ラグビートップリーグ第5節 秩父宮ラグビー場で行われた、パナソニックvs NTTコムの試合を取材しました。
結果は、42対14でパナソニックがNTTコムを下しました。
この試合で注目したのは、オタゴハイランダーズでスパーラグビー2015の優勝メンバーとして活躍した「リチャード・バックマン」。
現在27歳という最高に脂の乗った年齢で、良いコンディションの選手です。
実際に日本での試合を生で見たのはこれが初めてでしたが、独特なステップをする選手でディフェンスにも貢献をしていました。
彼のトップリーグデビューは、前節のサントリー戦。このサントリー戦でトップリーグ初トライを挙げていました。BKは戦術を理解するのに時間がかかると言われているので、このタイミングでスターティングに入るという事は、理解力が高い選手だと言えるでしょう。
さて、そのバックマン選手が所属するパナソニックですが、ベテランと若手の融合がうまく出来ているチームだと思います。
その中でもこの試合でキーとなるプレーヤーだったのはやはり、田中選手。彼の素晴らしいゲームコントロールには脱帽です。
また、物怖じせずNTTコムのNO.8アマナキ・レレイ・マフィにタックルしに行く姿がとても印象に残りました。
足元にタックルをしているのが田中選手。
他にも、私の高校の先輩にあたるトニー・ブラウンが現役だったころからプレーしている、LOのヒーナン。
この試合でもトライを挙げるなど、ベテランとしての存在感がありました。
彼も、トニー・ブラウン在籍時代から見ている選手ですが、トライの嗅覚を持ち、チームの士気を高められる選手のように感じます。
試合に関して、前半はパナソニックの思う通りのゲーム運びで折り返すことが出来ていました。23対0。
後半はNTTコムのペースになる場面も多々ありましがた、この試合のゲームキャプテンを務めた大ベテラン、北川が後半ロスタイムにトライを挙げ、トータル5トライでボーナスポイントを獲得しました!
試合後、リチャード・バックマンにインタビューを行いました。
◆日本のラグビースタイルについて
とても「速い」と感じています。
これに対応できる様に、もう少しフィットネスを上げる必要があると思っています。
もっとトレーニング強化してカバーしたいです。また、チームとしてもっと勝利に貢献したいです。コンタクトレベルも非常に高く、良い経験になっていると思います。
◆日本の印象は?
まだ滞在期間は短いですが、素晴らしい国だと思っているよ。パートナーも満足していますし、日本の文化や食べ物も満喫しています。
Kiwi Breezeとしても今後のリチャード・バックマンの活躍に期待しています。
次回のブログでは高校の先輩「トニー・ブラウン」(パナソニクのアドバイザーとラグビー日本代表のアシスタントコーチ)をこの日偶然秩父宮ラグビー場で発見したので、その内容について書きます!
キウイブリーズだけの情報になると思います。
ではでは
熊木
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