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ニュージーランドの旬な情報や取材報告など、タイムリーな話題を綴っています。

投稿日 : 2024.3.18 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1 第10節 交流戦 東芝ブレイブルーパス東京 vs 三菱重工相模原ダイナボアーズ レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1 第10節 交流戦 東芝ブレイブルーパス東京 vs 三菱重工相模原ダイナボアーズ レポート

3月17日(日)に秩父宮ラグビー場にて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1 第10節 交流戦 東芝ブレイブルーパス東京 vs 三菱重工相模原ダイナボアーズ を取材してきました。

試合前には、視察のために来日しているオールブラックスのスコット・ロバートソンHCが取材に応じました。

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「オールブラックスの選手が日本でプレーしているところを見に来ました。またコーチ陣にもニュージーランド出身の人が多いので話をしに来ました。日本には1週間滞在して明日帰国します。東芝、トヨタ、神戸などの試合を見ました。
現状の代表選出資格については変更はないと理解しています。リッチー・モウンガは日本でもとても良いプレーをしていると認識しています。日本での契約が3年契約なので、2027年ワールドカップに出られるなら選考を考えたいです。
日本のラグビーはスピードがあって質が高いプレーをしていて観客も多いのが印象的です。特にコロナ禍以降フィールド内外でレベルが上がっていると感じますし、選手たちもそう言っています」

(サバティカル後にニュージーランドへ帰ると、日本はフィジカリティが高くないのでマイナスになる評価も以前はあったがという問いに対し)「日本のラグビーはスピードに乗っていて、フィジカル面でも激しい試合だなと思いましたが、特に嬉しいのが選手が良いコンディションでプレーできていることです。スタッフからとても良くケアされていると思いますし、コーチ陣も良いコーチングを選手に与えてくれています。大切なことは、ニュージーランドに戻った時に良いコンディションでいることです」!

視察中、ラグビー日本代表監督のエディージョーンズとの談笑場面。10月横浜で行われるテストマッチの話しでもしてたんでしょうか。

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かなりレアな写真ではないですか!?

キウイブリーズが注目するのは、東芝ブレイブルーパス東京のシャノン ・フリゼル

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三菱重工相模原ダイナボアーズのマリノ ・ミカエリトゥウ

Canon EOS 7D Mark II (291)

ともに昨季までハイランダーズでプレーしていた2人のNO8対決です!

Canon EOS 7D Mark II (451)

ハイランダーズNOでも266と267と同期の二人。

なお、マリノ ・ミカエリトゥウは加入後初のスターティングメンバーでの出場です。

前半立ち上がり試合のペースを握ったのは、BL東京でした。
風下でも攻撃のテンポが良く、持ち前のフィジカルの強さでプレッシャーをかけていきます。

前半10分に先制すると、その後3トライが決まり、24点と大きくリードします。
なお25分のトライはシャノン・フリゼルでした!

リーグワン通算7トライ目です。

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しかし徐々に流れを自分たちのものにして敵陣深くまで入り込んだ相模原DBが32、34分に連続トライを決めて10点差に迫ります。
前半終了前にピンチのシーンはあったものの、防ぎきりました。

前半は24-14でBL東京がリードして折り返します。

後半9分に相模原DBは2人シンビンになり、13人と数的不利に。。。
2トライを許し点差はさらに開いてしまいましたが、それでも粘りあるプレーを見せてくれました。

そして後半28分マリノ ・ミカエリトゥウがリーグワン初トライ・初得点を決めました!

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後半になるにつれゲームにも馴染んで来ているように思えたので試合時間が長くなればもっとフィットすると思います。

Canon EOS 7D Mark II (342)

試合は、41-19で東芝ブレイブルーパス東京が勝利しました。
9勝1敗で2位をキープしています。

プレーヤー・オブ・ザ・マッチはリッチー ・モウンガでした。

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視野が本当に広い選手でキックも正確でした。

試合後にはシャノン ・フリゼルとマリノ ・ミカエリトゥウが話していました。

Canon EOS 7D Mark II (488)

試合後ミックスゾーンでマリノ ・ミカエリトゥウが囲み取材に応じました。

Q. 後半自身もトライを決め、チームとして立て直していました

A. 前半は自分たちのミスが多すぎましたが、後半自分たちが修正できて、ベンチメンバーもいいインパクト・いいテンポを持ってきてくれ、時には後半自分たちに相手もついていけないプレーもあったと思うので、そこはインパクトプレイヤーのおかげかなと

Q. 80分プレーするのは初めてでしたがコンディションは

A. 練習試合含めて日本に来てから初めての80分間のプレーで、前回出たのがニュージーランドにいた時でした。コンディションは整っていてついていくことはできましたが、日本の方がニュージーランドよりもスピードのあるラグビーなのは間違いないですし、ビッグネームの選手もいっぱいいます。自分としてはスタートから入った方がゲームの流れを感じられてそれに合わせることができますが、後半から入るとベンチからやらないといけないので、そういう面ではスタートからの方がやりやすいです

