投稿日 : 2019.8.6 | 投稿者 : Kiwi Breeze
リポビタンDチャレンジカップ パシフィックネーションズ2019日本ラウンド 第2戦 日本代表 vs トンガ代表
8月3日(土)に東大阪市花園ラグビー場にて行われた、「リポビタンDチャレンジカップ パシフィックネーションズ2019日本ラウンド」第2戦 日本代表 vs トンガ代表 の試合を取材してきました。
試合前日の2日にジェイミー・ジョセフHCの母マウデさんが亡くなったため、ジェイミー・ジョセフHCは急きょ母国ニュージーランドに帰国しました。
そのため、トンガ戦はトニー・ブラウンが代わりに指揮を執り、チームは喪章をつけて試合に臨みました。
釜石に続き、花園にもたくさんの観客が応援に駆けつけていました。
ナイトゲームですが、それでもかなり蒸し暑かったです。。。
トンガ代表で注目選手は2人いたのですが、元ハイランダーズのナッシー・マヌーは怪我のため代表から離脱してしまい、元ハイランダーズでプロップのシウア・ハラヌコヌカはメンバー外だったのでプレーを見ることができず残念でした。
日本代表では、キャプテンリーチマイケル。
前回は途中からの出場だったので、今回先発出場でどこまでできるかに注目していました。試合勘についてはこれからさらに良いものにしていけると思いますし、あとはフィットネスをもっと上げる必要があります。しかし、チームの統率力は素晴らしいので、ワールドカップに向けてコンディションを良くしていってほしいです。
ここから試合のレビューです。
日本代表は試合開始早々に松島がシンビンとなり、正直ピンチになったと思いました。
しかし、1人少ない状態でも攻めの姿勢で、攻守ともに2人目3人目もしっかりと動けていました。
体の大きいトンガ代表に低い姿勢でタックルし、トンガ代表に仕事をさせていませんでした。
日本代表はゲーム運びがうまく、多彩な戦術パターンで攻撃を仕掛けていました。
後半日本は反則が続き、16分にトンガに初得点を決められてしまいました。
しかしその後トンガの反則から、日本はPGをきっちりと決めました。そして立て直して、後半32分にキックパスから松島のナイストライ!
その後の試合終了間際の福岡のトライも良かったですね!わーっと歓声があがっていました。
いつも後半20分以降の動きが課題の日本。ミスや連携に改善の余地はあるものの、いい形で終われたのではないでしょうか。
日本は最後まで攻めの姿勢で、勢いを感じました。
試合は、41-7で日本が勝利し、2連勝となりました。
日本代表はフィジーへ向かい、10日に行われるパシフィックネーションズカップ第3戦で米国と対戦します。また、ジェイミー・ジョセフHCはフィジーで合流する予定です。
ワールドカップ開幕まであと45日!
怪我に気をつけて、本番に向けて頑張って欲しいです!!
ではでは
熊木