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ニュージーランドの旬な情報や取材報告など、タイムリーな話題を綴っています。

投稿日 : 2025.5.21 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

JAPAN XV vs ニュージーランド学生代表(NZU) 2025 レポート

JAPAN XV vs ニュージーランド学生代表(NZU) 2025 レポート

5月20日(火)に別府市営実相寺多目的グラウンドで行われた、JAPAN XV vs ニュージーランド学生代表(NZU)を取材してきました。

ニュージーランド学生代表(NZU)は、1908年から続く伝統あるラグビーチームで、ニュージーランドにある大学の現役の学生もしくは近年卒業しその地域の大学クラブチームでプレーしている選手によって編成され、日本との対戦の歴史は1936年の初来日に遡るそうです。

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ニュージーランド学生代表は先週13日に来日し、16日にはU20日本代表と対戦して45-52で惜しくも敗れてしまいました。

2・3戦目はJAPAN XVと対戦します。

今回、別の仕事の出張と合わせて、弾丸で別府に行ってきました!

キウイブリーズが注目するのは、自分と同じキングス・ハイスクール出身のスティーヴ・サレリア

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現在はオタゴ大学の4年生で、今回初来日とのことです。

試合前にはハカを披露したニュージーランド学生代表

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ニュージーランドでは全高校にもハカがあり自分が行っていたキングスハイスクールにもありました。

試合開始から、試合はJAPAN XVペース。
前半6分に先制したのを機に、どんどんリードを広げていきます。

正直なところスピードやフィジカル、プレッシャーもですし、攻撃の洗練さにおいてJAPAN XVはレベルが違ったように感じました。

NZUは慣れない湿度の高い中でのプレーで手にボールがつかなかったり、JAPAN XVの攻撃のスピードの速さに苦戦していました。

前半は42 – 0 でJAPAN XVがリードして折り返しました。

スティーヴ・サレリアは後半11分から入りました。

しかし後半28分に故意の反則として、イエローカードでシンビンに。

焦りが出てしまったんだと思います。

後半26分に23番ジョシュア・ラドクリフのトライを皮切りに、NZUの反撃が始まりました。

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JAPAN XVはバテてしまっているように感じました。
全体的にチームとしてはとても良かったのですが、最後の締めの部分はまだ課題がありそうです。

後半から入りトライも決めた22番ミカ・ムリアイナ

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現在オタゴ大学生で18歳と若く、身体はまだ細いなと感じましたが、これから楽しみな選手です。

オールブラックスのレジェンドで、トップリーグのNTTドコモでプレーしていたミルズ・ムリアイナの甥でもあります。

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自分が若い頃に見ていた選手の子供が活躍する姿を見れるのはなんだか感慨深いです。。。

試合は、78-28でJAPAN XVが勝利しました。

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試合後両チームのスタンドへの挨拶。

平日16時の試合にもかかわらず、観客数は600人とたくさんの人が応援に来ていました。

ニュージーランド学生代表へのインタビューは自分だけだったので、試合後にスティーヴ・サレリアに独占インタビューしました。

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Q. 今日の試合はいかがでしたか?

A. 今日の試合はとてもタフでした。ピッチは砂漠のように乾いていたし、試合のスピードも速かったです。日本は試合の8割方、我々を追い詰めていたように感じました。

Q. 日本はとても湿度が高いと思いますが、どう感じましたか?

A. はい。そう思いました。冬のような試合だと思ってました。ここにはいつもと違うタイプの試合があるんですね。日本は思っていたより暑かったです。

Q. 次の試合に必要なことはなんだと思いますか?

A. 自分自身のためにもう一試合、カードをもわらないようにしたいです。そして、今までの出場時間よりも多く出場して、ベンチからインパクトを与えられるようにしたいです。

Q. 将来の目標を聞かせてください。

A. 将来の野望は、正直なところ、できるかぎりの高みを目指していくことですね。

Q. オタゴ大学ではどんな科目を履修したのですか?

A. スポーツと運動科学を専攻し、理学士号を取得しました。僕はまだ最終学年にいますが、秋までがんばって上手くいけば今年中に卒業できます。

土曜はリーグワンを取材予定のため大分には行けないのですが、最後の試合も頑張ってほしいです!