Q. ブレイブルーパスに仲のいい選手はいますか

A. シャノン ・フリゼルです。同じタイミングでハイランダーズに入り、日本に来たタイミングも同じなので。試合後には、また家族同士で会おうという話もしました。違う国でも自分の友達とまた会えるのが嬉しいです

Q. オールブラックスのスコット・ロバートソンHCが来ていましたが何か話しましたか

A. 中で会ったので挨拶はしましたが、自分より他の選手たちやオールブラックスの準備に集中していると思いますので、自分はそんなに気にしなかったです

Q. 日本に来て成長を感じる部分は

A. いろいろありますが、1番は新しい国で違う言語でプレーするというところと、自分たちのチームには社員として働きながらプレーする選手がいて、自分はプロの世界しか知らない中、皆が仕事しながら身体を犠牲にしてハードワークしてくれているのでそこは感謝しかないですし、皆がすごいと思っています

Q. 覚えた日本語はありますか

A. 「大丈夫」

Q. これからの目標は

A. 一瞬一瞬バトルに勝てるように頑張るだけです。もっと長く試合に出たいというのもありますが、チームのために何でもします。日本のラグビーは自分に向いてると思うので、それを皆に見せたいです

なお、本人に聞いたところ、ダイナボアーズとは3年契約とのことです。
チームメイトのジャクソン ・ヘモポのように長く日本でプレーしてくれたら嬉しいです!

ではでは

熊木

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投稿日 : 2024.1.8 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1 第4節 東芝ブレイブルーパス東京 vs クボタスピアーズ船橋・東京ベイ レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1 第4節 東芝ブレイブルーパス東京 vs クボタスピアーズ船橋・東京ベイ レポート

1月7日(日)に等々力陸上競技場にて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1 第4節 東芝ブレイブルーパス東京 vs クボタスピアーズ船橋・東京ベイ を取材してきました。

キウイブリーズが注目するのは、東芝ブレイブルーパス東京のオールブラックスのシャノン ・フリゼル

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リッチー・モウンガ

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2人ともオールブラックスでラグビーワールドカップ2023フランス大会を終えた後、今シーズンより東芝ブレイブルーパス東京に加入したばかりですが、それぞれ先月行われたゲームでプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出されるなど大活躍しています!
フランスW杯以降多くのオールブラックス選手がリーグワンでプレーしている中一番フィットしているチームではないでしょうか。
クボタスピアーズ船橋・東京ベイの最年長のデイン ・コールズとのマッチアップにも期待です。

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開幕3連勝の東芝ブレイブルーパス東京と、昨年優勝したクボタスピアーズ船橋・東京ベイとの対決です。

前半17分デイン・コールズがリーグワン初トライを決めS東京ベイが先制しました。

しかしその後26分、29分と連続トライでBL東京が逆転します。

リッチー・モウンガのキック安定しています!

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前半終了間際にペナルティゴールを決め、S東京ベイが差を縮めます。

前半は、17-10でBL東京がリードして折り返します。

前半からお互いディフェンスで激しいプレッシャーをかけていました。

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自分はかれこれ15年くらいラグビーの取材をしていますが、トップリーグ、リーグワン通して今まで見た中で1・2を争うくらいのフィジカルバトルだと感じました。

後半に入り20分くらいから、S東京ベイがバテ気味になっている印象を受けました。
後半24分BL東京濱田のトライでさらに点差を離していきます。

リッチー・モウンガはラン、キック、パス全てにおいてチームに貢献する活躍ぶりでしたが、34分にハイタックルでイエローカードに。。。

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このイエローカードですがレッドカードでなくて良かったですが、この場所にモウンガ!?あらゆるピンチなところにいるのが世界基準の選手だなと思います。少しトニーブラウン(ラグビー日本代表のアシスタントコーチ)に似ています。

数的有利になったS東京ベイは35分にリアム ・ウィリアムズのトライで点差を縮め、ラスト1プレー粘りましたが及ばずノーサイド。
BL東京はしっかり守りきりました。

試合は、24-20で東芝ブレイブルーパス東京が勝利しました。

どっちが勝ってもおかしくない、見応えある良い試合だったと思います。

東芝ブレイブルーパス東京は開幕4連勝です!
4連勝しているのは、東芝ブレイブルーパス東京と埼玉パナソニックワイルドナイツの2チームのみです。
東芝ブレイブルーパス東京はディフェンスに強みのあるチームですが、過去と比較すると攻撃のバリエーションが増えている印象を受けました。欲を言えばあと1本パスが繋がるともっと良い攻撃が出来ると思います。。。
まだ第4節が終わったところですが、今シーズンとても楽しみなチームです!

また、ロブ・トンプソンのアタックはディフェンスのギャップを作るなどアクセントになっていて、良かったです。
体を張ってボールキャリーして突破する力もあります。一歩でも前へ、という気持ちが伝わってくるようなプレーでした。このチームでなくてはならない選手になるといいですね。

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試合後、モウンガとの一枚

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シャノン ・フリゼルがサムズアップしてくれました。

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諸事情によりミックスゾーンでの取材に行けなかったので、次は独占インタビューしたいと思います。

ではでは

熊木

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