投稿日 : 2018.7.30 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
FIBA 3×3 ワールドツアー宇都宮2018 ニュージーランド VS スロベニア戦
こんにちは。
昨日は宇都宮の二荒山神社の特設会場にて開催された、「FIBA 3×3 WORLD TOUR UTSUNOMIYA MASTERS 2018」を取材してきました。
3×3は元々3 on 3として知られていた3人制バスケットボールに、FIBA(国際バスケットボール連盟)が世界統一競技ルールを設けて開催されている国際競技種目です。
3人制バスケットボールは、2020年の東京オリンピックから正式種目にも採用されています。
3×3の特徴は、1ゲームハーフタイムなしの10分間の試合で、ボールを持ったチームは12秒以内にゴールを狙わなくてはいけません。
そういったこともあり、非常に早い展開で行われるエキサイティングなゲームです。
この日は、世界各国から勝ち抜いてきた3×3のチームが集まり、暑い宇都宮で、非常に熱い戦いが繰り広げられました。
特設会場で行われた3×3の試合だけでなく、特設展示ブースや、パブリックビューイング、そしてや飲食の出店、キッチンカーなども並び、イベントとしても大会を盛り上げていました。
さて、本大会のKiwi Breezeの注目は、もちろんニュージーランド代表チーム・オークランドです。
チームメンバー4人のうち2名はバスケットボールのニュージーランド代表でもあり、国内の選手ランキングとしても、1位、3位、4位、5位のメンバーという強い布陣で臨んだ今回の大会。メンバー表は以下の通りです。
#4 トム・アラン(Tom Allan)国内ランキング3位
#5 アーロン・ベイリー・ノーベル(Aaron Bailey-Nowell)同4位
#6 カール・ノイヤー(Karl Noyer)同1位
#7 ザック・イーストホープ(Zac Easthope)同5位
1日目のリーグ戦では上位2チームに入り、見事この日2日目の決勝トーナメントに勝ちあがりました。
トーナメント初戦の相手は、スロベニア。
展開の早い3×3にしては静かな立ち上がりでしたが、スロベニアが先制すると、ニュージーランド国内ランク1位で、バスケットボールNZ代表でもある6番カール・ノイヤー選手がすぐに取り返しました。
カール選手は終始良い動きで、攻守ともに活躍をしていましたが、試合中盤は非常に接戦で、両チーム取られたら取り返すという緊迫した試合展開が続きました。
勝負を決したのは、残り2分30秒を切ったタイミング。徐々にニュージーランド選手たちのスタミナ、集中力が切れ、ファールが増えたり、パスやリバウンドのミスが増えたりしてきました。
最後はスロベニアの選手も同じようにスタミナ切れで非常に苦しそうな顔でプレーしており、シュートの精度がダウンした中で追い上げましたが、結果は17-18で惜しくも敗れてしまいました。。
座っているだけでも暑くて汗が滴る会場で、最後まであきらめず、ガッツあふれる試合を見せてくれた両チームの選手たち。
本当に白熱した素晴らしい試合でした。
試合後、4人並んで写真を撮らせて頂き、サインも頂きました。
後日ギャラリーにアップさせていただきますね。
2年後のオリンピックに、是非また東京に戻ってきて欲しいものです。
我妻