ではでは

熊木

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投稿日 : 2024.6.30 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

リポビタンDチャレンジカップ2024 JAPAN XV vs マオリ・オールブラックス レポート

リポビタンDチャレンジカップ2024 JAPAN XV vs マオリ・オールブラックス レポート

6月29日(土)に秩父宮ラグビー場にて行われた、リポビタンDチャレンジカップ2024 JAPAN XV vs マオリ・オールブラックス を取材してきました。

水曜の夕方に来日(詳細はこちら)し、タイトスケジュールの中迎えたJAPAN XV戦です。

キウイブリーズが注目するのは、ハイランダーズのビリー・ハーモン。キャプテンを務めます。

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マックス・ヒックスはリザーブに入りました。

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ウォーミングアップの時に、チームに帯同しているマオリオールブラックスのレジェンド アッシュ・ディクソンが自分に気付いてポーズをとってくれました。とても良い笑顔です!

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試合前のハカ

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リポビタンアンバサダーのリッチー・マコウとダン・カーターも秩父宮に来ていました。

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前半序盤はJAPAN XVが流れを掴みました。
前半6分ラインアウトから原田のトライで先制します。
しかし9分マオリ・オールブラックスのキャメロン・スアフォアのトライで同点に追いつきます。

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その後徐々にJAPAN XV の速いスピードに順応してきたマオリ・オールブラックス。
イエローカードによる数的不利となる時間帯もありましたが、28分カート・エクランド

36分にはラインアウトからモールで抜け出したビリー・ハーモンがトライし、点差を広げていきました。

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前半は17-5でマオリ・オールブラックスがリードして折り返します。

後半17分にマックス・ヒックスが交代で入りました。

後半に入ってもJAPAN XVはチャンスの場面でミスをしてしまい、なかなか得点することができませんでした。
対するマオリ・オールブラックスはミスはあったものの、ベイリン・サリヴァンとラメカ・ポイヒピ は2トライで合計3トライを奪いました。

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観客数は、13,565人でした。

試合は、36-10でマオリ・オールブラックスが勝利しました。

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JAPAN XVはフェーズを重ねていいところまでいくのに取りきれないのが1番の改善点だと思います。
スクラムに関しては機能していましたが、JAPAN XVの低いスクラムにマオリ・オールブラックスが慣れていなかったのが理由として考えられるので、マオリ・オールブラックス側も来週はアジャストしてくるでしょう。この写真が勝敗の一枚。二人でストップしてもパス出す余裕があるところ。

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マオリ・オールブラックスはペナルティが多く、出来としては決して良いとは言えないですが、チームの結束力と個人のスキルの高さが差として表れたと思います。

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マオリ・オールブラックスの記者会見の模様をお届けします。

Q. 序盤日本の速いアタックに戸惑っていたところがあるように見えましたが、どのように立て直しましたか

A. ビリー・ハーモン

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「日本はとにかく速いスピードで攻撃を仕掛けてくるというのが分かっていましたので、やはりそうだったなと思いました。ですのでこちらでゲームをコントロールしてボールの動きを少し遅くすることによってチャンスを作ることができると思っていましたし、実際そうなりました。ただ今日目の当たりにしたのは、日本が来た方向に向かって着実に進んでいくということ、そして今後日本はどんどん良くなっていくと思いました」

Q. 22mラインに入った回数は日本の方が多かったですが、マオリ・オールブラックスは少ない回数でもたくさん点を取りました。なぜだと思いますか

A. ビリー・ハーモン

「ハーフタイムの時にこのスコアは幸運だという話をしました。ただ私たちとしては、非常にプレッシャーを与えられたと思っています。日本の方が22mラインを越えてやってきましたので。でも選手たちはうまく守ったと思います。自分たちはセットピースからチャンスを作ろうと思っていたので、それがだんだん上手くいってきて、BKも優れた力を発揮してそこまで点が取れたと思っています」

