投稿日 : 2017.11.5 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
ラグビー 日本代表vsオーストラリア代表 レポート
2017年11月4日に日産スタジアムで行われた、ラグビー日本代表vsオーストラリア代表の試合を取材してきました。
試合前のウォーミングアップのときに、高校の先輩であるトニー・ブラウンがメディアゾーンまで話をしに来てくれました。
久々だったので、近況やプライベートのことを話しました。
今度は一緒に飲みながら話す予定です。
この試合で注目したのは、世界3位のオーストラリア代表に対して日本代表はどこまでやれるか!?
ということや、オーストラリアの高いプレッシャーの中で規律を守ることが出来るか!?
さらに、ペナルティーをいかに減らすことが出来るか!?という点です。
オーストラリアはブレディスローカップでオールブラックス(ニュージーランド代表)を下しての来日ということで、勢いのあるチームでした。
結果としては、オーストラリア代表は体格の大きい選手が多いので、日本代表はディフェンスが抑えることが難しくてペナルティーを与えてしまい、規律の足りない試合展開だったように思えました。
オーストラリアはオフロードパスも含め、とにかく上手かったです。。。
また、トライの形をチームとして共有出来ていました。
若い勢いのある選手が代表に選出されているので、これからの活躍に期待をしています。
これから日本代表強化に必要なことは、2019年のW杯本番まで強豪国と試合をするということだと思います。
同格や格下相手と試合をして勝利をするということもスポンサーや一部メディアに対しては重要ですが、高いプレッシャーで試合をするということは今後の日本代表に対して財産になることでしょう。
キウイブリーズで注目したのはこの試合で初めての10番を背負ったリース・ホッジです。
ユーティリティーな選手で、今後が期待される23歳です。このポジションで191cmというのもすごいですよね!?
オーストラリアでも不動の10番バーナード・フォーリーの代わりの選手を探すことが急務であり、この試合は良いテストであったと思いました。
リースは良い判断でゲームマネジメントを遂行していたように感じました。
また素晴らしいキックも特徴的でした。後半は多少疲れがあったかも知れませんが。。。
試合後も日本代表の10番松田とジャージを交換して、最後までファンサービスをしていました。
いつか日本でプレーして欲しい選手ですね。
さらに、16番でリザーブ入りしたスティーブン・ムーア。
元オーストラリア代表キャプテンでもあり、この遠征後に代表を引退するとのことなので日本で最後のプレーを見れて良かったです。
試合後も現キャプテンのマイケル・フーパーと話をしてロッカールームに戻っていました。
試合に関してですが、結果は63対30でオーストラリアが勝利しましたが、後半だけをみると28対27で僅差でした。
日本の攻撃にもリズムが出ていましたし、テンポよく攻撃できている場面もありました。
これは前半終了後にコーチ陣の適切な修正箇所が挙げられたように思えました。
スタッツは見ておりませんが、ペナルティーの数も減ったように思えました。
一番注目したのは後半40分姫野のトライ。
このトライは意味のあるトライだったと思いました。最後までネバーギブアップ精神を感じることが出来ましたし、観客1人1人に響くトライでした。
これから日本代表はヨーロッパでトンガ代表とフランス代表と試合を行います。
試合ごとに課題を見つけて、一つ一つクリアして成長してもらいたいと思います。
次回の記事でオーストラリア代表10番のリース・ホッジへ独占取材を行ったので紹介致します!
ではでは
熊木