投稿日 : 2017.2.9 | 投稿者 : Kiwi Breeze
ワインコンプレックスTOKYO 2017 レポート
昨日2月8日に白金台の八芳園で行われたワイン試飲会へ参加してきました。
会場には86社のワインインポーターが、それぞれ自慢のワインを取り揃えており、参加者は軽く300人を超えるであろうレストラン関係者や酒販関係者が押し寄せ、熱気にあふれていました。
私たちが抑えるべきは、まずはニュージーランドワイン。
今回もたくさんのニュージーランドワインが揃っていました。
まずご紹介したいのが、「ATAMAI」というワイナリーのワインです。
ピンクと緑のかわいらしいラベルが特徴です。
こちらは日本人醸造家のコウヘイ コヤマさんがニュージーランドに渡って作っているワインです。
農法にこだわった、エコロジカルなワインで、口に入れた瞬間にフレッシュな香りと、大地の恵みを感じさせる、非常に味わい深いワインです。
特に白ワインのシャルドネとソーヴィニヨン・ブランは素晴らしい完成度だと思いました。
次は「プロフェッツ・ロック」のピノ・グリの白ワイン。
口に含んだときにパッと浮かんだ言葉が「美しい」でした。
白桃のようなフルーティーな香りに、ボリューミーな味わい、口の中にその存在感がじわーっと広がっていきます。
ピノ・グリの品種のよさを最大限に引き出したワインといえるでしょう。
こちらの醸造家ポール・プジョルさんはフランス人の血を引くニュージーランド人。
世界各国の有名ワイナリーで醸造に携わった後、最終的にここニュージーランドに辿り着いたそうです。
英国の著名評論家ジャンシス・ロビンソンによると、いずれ世界のワイン界をリードするだろうをいう逸材ワインメーカー5人の内の1人と評価されています。
まさにその名に恥じない、非常に完成度の高い美しいワインです。
是非味わってみてください。
ちょっと変り種としては、こちら、「クリーンスキンワイン」。
こちらはメーカーのラベルやマーケティングコストを削減し、よりリーズナブルなワインを届けることを目的としたワインです。
日本でいうところの無印良品のような感じですかね。
しかし味は侮るなかれ、このコストでこれだけのワインがのめるなら、毎日飲んでしまいそうです。
リースリングという品種を使った白ワインは、甘口ファンにお勧めです。
非常に飲みやすく、ワイン初心者の方にもとても飲みやすいワインだと思います。
また、少し苦味のあるチョコレートや珈琲系のお菓子と合わせても、とてもよく合うと感じました。
他にもたくさんご紹介したいワインがあったのですが、原稿の文字数の関係上、今日はここまで。
ワイン好きの私にとっては、夢のような空間で、たくさんの素晴らしいワインたちに出会えました。
軽く120種類以上は試飲させていただいたでしょうか笑・・掘り出し物もたくさんありました。
(ブルガリア共和国や、モルドバ共和国のワインなどもありました)
しかし、その中でもニュージーランドワインは、フランスやイタリアワインにも引けを取らない、どれもとても素晴らしい品質だと感じました。
まだまだ知られていないNZワイン。
これからもワインレポートを書かせていただきますので、お付き合いのほどよろしくお願いします。
我妻
タグ : ニュージーランドワイン, ワインコンプレックスTOKYO, ワイン試飲会, 八芳園