Q. 水曜の夜に来て、短い時間の中でチームがうまく機能しましたが、なぜだと思いますか

A.ロス・フィリポ ヘッドコーチ

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「成熟している選手たちが揃っているからだと思います。何年間もプロとしてプレーをしている、キャプテンのビリーもジュニアの頃からキャプテンで、リーダーに慣れています。過去からの経験をしっかりと活かすことができたと考えています。私たちの選手は、マオリ・オールブラックスにいるということは何を期待されているのかをよく分かっています。この1週間目まぐるしかったのですが、自分たちがやるべきことを忘れずにしっかりとプレーしてくれたことにコーチとして誇りに思います。実はこの1週間は大変なものでした。まず試合をして、日本に飛んできて、また試合をするということだけでなく、本当に親しい友人が亡くなって喪に服す、そして感情が揺さぶられるような1週間になりました。それでもなぜ自分たちはこのジャージを着てプレーをしているのかということをしっかりと胸に刻んでプレーをしている選手たちを見ていると、自分はヘッドコーチとして素晴らしいものを見ているんだという気持ちになりました。それが短い期間の準備だったとしても、ここまでの結果を出すことができたと思います。つまり一言で言うと、経験があるということ。そしてマオリ・オールブラックスでプレーをするということについて選手たちがその意味を心から理解しているからです」

試合後にミックスゾーンでインタビューをしました。

Q. 今日の試合を振り返って

A. ラクラン・マックワンネル

「JAPAN XVは強くて技術があると思いました。最初の20分間は相手が速く、技術もあるので、こちらはディフェンスに徹底しなければなりませんでした。あと必ずペアになって動いていたので、そこをどうやって破るかという点が難しかったです」

Q. 次の試合に向けて改善点はありますか

A. ラクラン・マックワンネル
「確実にスクラムです。かなりプレッシャーを受けました。また私たちはペナルティーを出してしまったので、そこは次戦に向けて必ず改善しなくてはいけません」

Q. ニュージーランドと日本は季節が反対で日本は蒸し暑かったと思いますが、プレーしてどう感じましたか

A. ラクラン・マックワンネル

「1月に(クロスボーダーマッチで来日し)ブルーズでプレーした時は雪が降りましたが、今日は28℃もありました。かなり大きな気温差だったので、そういった面で選手は本当によくやったと思います」

Q. 先週仲間であるコナー・ガーデンバショップ選手が亡くなるという悲しい出来事がありました。今日選手たちのジャージの腕の部分にコナーのイニシャルが入っていましたが、それについて聞かせてください

A. サム・ノック

「気持ちが昂っているというか、感極まるような体験でした。家族ともコナーの話をしましたし、その中でジャージにイニシャルを入れてプレーをしようということになりました。なぜかというと、コナーに対するリスペクトを示したいということ、そしてコナーだったらできるだろうというフィジカルなプレーをして、コナーが誇りに思ってくれるようなプレーをしたいと思いました」

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自分はフォトとしてピッチで撮影していてこのイニシャルの刺繍に気付きました。
また、コナーと同じハイランダーズのマックス・ヒックス

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二コラ・ブロートン

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の手首のテーピングにも「CGB」の文字がありました。

コナーは今回のマオリ・オールブラックスの来日メンバーとして選出される可能性が高かったでしょうし、来季は日本でプレーする予定でした。本当に残念でなりません。

来週7月6日(土)に豊田スタジアムで行われる第2戦もレポートします。

ではでは

熊木

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投稿日 : 2023.7.16 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

リポビタンDチャレンジカップ2023 日本代表 vs All Blacks XV in えがお健康スタジアム レポート

リポビタンDチャレンジカップ2023 日本代表 vs All Blacks XV in えがお健康スタジアム レポート

7月15日(土)にえがお健康スタジアムにて行われリポビタンDチャレンジカップ2023 日本代表 vs All Blacks XV を取材してきました。

先週秩父宮ラグビー場で行われたJAPAN XV vs All Blacks XV は、38-6でAll Blacks XVが勝利しました。
今週はメンバーを7人入れ替えて日本代表としてAll Blacks XVに挑みます!

キウイブリーズが注目するのは、先週はメンバー外だったジョナ・ナレキ

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オールブラックスU20やセブンズの経験があり、現在所属しているハイランダーズとは2025年まで契約しています。
スピード感あふれるプレーに期待です!

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日本代表は新ジャージーを着用して初めての試合でした。

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気合い溢れるハカ(カ・マテ)

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前半9分にカウンターからのトライでオールブラックスXVが先制!

