投稿日 : 2018.6.25 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
「樹の花」にて出張ニュージーランドワイン会開催しました
こんにちは。
先日、東銀座にある隠れた名店「樹の花」にて、ニュージーランドワイン会を開催させて頂きました。
樹の花は歌舞伎座のすぐ近くにある喫茶店で、1979年に創業。
あのジョンレノンとオノヨーコも来店した隠れた名店で、創業以来東銀座の一等地で長く経営されているカフェです。
ハンドドリップで淹れるコーヒーの他、本格インドカレーやケーキも充実していて、ゆったり静かに時間を味わえる素敵な空間なんです。
樹の花:詳しくはこちら
そんな素敵な場所をお借りしまして、このたびニュージーランドワイン会を開催させて頂きました。
いつも通り、ワインのセレクトとお料理を担当させていただき、今回はリーズナブルな価格設定ということもあり、4本+スペシャルワイン1本という構成でご提供しました。
13名のお客様とともにスタートした会は、スパークリングワインにて乾杯しました。
1)ワインポートフォリオ マンスフィールド&マルシュ メソッドトラディショナル[NV]
or ワインポートフォリオ ミミ メソッドトラディショナル[NV]
ホークスベイにある「ワインポートフォリオ」というワイナリーの作る、カジュアルなスパークリングワインです。
伝統的なシャンパーニュ地方と同じ製法で作られているにもかかわらず、お手ごろ価格で飲みやすく、果実のテクスチャーや複雑味を感じられる1本です。
マンスフィールド&マルシュのほうがやや辛口、ミミの方がやや甘めで、どちらかお好きのものを選んでいただきました。
こちらには、前菜として「ピンチョスとキャロットラペ」をご用意。
少し酸味の利いたキャロットラペが、スパークリングワインとマッチしたのではないでしょうか。
2)サイフリード・エステート オールドコーチロード ライト・ソーヴィニヨン・ブラン2017
こちらはアルコール度数をやや抑え目に作られていて、酸味やフレッシュさのしっかりした、ソーヴィニヨン・ブランです。
梅雨の季節や、これから暑くなる季節、良く冷やしてお召し上がりいただくと、とってもフレッシュに美味しく飲める1本です。
こちらには、「魚介のセビーチェ(マリネ)」をあわせていただきました。
レモンやライム、ワインビネガーを利かせた魚介が、ソーヴィニヨン・ブランを引き立ててくれたと思います。
3)クーパーズ・クリーク シルバーポイント ピノ・ノワール2016
フレッシュな果実味とふくよかなベリーやチェリーの香りが口いっぱいに広がりながらも、優しくシルキーな飲み口で、まさにニュージーランドのピノ・ノワールの特徴がしっかり表現されている1本です。
香りの豊かさに、多くの方が驚きの声を上げてくださいました。
お料理は、「スペイン風オープンオムレツ~ジェノバソースを添えて」
お肉料理をメインにあわせるイメージの多いピノ・ノワールですが、味付け次第では、こういった卵料理にも良く合うんですよ。ジェノバソースがポイントです。
4)クーパーズ・クリーク ローンカウリ メルロー&マルベック2009
ピノ・ノワールとは対照的な、フルボディーでしっかりとしたメルロー&マルベックをご用意しました。
プラムやダークチェリー、しっかりと利いたパワフルなタンニンと酸味、そして土の香り。バランスよく混ざり合う、デイリーワインとして最高の1本です。
こちらには、「キャベツの肉巻き~照り焼き風味~」をご用意しました。
和風に味付けしたお肉料理ですが、こちらのワインに良くマッチしていたのではないかなと思います。
そして最後に、マヌカハニーから醸造された蜂蜜酒「ファーストナイト」をご用意しました。
マヌカハニーの持つ芳醇な香りと、シトラスの爽やかな香り、優しい甘みとすっきりした味わいを味わえるので、デザートワインや最後の1本として大変お勧めです。
実は今回が樹の花さんとのコラボレーションのファーストナイトであり、樹の花さんにとっても、数年ぶりのワインイベントだったということで、この1本をプレゼントさせていただきました。
特にこのワインは皆様にも大好評で、たくさんの美味しいというお声を頂きました。
おかげさまで今回も大盛況に終わり、皆さん大変楽しそうにお帰りいただけたことが何よりでした。
しかし、ニュージーランドというテーマで声をかけると、ニュージーランドに縁のある方が多くいらっしゃるのですね。
今回はニュージーランドに留学していた、住んでいた、行き来しているという方が、3分の1もいらっしゃいました。
今後もまた樹の花をはじめ、色々な場所、レストランにてワイン会を開催予定です。
どうぞご期待くださいね。
我妻
タグ : ニュージーランドワイン, ワイン会, 樹の花