投稿日 : 2016.11.7 | 投稿者 : Kiwi Breeze
ラグビー日本代表vs アルゼンチン代表 レポート
11月5日ラグビー日本代表vs アルゼンチン代表の試合を取材しに、秩父宮ラグビー場へ行って参りました。
結果は、アルゼンチンに7トライを奪われ、20-54で敗れました。
ジェイミー・ジョセフHC(監督)の初戦ということもあり、試合前の表情は硬く、笑顔はあまりありませんでした。
また、アタックコーチのトニー・ブラウン。高校の先輩でもあります。
いつもはフレンドリーで優しい彼ですが、この日は多少ピリピリしているように思えました。当然プライベートや練習で見る顔とは違っていました。
ちなみに、会場には元ラグビー協会会長の森氏や、オリンピック担当大臣の丸川氏の姿も確認出来ましした。
ここからは、試合のレビューです。
ジェイミー・ジョセフ監督は、堀江(写真右)と立川(写真左)の二人にキャプテンを任せました。
これは、スーパーラグビーのハイランダーズで指揮していた時と同じです。
この戦術はこれからもっと多くのチームで採用されることになると思います。
また、他のメディアでは「大敗」と書かれ、実際そうだとも思いますが、私は新たな発見も多く見ることが出来たし、このスコアで終われたのは健闘だったのではないかと思いました。
どの試合でも勝利を飾りたいと思うのは私も含め、ジャパンのことが好きな多くのファンの願いだと思いますが、体格差がありFWの圧力はピッチで見ていても明らかでした。そのアルゼンチン相手に適応出来た部分も見つけられたように感じ、勝敗だけではない収穫はあったと思います。
アルゼンチンは、ニュージーランド・オーストラリア・南アフリカと試合を行い、組織力やチームのスタイルも確率され、ほぼ完璧な状態で来日していました。
その中でもコンタクトの部分では互角以上!?ジャパンが押している場面もありました。
連携やコミュニケーションは、チームとして始まったばかりなので、これから上がって行くしかないはず。今後に期待したいです。
今のジャパンにとってのゴールは2019年に日本で開催されるW杯!!
大きなビジョンをもって、チーム関係者・ファンの皆さんで一緒に盛り上げて行けたら良いなと思います!
最後に、最後の最後まで諦めずトライを決めた、この試合初キャップのレメキ・ロマノ・ラヴァには今後注目して行きたいです。
彼のような選手が出てくることで、チームとしても競争が高まり、組織の実力をアップする相乗効果になると思います。
ではでは
熊木
タグ : ジェイミー・ジョセフ, トニー・ブラウン, ラグビー日本代表