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その後前半25分、連続攻撃から松島のトライが決まります。
コンバージョンゴールを決め、日本代表が逆転しました。

しかしその後連続トライを許し、前半は29-13でオールブラックスXVがリードして折り返しました。

オールブラックスXVはボールを持った時のスピードがとても速く、ボールを押し込む力もあります。相手のミスを見逃さず、確実に得点を取ることができます。

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日本代表のディフェンスは良かったですし、スクラムで競って勝っているシーンもありました。

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アタックも先週と比較していい形を作れていました。
しかしミスや守備の隙を突かれて取られてしまっているので、ボールを持った時にミスしないでフィニッシュまで持っていけるよう修正が求められます。

日本代表は後半開始まもなく2トライを取られましたが。。。
後半14分、19分とマシレワのトライで点差を縮めていきます。

途中交代で入った流と長田のナイスプレーが光っていました!

オールブラックスXVは、
後半19分サム・ギルバート

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22分フォラウ・ファカタヴァ

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同じく22分に日本代表クレイグ・ミラーが入りました。

ミスもありましたが、相手にプレッシャーをかけられていました。

日本代表にとっていつも課題となっている残り20分。いつもならば規律が乱れ失点が増えるところですが、今回オールブラックスXVに追加点を許しませんでした。
ただ敵陣で攻撃している時間帯も多かったので、ミスせずにさらに追加点が取れていたらもっと良かったと思います。

観客数は19,586人でした。

試合は、41-27でAll Blacks XVが勝利しました。

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試合後、日本代表クレイグ・ミラーに独占インタビューしました。

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Q. 後半からプレーしましたが、いかがでしたか

A. とてもタフな試合でしたね。後半は逆転して、勝つチャンスがあったと思います。ただ、単純ミスを連発してしまい、それが仇となったなと感じています。

Q. 今後の目標を教えてください。

A. 国際試合は本当に質の高い相手と戦うので、モチベーションも高くなります。だから、私たちはより正確であることが必要だと思います。今日は、ノックオンやドロップボールなど自らミスをたくさんしてしまいました。だから、今週のような湿度と暑さの中で、フォアボールの捕球技術やボールのケアに大きな課題が残ると思います。応援ありがとうございました。

チームとして試合経験を積むことでさらなる成長を期待しています!

来週7月22日(土)は札幌ドームにて、リポビタンDチャレンジカップ2023 パシフィックネーションズシリーズ 日本代表vsサモア代表 が行われます。

ワールドカップ2023フランス大会で同じプールのサモア代表との対戦です。

こちらも取材予定です!

ではでは

熊木

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投稿日 : 2023.7.9 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

リポビタンDチャレンジカップ2023 JAPAN XV vs All Blacks XV in 秩父宮ラグビー場 レポート

リポビタンDチャレンジカップ2023 JAPAN XV vs All Blacks XV in 秩父宮ラグビー場 レポート

9月8日に開幕するラグビーワールドカップ2023フランス大会まであと2か月となりました!

7月8日(土)に秩父宮ラグビー場にて行われた、リポビタンDチャレンジカップ2023 JAPAN XV vs All Blacks XV を取材してきました。

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キウイブリーズが注目するのは、
ジャパンXVのクレイグ・ミラー

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オールブラックスXVのジャーメイン・アインスリー

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ともにポジションはプロップで、ダニーデンのオタゴボーイズハイスクール出身です!
因みにジャーメインのお父様はキングスハイスクール卒業とのことです。

そしてオールブラックスXVのリザーブ
サム・ギルバート

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ユーテリティバックスとして、複数のポジションをこなすことができます。
まだ24歳と若く、元ハイランダーズHCで現在日本代表アシスタントコーチのトニー・ブラウンが「将来有望な選手」と言っていました!

ウォーミングアップの時にはトニー・ブラウンとオールブラックスXVのレオン・マクドナルドHCやスコット・ハンセンアシスタントコーチと話していたり

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いつものルーティーンでキックをしていました。

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また、ハイランダーズでアシスタントコーチをしているリキ・フルーティ

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元イングランド代表で、2012年にリコーでプレーしていました!
ワールドカップ終了まで日本代表に帯同しているそうです。

試合開始前にはハカ(カ・マテ)が行われました。

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迎え撃つJAPAN XV

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前半5分にジャパンXVがペナルティゴールで先制点を奪いましたが、
オールブラックスXVが前半15分スクラムから右外に展開し、スティーヴン・ペロフェタのトライが決まりました。

スピード感ある攻撃でした!

