投稿日 : 2016.10.10 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
トップリーグ 2016-2017 第6節 パナソニックvs NEC
ラグビートップリーグ第6節 パナソニックvs NECの試合を取材しに、熊谷陸上競技場へ行って参りました。
結果は、51対26でパナソニックがNECを下し、今季4 勝目を挙げました。
この試合で注目したのは大学生初のトップリーガー、山沢拓也。若いうちからこのレベルで経験を積めるということは、必ず日本ラグビーにとってプラスになると思いますし、実際に日本選手権でもそうだった様に、大学生がどこまで試合をコントロール出来るのか見てみたいという気持ちもありました。
彼の10番のポディションはまさにゲームメーカーと言っていいポディションであり、攻守に渡り指示をする、司令塔みたいな役割があると言えます。
さて、そんな中での結果ですが、初トライを決め、キックでは6ゴール3PGの計26点を獲得と、かなりチームの勝利に貢献していました。また、地元でのマンオブザマッチに選ばれるなど素晴らしい才能を目の当たりにしました。
若い彼の今後にも注目して行きたいと思っています。
また、センターのリチャード・バックマンは独特なステップでNECの選手を交わし、ベテランのヒーナンも安定したプレーを披露していました。
前にも記事で書いた通り、パナソニックは若手とベテランのバランスが取れて来ていると思います。日本代表のキャンプがあり代表の試合もある。そんな過酷なスケジュールの中で、主力が代表に招集されたことを想定したチーム作りを行っているのだと思います。
史上初の4連覇がかかる中、今後のチームの成長を考えた選手起用など、若手の育成に注力しているロビー・ディーンズ監督の采配は、やはりトップクラスの監督と言えるのではないでしょうか。普通(自分)だったら今の采配は勇気が無く出来ないと思います。
試合後、リチャード・バックマンに今回の試合の感想と今後についてインタビューを行いました。
本日の試合の感想は
ストップ・スタートなゲームをしてしまった。また、前の試合より早かったように感じました。攻撃では良い動きをすることが出来ましたが、ディフェンスでもう少し向上できると思うので、トレーニングで改善していきたいと思っています。
パナソニックプレー後、スーパーラグビーではハイランダーズでプレーをするのか
はい。1月からハイランダーズでプレーをすることが決まっています。パナソニックのアドバイザーのトニー・ブラウンが監督でエキサイティングに思うし、とても心強いです。
取材後はファンの方へサインをしていました。
ではでは
熊木
タグ : トップリーグ, トニー・ブラウン, リチャード・バックマン