投稿日 : 2018.8.10 | 投稿者 : Kiwi Breeze
WSBC 世界女子ソフトボール選手権大会 ニュージーランド VS フィリピン
こんにちは。
昨日は千葉県・成田市にあるナスパスタジアムで行われた世界女子ソフトボール選手権大会のニュージーランド対フィリピン戦を取材してきました。
予選リーグの最終試合となるこちらの試合は、実は前日の8月8日に行われる予定でしたが、台風の影響で1日順延しての開催となりました。
さて、今回の試合もニュージーランド選手たちのハカの披露からスタートしました。
今日の先発ピッチャーは13番のジュニファー・フェレット選手。
速球はもちろん、コントロールや変化球の切れも良く、初回から安定したピッチングで三者凡退の山を築いていきます。
試合が動いたのは3回裏、ニュージーランドの攻撃でした。
8番レフトのクリスタ・ホアニ選手がファーボールを選ぶと、続くミリアナ・マキア選手が、きっちりと送りバントで進塁させます。
チャンスで打席を迎えた1番センター、キングスリー・エイブリー選手。
落ち着いてきっちりとセンター前に返すタイムリーヒットで1点を先制。
5回裏にもキングスリー選手はチャンスで追加点を上げるなど、今日3打数2安打2打点の大活躍を見せます。
守っては、ジェニファー選手がナイスピッチングを重ね、サードのララ・アンドリュース選手、
キャプテンでセカンドのエリザベス・クーパー選手など、内野陣がすばらしい守備で、毎回三者凡退の山を築きます。
選手たちは終始和やかなムードで、守備に付いた際など、外野陣でのタッチ&コミュニケーションをするなど、仲の良さと調子の良さを見ました。
6回まで一度も走者を出さないパーフェクトピッチングを続けていたジュニファー選手。
7回表も2アウトまで危なげなくカウントを重ね、後1人でパーフェクトゲームというところでしたが、最後となるはずの打者にまさかのツーベースヒットを打たれ、これで完全試合はなくなってしまいます。しかし、次の打者はきっちりと三振でアウトを取り、ゲームセット。
本当にすばらしいピッチングを見せてくれました。
予選最終戦を2-0の白星で勝利を飾ったニュージーランド代表チーム「ホワイト・ソックス」。
今回も試合後に、キャプテンのエリザベス選手にインタビューを行いましたので、また後日その内容をアップさせて頂きますね。
今日は選手たちの活躍や、笑顔を見ることのできた試合となりました。
本日からは残念ながら決勝トーナメントには進めず、順位決定戦への参加となりますが、そこでの良い結果を期待しています。
我妻
タグ : WSBC, ソフトボール, ニュージーランド代表, ホワイト・ソックス