その後は両チームともペナルティゴールで追加点を決め、前半は11-6でオールブラックスXVがリードして折り返します。

後半8分にビリー・ハーモン

後半17分にフォラウ・ファカタヴァ

後半20分にクレイグ・ミラーが交代

交代後、足の治療をしているようでした。

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そして後半28分にサム・ギルバートが入りました。

後半はジャパンXVが得点のチャンスがあったものの、決めきることができず。。。
しかし乍ら2019年のラグビーW杯前も同じでした。
どのタイミングでピークを持っていくかも重要な要素だと思います。

代表なので結果も求められるのもわかりますが。。。

逆にオールブラックスXVはスペースを突いて4トライを奪いました。

そのうちの1つは、ラストプレーでトライを決めたフォラウ・ファカタヴァ

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軽快なステップでした!

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入場者数は、22,283人でした。
熱い声援が両チームに送られていました!

試合は38-6でAll Blacks XVが勝利しました。

試合後には笑顔でファンサービスしていました。

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ジャパンXVは残念ながらノートライでした。
あと少しというところで反則となってしまい取りきれなかったので、そこは今後に向けて修正が必要です。
高いプレッシャーの中でどのように判断して動くことが出来るか言葉では簡単ですが体に染み込むまでにはまだ時間がかかるかもですね。

あとは以前から言えることですが、試合時間残り20分がポイントですね。。。
今回若い選手もたくさん起用されていたので、コンビネーションの面でもまだまだこれから良くなっていくと思われます。

試合後、オールブラックスXVの記者会見に登壇したビリー・ハーモン

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ジャパンXVのタックルについては、「とても良いタックルでした。ジャパンは情熱を持ったプレーをしてきます。低いタックルを真に受けてしまうと、こちらとしてはやられてしまう。(ディフェンスラインの攻略のために)速い展開で彼らをセットさせない状況に持っていこうと思いました。ラインスピードを止めるということです。時間を与えないようにしました。」と話しました。

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記者会見が終わったら、元チームメイトの姫野とジャージを交換すると言っていました!

ミックスゾーンでクレイグ・ミラーに独占インタビューしてきました。

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Q. 今日の試合の感想は

A. タフな試合でした。前半30分くらいまでは、チームとしてやりたいことがある程度出来ていました。しかしながらオールブラックスXVは試合を優位に進めていました

Q. 足の具合はどうですか

A. 少し痛めたけど大丈夫です。日本語で大丈夫ですとのことです。

日本代表は本日宮崎に戻り、引き続き合宿を行います。

来週7月15日(土)はえがお健康スタジアム(熊本)にて、リポビタンDチャレンジカップ2023 日本代表vs All Blacks XVです!

こちらも取材予定です。

ではでは

熊木

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投稿日 : 2022.10.14 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

アサヒスーパードライ JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022 JAPAN XV vs オーストラリアA代表 第3戦レポート

アサヒスーパードライ JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022 JAPAN XV vs オーストラリアA代表 第3戦レポート

10月14日(金)にヨドコウ桜スタジアムにて行われた、アサヒスーパードライ JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022 JAPAN XV vs オーストラリアA代表 第3戦を取材してきました。

第1戦、第2戦ともにオーストラリアA代表に敗れて迎えた第3戦です。
金曜のナイトゲームですが、12880人の観客が応援に駆け付けました。

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キウイブリーズが注目するのは、東芝ブレイブルーパス東京のワーナー・ディアンズ。20歳とまだまだ若く、これからが楽しみな選手です。
第1戦は途中からでしたが、3試合連続で出場となりました。

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そしておなじみのトニー・ブラウンアシスタントコーチです。
いつもですが、オンオフの表情の違いが凄いです。

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第1戦と第2戦で注目していた、埼玉パナソニックワイルドナイツのクレイグ・ミラーはメンバー外でした。

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前半3分に山中のトライで先制した後、9分にオーストラリアA代表に追いつかれましたが、得点を重ねていきます。

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攻撃のバリエーションが豊富で、絶対に勝つぞという強い気持ちと勢いを感じました。
しかしその一方で、ディフェンスでスペースが生まれ、簡単にとられてしまう場面も。。。

前半は35-19でJAPAN XVがリードして折り返しました。
前半39分の松島のトライは、36分にオーストラリアA代表トライからすぐにペースを切ってのトライだったのでメンタル的にも良かったと思います。

