあると思いますが、デミグラスソースもカベルネ・ソーヴィニヨン主体の赤ワインで、じっくり煮込んで作りました。

最後の6本目は、同じく大沢ワインズ プレステージ・コレクション メルロー&カベルネ・ソーヴィニヨン2013です。

こちらは厳選された区画で特別に作られたブドウを用いて丁寧に作られ、20ヶ月の樽熟成を経てリリースされます。

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完熟した果実味が非常にまろやかに、柔らかくなり、またオーク樽の柔らかなニュアンスが非常に深みを作っている、とても完成度の高いワインです。

参加者の方が、香りだけでずっと楽しめるとおっしゃっていましたが、まさにそんなアロマティックで芳醇なワインでした。

こちらに合わせたのは、「ラムチョップの赤ワイン煮込み」です。

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ラムチョップを柔らかく、じっくりスパイスを使って煮込み、大沢ワインズのプレミアムなワインを引き立てるように味付けさせていただきました。

6本全く違う表情を持つこと、メルローというワインの幅広さと、お食事との合わせやすさに、皆さんとても驚いて、また喜んでくださいました。

最後に今回も参加者の皆様で集合写真を撮影。

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ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!

我妻

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投稿日 : 2018.2.5 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

京都でニュージーランドワイン会を開催させていただきました!

京都でニュージーランドワイン会を開催させていただきました!

こんばんは。

昨日は、東京でのワイン会の様子をご覧頂いていた方が企画、招聘してくださり、京都にてワイン会を開かせていただきました。

今回は現地在住のシェフに料理を担当していただき、私はワインの選定と全体の監修をさせていただきました。

会場は京都らしく、清水に程近い町家の一室をお借りし、アットホームな形でワイン会を開催いたしました。

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今回は特にマリアージュに力をいれ、シェフとは何度もやり取りをさせていただいて決定したメニューです。

選んだワインはニュージーランドを代表する4ワイナリーの4本。何を選んだかは、このあとの記事を読み進めてくださいね。

さて、一本目、乾杯のドリンクとして選ばせていただいたのは、「オイスターベイ」スパークリング キュヴェ・ブリュット[NV]です。

オイスターベイはアメリカで最も売れているニュージーランドワインで、マールボロ地方にある牡蠣の養殖が盛んな湾に由来して、名づけられたワイナリーです。ポリシーのひとつとして、牡蠣に合うワインを造るということを掲げています。

そんなオイスターベイのスパークリングは、100%シャルドネで作られている、とても珍しいワインです。爽やかな柑橘系や白桃のフルーティーな香り、ブドウが持つ果実味あふれるエレガントさと、すっきりとした後味が楽しめるスパークリングワインです。

乾杯後、爽やかなこちらのスパークリングワインを飲まれたお客様から、思わず「美味しい」という一言が漏れます。
この美味しいを聞くのが、私として何より嬉しい瞬間のひとつだったりします。

フードマリアージュとしては、前菜の王道でもある、
「生ハム」

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「スモークサーモンのブルスケッタ」

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そしてオイスターベイのコンセプトを踏襲させていただき、

「牡蠣のコンフィ~九条ねぎと柚子のかおり~」

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の三種をお出しさせていただきました。

九条ねぎは京都ならではの食材として、「オイスターベイ×京都」をイメージして、使っていただいたものです。

それぞれのフードマリアージュを楽しんでいただけたのではないかと思います。

続いて二本目は、王道「クラウディーベイ」のソーヴィニヨン・ブラン2017です。

Kiwibreezeの読者の皆様はご存知だと思いますが、ニュージーランドワインを世界に広めた立役者のクラウディーベイのソーヴィニヨン・ブランは、フレッシュで活き活きとしたグレープフルーツのような柑橘系の味わいと、酸味が絶妙で、すっと飲めてしまう白ワインです。

こちらに合わせて頂いたのは、
「鯛とホタテのカルパッチョ」
をお出しさせていただきました。

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特に鯛のほうには、シソとレモンを添えさせていただき、シンプルにお塩とオリーブオイルで召し上がっていただきました。

シソの青みは、クラウディーベイのソーヴィニヨン・ブランととても相性がよいので、是非味わっていただきたく、シェフにシソを使って欲しいとお願いしました。

鯛にもホタテにもそれぞれに良く合うという事も感じていただけたのではないかと思います。

また、おつまみとして、キャロットラベもお出しいただきました。

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続いて三本目は、「クーパーズ・クリーク」のSelect Vinyards “RAZOR BACK” セントラルオタゴ ピノ・ノワール2015をお出ししました。

こちらは弊社専売で取り扱わせて頂いているピノ・ノワールで、クーパーズ・クリークの「香りの魔術師」の異名をとるワインメーカー、サイモン・ナンズ氏が、繊細でシルキーな飲み口と、ブラックベリー、プラムなどの濃厚な果実味、ミネラル、長く続くタンニン、すべてをバランスよくマッチさせて作った、非常にレベルの高い赤ワインです。

もちろん、こちらはリーデル社特製の「セントラル・オタゴ ピノ・ノワールグラス」に注がせていただいて、お楽しみいただきました。

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実は今回、参加者の中に猟師さんがいらっしゃって、彼が数日前に狩猟した鴨と鹿とイノシシを食材としてご提供いただいたのです。

そんな大変贅沢な食材を使わせていただいたのですが、こちらのピノ・ノワールは、シェフが鴨を丁寧に調理してくれました。

「鴨のロースト~ベリーのソース 金柑と芽キャベツを添えて」

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鴨のジューシーさ、ベリーソースが絶妙に絡み合い、セントラル・オタゴのピノ・ノワールと素晴らしいフードマリアージュとなりました。

最後の四本目は、「シレーニ・エステート」の“エステート・セレクション”ザ・トライアングル・メルロー 2015をお出しいたしました。

大手ワインショップが輸入、販売しているシレーニ・エステートは、現在日本で一番売れているニュージーランドワインです。

シレーニのチーフワインメーカーのグラント・エドモンズ氏は「ミスター・メルロー」と呼ばれるほど、メルローを用いた赤ワインを最も得意とし、妥協を許さない品質を追求しこだわりのワインを造っています。

フルボディーながらも、完熟したプラムのようなふくよかな果実味と、程よいタンニン、柔らかな飲み口で、さすがミスター・メルローと呼ばれるだけある、素晴らしいワインだと感じました。

フードマリアージュとしては、この会のメインディッシュとなる、
「猪のラグーソースとカカオのペンネパスタ」

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「鹿の背ロースのステーキ」

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をお出ししました。

ジビエの持つ強さに決して負けない、むしろジビエとワインがお互いに溶け合って、さらに料理の美味しさを引き立てるマリアージュとなったように感じました。

最後にドルチェとして、
「りんごの赤ワイン煮とバニラのアイス」

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をお出しいただき、和やかに、大満足のまま会は終了しました。

最後に記念撮影。

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今回は京都周辺の大阪、神戸、奈良、岡山からもお客様が集まっていただき、新しいご縁と交流ができたことが有難く、また何より皆さんが大満足で帰られた事が本当に嬉しかったです。

会を主催し、招聘していただいた方と、素晴らしい料理を作ってくださったシェフ、そして食材ご提供いただいた猟師さんに、心より御礼申し上げます。

また是非、地方でもワイン会を開催したいものです。
本当にありがとうございました。

我妻

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