投稿日 : 2018.4.17 | 投稿者 : Kiwi Breeze
多くの賞を受賞する家族経営のワイナリー「ノーティラス・エステート」
こんにちは。
ニュージーランド滞在中、5つ目のワイナリーとして訪問したのが、マールボロにある「ノーティラス・エステート」です。
(クーパーズ・クリーク、クラウディーベイ、セントクレア、ブランク・キャンバス、そしてノーティラス・エステート)
ノーティラス・エステートは、1985年にソーヴィニヨン・ブランをリリースしてから、家族経営を続けているワイナリーです。
その品質と実力はニュージーランドでも屈指のもので、2015年度のエアーニュージーランドワインアワードにて、ベストスパークリングワイン及びベストワイン(トロフィー)に選出、同じく白ワインのアルバリーノも、2016年と2017年にベストワインに選出されています。
残念ながら、スパークリングワインも、アルバリーノも日本では未発売なのですが・・
こちらのスパークリングワインは、ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%というブレンドで、シャンパーニュの伝統的製法で作られています。
淡く美しい小麦色のワインから、青りんごのような果実味と、ナッツやトースト香が漂ってきます。クリーミーな口当たりの中、それらの香りが爽やかに、泡とともに口の中ではじけます。
さすがベストスパークリングワインに選出されるだけあって、本当にレベルが高く、エレガントです。
生産本数自体が少ないので、今のところ日本への輸出は難しいということでしたが、いつかは日本に入ってきて欲しいと思う1本です。
さて、今回はチーフワインメーカーのクライヴ・ジョーンズ(Clive Jones)さんが、説明とアテンドをしてくださいました。
クライヴさんは1998年からノーティラス・エステートのワインメーカーとしてのキャリアを積み、今年で21年目のシーズンを迎えています。マールボロのワインメーカーのコミュニティーにも所属し、地域のワイン生産の発展にも貢献しています。
見た目もとても若く、知的でありながらも、非常に気さくな彼が作るワインは、やわらかく優しさとエレガントさがあふれ、はつらつとした個性を感じました。
ワインには、生産者の人柄が現れるというのが私の持論なのですが、今回もそのように感じることができました。
クライヴさんについては、NZ Friendsにて詳しくご紹介させていただく予定ですが、彼の作るワインはたくさんの賞を受賞をしており、業界から注目を集めるワインメーカーであるにもかかわらず、ワインが大会で賞を受賞したり、名前が大きくなる事を目標としているわけではありません、と断言されました。
それは、今のようにエレガントであって、フードとマッチングして、食卓で楽しまれるワインを作りたいからなのだそうです。
そんな飾らずも、エレガントで美味しいノーティラス・エステートのワイン、ニュージーランドに訪問された際は、是非試してみてくださいね。
現在、帳合が無いインポーターの商品ですがオススメです。
特にオススメはピノ・ノワールですよ。
我妻
タグ : ニュージーランドワイン, ノーティラス・エステート, マールボロ