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ニュージーランドの旬な情報や取材報告など、タイムリーな話題を綴っています。

投稿日 : 2018.4.4 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

マールボロにて、Wapu Lodgeに滞在しました。

マールボロにて、Wapu Lodgeに滞在しました。

こんにちは。

少し戻りまして、今回はまたニュージーランド訪問の続きを書かせていただきますね。

マールボロ滞在2日目と3日目は、クラウディーベイの畑の責任者ジムの奥さんのニッキーの経営する宿泊施設に滞在させていただきました。

Wapu Lodgeという名前のこちらの宿泊施設は、昨年ニッキーとジムが購入し、昨年末にオープンしたばかりのロッジなのですが、オープンから大人気で、連日ゲストが泊まりに来るそうです。

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「Wapu」というのは大木という意味で、ロッジの中心を支えているシンボルとなる大きな柱を指しているそうです。

この大木の柱は、オーストラリアから海を渡ってやってきたということで、まさにジムとニッキーと同じように、オーストラリアからニュージーランドに移住してきたということで、大きなご縁を感じたそうです。

また、テラスにはブドウが実をつけており、これもまた前のオーナーがたまたま植えたブドウで、偶然だったのだとか。
(前のオーナーの植えたものなので、ブドウの品種は分からないそうです)

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Wapu Lodgeでは、2ベッドルームの「Unit」と呼ばれるお部屋と、3ベッドルームの「Cotege」と呼ばれる離れの一軒家の二つのタイプを選ぶことができます。

今回は、Unitのほうに宿泊させていただきました。
Unitは通常、家族連れ、1~2組のカップル同士などで、宿泊されることが多いそうです。

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清潔感あふれるUnitには、3つのお部屋があり、お庭に直結するリビングダイニングと、2つのベッドルームがあります。

スーパーキングサイズの心地の良い大きなベッドが用意されており、アメニティーなどもとても綺麗に置かれて、揃っています。
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Wapu Lodgeは素敵なお部屋ももちろん魅力的なのですが、広大なお庭もまた自慢の一つです。
このお庭でバーベキューをすることができ、のんびりとファミリーや友人たちと時間を過ごすこともできます。

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そして、お庭にはこれも前のオーナーが植えたというオリーブの木がたくさん成っており、これからオリーブも収穫を迎えるんだそうです。

収穫したオリーブは、オリーブオイルに加工することを考えているそうです。
仕事でブドウを育て、家ではオリーブを育て、さすが農業の専門家で、育てることが大好きだと話すジムならではだなと思いました。

初日はジムがBBQでお肉を焼いてくれたり、料理を作ってくれたり、ワインとともに素敵なおもてなしをしてくださいました。

ジム&ニッキー、本当にありがとうございました!

Wapu Lodge公式サイト
https://www.wapulodge.com/

我妻

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投稿日 : 2018.4.1 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

ニュージーランドワイン会「ロゼ」の会

ニュージーランドワイン会「ロゼ」の会

こんにちは。

ニュージーランド滞在の記事の途中ですが、帰国してからの活動も書かせていただきますね。
30日は毎月恒例のニュージーランドワイン会でした。

毎回違うテーマを決めて開催しているこちらのワイン会、今回は桜が満開になった東京で「ロゼ」をテーマに行いました。

ロゼワイン、日本では桜のこの時期しかあまり飲まれませんし、海外から入荷されているロゼワイン自体もとても少ないのが現状です。

しかし、ニュージーランドではどの酒屋さん、スーパーマーケットでも年中ロゼコーナーがあるほどに、ロゼは定番の人気商品で、多くのワイナリーがロゼワインを造っています。

なぜロゼがそれほどまでニュージーランドでは人気なのか、今回ワイン会をやってみて改めて確信を得たことがあります。

それは、「美味しい・飲みやすい・きれい・食事に合わせ安い」の四拍子が揃っているからなんだと思います。

というわけで、今回お出ししたワインと料理について、簡単に説明させていただきたいと思います。

今回、お食事は全て春を感じさせるものを考えました。

1)シレーニ・エステート スパークリング・キュヴェ・ロゼ[NV]×春野菜の蒸し物~ジェノバソースを添えて~

日本で一番売れているニュージーランドワイン、シレーニ。
シレーニでは多くのワインを作っていますが、チーフワインメーカーは、メルローの醸造が得意で、このロゼスパークリングも、メルローから作られています。

ほんのり甘く、爽やかなこちらのロゼは、乾杯にもってこいです。

あわせていただいたのは、たけのこ、グリーンアスパラ、ホワイトアスパラ、えんどう豆など、春野菜を中心に彩らせていただいた温野菜です。

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バジルを使ったジェノバソースが、キリッとしたロゼスパークリングに良くあったのではないかと思います。

2)シレーニ・エステート セラー・セレクション ソーヴィニヨン・ブランロゼ 2016 & 2017 × 梅とささみの春巻き

同じくシレーニの送るロゼワイン。こちらは日本の桜にインスパイアされて造られた、日本限定のロゼワインです。桜のラベルがとてもかわいいんです。

ソーヴィニヨン・ブラン主体という、とても珍しいロゼワインで、ソーヴィニヨン・ブランの柑橘系な味わいに、ほのかに感じるピノ・ノワールのベリーの味わいがとっても飲みやすい一本です。

実は今回、2016年ヴィンテージも手に入れることができたので、飲み比べをしていただきました。

色もアルコール度数も違いますし(左が2016でアルコールは12.5%、右が2017でアルコールは11.5%)、味も2017の方がマイルドで、2016の方がソーヴィニヨン・ブランのライムのようなアロマをより強く感じました。

