投稿日 : 2017.6.25 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
ラグビー 日本代表vsアイルランド代表 レポート
2017年6月24日に味の素スタジアムで行われた日本代表vsアイルランド代表の試合を取材してきました。
アイルランドは現在主力の選手がブリティッシュ&アイリッシュライオンズ(British and Irish Lions、英国とアイルランドの選抜チーム)に参加しているため、来日していませんが35対13で日本代表に勝利を収めました。
アイルランド代表は主力がいないから弱いと言うわけではなく、チームの戦術や規律がしっかりとマネジメントされていました。
さらに今回のテストマッチで自己PRをしたいと思う選手がたくさんいたはずです。
そういう選手と対戦することでプレーの幅が広がったり適応能力の向上に繋がるはずですので、結果として良いテストマッチになったのではないでしょうか!?
日本代表は気持ちの入った攻撃及びディフェンスとチームとしての戦略を感じ、長所であるスピードとテンポ良く攻めていたように感じました。
日本代表より強い相手と対戦するときにペナルティーをいかに減らしてミスを少なく出来るかが今後の課題になると思います。
先輩のトニーブラウン。
身振り手振りで選手に伝えていました。ハイランダーズで4月に会った時よりも険しい表情だったように感じました。彼は非常に戦略家です。
また皆さんもご存じの通り三洋(現:パナソニック)でのプレー経験もあるので、日本のラグビーに何が必要かが分かっていると思います。今後に期待しています。
この試合で1試合だけの代表復帰と公言した近鉄のルーク・トンプソン。
経験ある選手との融合でチームとしてベースアップすると思いました。
ミックスゾーンでも多くの記者から「秋の代表にも復帰するのか」と質問が飛び交っていました。
リーチマイケル。
彼の決して諦めない姿勢は、若い選手の模範になったと思います。ラグビーは気持ちのスポーツ(メンタル)であるとも思います。
彼が代表に復帰することが自らの経験を体現し、チームが一丸となるように感じました。
アイルランドは献身的なディフェンスでミスをしないチームだと思いました。さらにこのアウェーの日本という暑い地で規律を守れていたところからも強いメンタルを持っていると感じました。そういったところが世界ランキング3位との差なのかもしれません。
10月には世界選抜・11月にはオーストラリアが来日します。次の試合に向けて今回の課題に取り組んでもらいたいと思います。
本日の一枚:日本代表の山田のトライ
ではでは
熊木