投稿日 : 2024.5.2 | 投稿者 : Kiwi Breeze
NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1 第15節 東芝ブレイブルーパス東京 vs 東京サントリーサンゴリアス レポート
4月27日(土)に秩父宮ラグビー場にて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1 第15節 東芝ブレイブルーパス東京 vs 東京サントリーサンゴリアス を取材してきました。
注目するのは、東芝ブレイブルーパス東京のシャノン ・フリゼル
そしてキャプテン リーチ マイケルが約2ヶ月ぶりにスターティングメンバーに復帰しました。
ここでの復帰はチームとしても士気があがると思います。
ともに府中市がホストエリアという府中ダービーで13,147人もの観客が秩父宮に集まりました。
前半2分ペナルティゴールでBL東京が先制すると、11分・19分と鮮やかなトライが決まります。
BL東京はフィジカルが強くブレイクダウンでもプレッシャーをかけ、東京SGの強みである速いテンポのプレーをさせませんでした。
前半終了間際に連続攻撃で粘りを見せた東京SGがトライを奪い、前半は17-10でBL東京がリードして折り返しました。
後半に入りBL東京 が2トライを決め、一時は21点差に。
リーチ マイケルは後半23分に交代しました。
終盤BL東京に少し疲れが見えたところで東京SGが2本連続トライで点差を縮めてきましたがノーサイド。
試合は36-27で東芝ブレイブルーパス東京が勝利しました。
この結果により、リーグ2位が決定しました。
プレーヤー・オブ・ザ・マッチはSO中尾
個人的にはマイケル・コリンズかなと思いましたが。。。
良いトライでした!
記者会見で、東京サントリーサンゴリアスの田中監督
「ブレイブルーパスのフィジカリティはわかっていたが強かった。ただトライ数は5本4本なので、自分たちの我慢しつづけるアタックができればスコアできるということも今日分かったので、そういうのはポジティブなところ」
「次のクボタ戦で勝って、もう一回準決勝で東芝にチャレンジしたい。大きな学びを得たと思っているので、その学びを活かせるチャンス。そういう舞台で、悔しい敗戦をしたリベンジになる」
東芝ブレイブルーパス東京のトッド・ブラックアダーHC
「もちろんあまりうまくいかなった部分もあるが、それ以上に自分たちがすごく良くできる部分にもっとフォーカスして、強みをさらなる強みにやっていこうという確信を持てたのが学び。プレッシャーのかけ合いで厳しいゲームだったが、その中でもディフェンスでどれだけハードワークできるか分かったのが収穫」
リーチ マイケル
「ラグビーは接点を勝たないといけない。サンゴリアスは接点にフォーカスしてやってくるチームなので、後半サンゴリアスがテンポが良くて自分たちのディフェンスラインを破ってきたりしていた。接点の重要性をもう一回フォーカスしてやっていきたい」
「今日の勝利は自信を持てたと思う。でもサンゴリアスは絶対変えてくる。そこも準備しないといけない。やられた後のサンゴリアスが1番こわい」
と話していました。
試合後ミックスゾーンにてシャノン ・フリゼル
に独占インタビューをしました。
Q. 今日の試合の感想は
A. とても楽しむことができました。両チームともに良いチームです。対戦したのは今回が2回目ですが、勝ててとても嬉しく思っています
Q. 次節に向けて目標は
A. 自分としてはまだ勉強することがあると思っています。来週からのトレーニングで今抱えている問題を修正し、次のゲームに臨みたいです
最後に、試合後に遭遇したサム・ケイン
「オールブラックスに戻ってプレーできるのを楽しみにしています!」
とのことでした。
現在のコンディションについて詳細は分かりませんが、やる気に満ちている印象を受けました。
早いものでリーグ戦も残すところ1試合となりました。
プレーオフトーナメントも取材予定ですので、そちらもまたレポートします!
最後にファミリーロードでの一枚。ファンには嬉しいですよね。
ではでは
熊木
タグ : サム・ケイン, シャノン ・フリゼル, 東京サントリーサンゴリアス, 東芝ブレイブルーパス東京