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後半開始後まもなくトライを決めるも、その後3連続でオーストラリアA代表にトライを許してしまい、一時は2点差まで追い詰められました。

東京サントリーサンゴリアスのテビタ・タタフは後半10分に交代しましたが、前半2トライを決め、攻守に渡り効いていたように感じました。

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試合は、52-48でJAPAN XVが勝利しました。
後半32分のファウルア・マキシのトライも取り切ったことも次節に向けて良かったです。

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攻撃は良かったのですが、ディフェンス面はまだまだ課題が多いと思います。

コベルコ神戸スティーラーズの李承信は体が大きくなり、プレーの幅も広がっていましたし、堂々としていました。

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オーストラリアA代表との3連戦を終え、次は10月29日(土)に国立競技場で行われるオールブラックス戦です!

2018年11月以来の7度目の対戦で、今の日本代表がオールブラックス相手にどれだけ戦えるのか注目です。
こちらももちろん取材しますので、お楽しみに!

ではでは

熊木

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投稿日 : 2022.10.8 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

アサヒスーパードライ JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022 JAPAN XV vs オーストラリアA代表 第2戦レポート

アサヒスーパードライ JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022 JAPAN XV vs オーストラリアA代表 第2戦レポート

10月8日(土)にベスト電器スタジアム(福岡)にて行われた、アサヒスーパードライ JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022 JAPAN XV vs オーストラリアA代表 第2戦 を取材してきました。

先週10月1日(土)に秩父宮ラグビー場で行われた第1戦は、34-22でオーストラリアA代表が勝利しました。
(試合レポートはこちら: http://kiwibreeze.jp/14057/)

キウイブリーズが注目するのは、オタゴ出身で埼玉パナソニックワイルドナイツのプロップ クレイグ・ミラー。
先週に引き続きスターティングメンバーで出場です。

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トニー・ブラウンアシスタントコーチは、ウォーミングアップ時にいつものポーズで勝利に向けて気合十分!家族もオールブラックス戦前に来日するとの事です。
家族と会えるのも楽しみです。

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練習が始まるとこの表情。彼はオンオフが全然違います。

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前半1分に松島が先制トライを決め、良いスタートを切ります。

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その後耐える時間が続きましたが、31分にトライとコンバージョンゴールを決められ逆転されました。
前半は10-8でオーストラリアA代表がリードします。

後半に入り、4分にオーストラリアA代表がトライ。簡単に決められてしまいます。。。
しかし22分にリーチ・マイケルが積極的に押し込み、逆転トライ!

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今日のリーチは気迫が凄かったです。攻守に渡りMOMと言っていい活躍でした。

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また、今年夏に代表デビューしたコベルコ神戸スティーラーズの李承信がPGを手堅く決めていきました。

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このまま勝利するかと思われた40分、最後の最後でモールで押されてトライとコンバージョンゴールで再度逆転。。。

試合は22-21でオーストラリアA代表が勝利しました。

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あと一歩及ばず、悔しい敗戦となりました。
後半ラスト20分はある程度修正できていたのではないでしょうか。

しかし最後の最後で勝ち切れないところや、途中から入って来た選手とのコミュニケーションや判断が足りていなかったように思いました。

試合後には、ワーナー・ディアンズとオーストラリアA代表の選手がジャージを交換していました。ノーサイドの精神、素晴らしいですね。

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試合後にトニー・ブラウンアシスタントコーチに独占インタビューしました。

Q. 今日の試合はどうでしたか

A. そうですね。最初の10分間はオーストラリアにプレッシャーをかけていましたが、その後、徐々に追い上げられてしまいました。
ハーフタイムの後、ソフトなトライでしのぎ、その後本当に良いプレーでリードを取り戻したと思います。勝つために十分なプレーをしたと思いますが、最後の数分でうまくいきませんでした。

帰りのフライトの時間が迫っていたため、クレイグ・ミラーに会えず。。。次回またインタビューしたいと思っています。

選手たちは来週金曜日の第3戦の準備のため、既に宮崎に戻ってる時間です。。。

第3戦は10月14日(金) に大阪のヨドコウ桜スタジアムで行われます。

こちらも取材予定ですので、またレポートします!

ではでは

熊木

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登録日 : 2018.5.8

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登録日 : 2018.4.10

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