投稿日 : 2019.3.17 | 投稿者 : Kiwi Breeze
スーパーラグビー 2019 ROUND5 サンウルブズ vs レッズ レポート
3月16日(土)に秩父宮ラグビー場にて行われたスーパーラグビー 2019 ROUND5 サンウルブズ vs レッズの試合を取材してきました。
結果は34対31でレッズがサンウルブズを下しました。
まず試合開始前に、クライストチャーチでテロの犠牲になった方々への黙とうが行われました。
レッズのコーチ陣の中には、涙を浮かべていた方もいました。
この件に関して記事として書けていませんでしたが、正直自分からはなんと言っていいかわかりません。
簡単に記事にできる内容ではなかったです。自分の第2の故郷で、このようなことが起こってしまい、本当に辛く悲しいです。
2011年に起きたクライストチャーチでの大地震のときに言われた「Kia Kaha(強くあれ)」!
自分にできることがあれば、何かしたいと思っています。
ここからは、ラグビーの記事。
前回秩父宮ラグビー場にて行われたワラターズ戦と同様、僅差での敗戦となりました。
勝てた試合だっただけに、もったいない試合でした。
後半20分間で4トライも取られる結果は、規律と選手間でのコミュニケーションがもう少し必要だと思いました。
前半は試合のマネジメントが良かっただけに、非常に残念でした。
しかし敗戦はしているものの、年々僅差での敗戦となっていて、会場内の盛り上がりを感じます。
初年度から取材していますが、明らかにわくわくする内容になっています。
攻撃のバリエーションも多く、チームとしてやっていこうとする姿を見ることができます。
2021年以降のスーパーラグビーへの参戦についてさまざまな報道がありますが、選手たちがプレーでアピールしていってほしいです。
さらに観客が入ることも大きな力になるので、ファンの応援もとても重要になります。
この試合でも、ヘイデン・パーカーのゲームマネジメントは素晴らしかったです。
今試合もキックは全て成功しました。
ただ、後半途中から入ってくる選手とのコミュニケーションはもっと取るべきだったのではないでしょうか。9番と10番の位置や、お互いの理解度によってゲームの精度が非常に変わると思うので。。。
また、この試合で注目したのはダン・プライアー。
昨シーズンからサンウルブズに加入して、トレードマークのドレッドヘアーで相手にアグレッシブに突進するフランカーです。
この試合では、レッズからのディフェンスの規律を維持できるかについて注目しました。
結果1トライを挙げ、ディフェンスもラインアウトでもチームを牽引し、他のメンバーに頻繁に声掛けをしていました。
来年のトップリーグは、サニックスでプレーすることが決まっているので楽しみです!
試合後トニー・ブラウンと話し、次節のライオンズ戦よりサンウルブズの指揮を取るとのことなので、今以上に楽しみです。
ミックスゾーンでの一コマ。多くのメディアに囲まれていました。
会場では多くのファンにサインを書いていて、人気な姿を見ることができました!
ハリケーンズ戦の前に電話をして、一緒にワインが飲めたら良いなと思っています。。。
また、ジョシュ・ティムとキャプテンのクレイグ・ミラーに独占インタビューをしたので、明日の記事で紹介します。お楽しみに!
ではでは
熊木
タグ : スーパーラグビー 2019, ダン・プライアー, トニー・ブラウン, ヘイデン・パーカー