お食事のご提供は、今回はさっぱりとした、梅とささみをあわせた春巻きを作ってみました。春を巻くと書いて、春巻き。素敵な響きですよね(笑)

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揚げたてのサクサク感と、香ばしさが、フレッシュなソーヴィニヨン・ブランを主体にしたロゼによく合ったと思います。

3)グラハムノートン ピンクデザイン ロゼ 2017 × ミネストローネ+菜の花と海鮮の卵とじ

グラハムノートンは、ニュージーランドで有名なワイナリー「インヴィーヴォ」の送るブランドのひとつです。

こちらのロゼは、2がソーヴィニヨン・ブラン+ピノ・ノワールだったのに対し、ピノグリ+ピノ・ノワールという組み合わせで造られたワインです。

ピノグリの持つフルーティーさ、メロンやパッションフルーツのような甘い果実味がしっかりと生きていて、後からピノ・ノワールの持つベリーの香りが合わさります。とても飲みやすく、アロマティックなロゼでした。

シレーニとの対比も面白かったと思います。

お食事は、ミネストローネと、菜の花をアレンジした炒め物。

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さっぱりとしたワインで、ピノグリ主体なので、どんなお食事にもあわせやすいですが、ゆっくりと煮込んで野菜の味わいを引き出したスープと、春の代名詞、菜の花のお料理をご提供させていただきました。

4)ブラッケンブルック ネルソン ロゼ 2017 × 蒸しハンバーグ~春キャベツを添えて

ブラッケンブルックは、非常にアロマティックなワインを生産するブティックワイナリーです。

シレーニ、グラハムノートンが白ブドウ品種のブレンドであるのに対し、こちらはピノ・ノワール100%で造られています。

色合いも今回のワインの中では一番赤く、イチゴの爽やかな果実のニュアンスが広がります。同時にとても心地の良い酸を感じることができ、その酸がやさしい甘みをより立体的に引き立ててくれていて、ピノ・ノワールのフレッシュ感を凝縮した、見た目も香りもとても美しいロゼワインです。

こちらには、さっぱり仕上げたお肉料理をあわせていただきました。

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5) 大沢ワインズ フライングシープ ロゼ2013 × スモークサーモンとマッシュルームのクリームパスタ

最後の一本は、ニュージーランドでワインを手がける日本人、大沢泰造さんの作る、ロゼワインです。
熟したイチゴやラズベリー、花の香りが満ち溢れるロゼワインで、果実本来のフレッシュな味わいと、キリっとした後味が特徴で、今日のワイン会の最後を飾ってくれました。

とてもお食事に合わせ安いワインですが、締めの一品として、スモークサーモンのパスタをご用意いたしました。

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サーモンピンクと、ロゼのピンク、見た目も楽しんでいただけたのではないかと思います。

最後に恒例の記念撮影。

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桜だけでなく、皆さんの笑顔もたくさん花開いた一日となりました。

ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。

我妻

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投稿日 : 2018.3.28 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

クラウディーベイに付属するレストラン「Jack’s Raw Bar」にてフードマリアージュを体験しました

クラウディーベイに付属するレストラン「Jack’s Raw Bar」にてフードマリアージュを体験しました

こんにちは。

クラウディーベイの取材日のランチに、ワイナリー内にあるレストラン「Jack’s Raw Bar」にてお食事とワインを頂きました。

先日取材記事をアップさせていただいたとおり、Jack’s Raw Barは、オークランドで有名な日本人、野村祥恵さんがフードマッチングを考案、プロデュースしています。

祥恵さんは「日本をテーマにしたフードマリアージュ」をして欲しいというクラウディーベイからの依頼の元、メニューを作ります。
奇をてらった創作フードではなく、日本を感じてもらうように色々工夫したので、楽しんでもらえたら嬉しいですと、取材時にコメントを頂いていました。

さて、最初に注文させていただいたのは、その日まさにブドウ収穫をしていたペロリュスとのマッチングで、「Te Matuku Oyster」を、シンプルに生でライムとお醤油で頂くものと、わさびマヨネーズで頂くてんぷらの2種類の調理法で頂きいました。

Te Matuku Oysterはオイスターベイの近海で獲れる牡蠣で、地元のものというのもこだわりのひとつなのだそう。

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とてもクリーミーで濃厚なこちらの牡蠣は、文句なしに生で食べても美味しいですし、それと伝統的な手法で作られたペロリュスとのマッチングは言うまでもありません。

少し驚いた牡蠣のてんぷらですが、わさびマヨネーズのソースがとてもマッチングしていて、非常に美味しかったです。

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もちろん、ペロリュスとの相性もバッチリ。

生牡蠣とてんぷら、それぞれ1/2ダースずつ頼んで、味比べをしてみるのは、是非オススメです!

続いて注文させていただいたのは、同じく近海で取れた魚貝のみを用いた、「Sashimi Bord(お刺身の盛り合わせ)」。

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初めていただく白身魚もありましたが、淡白ながら身がしっかりしていて、鯛のような味わいでした。中でも美味しかったのは、ホタテでした。ニュージーランドの海の豊かさ、恵みをとても感じますね。

メニューにはソーヴィニヨン・ブランとのマリアージュがオススメされていましたが、もちろんペロリュスとの相性もバッチリでした。

最後に頂いたのは、クラウディーベイの誇る高級ピノ・ノワール「Te Wahi(テ ワヒ)」とのマリアージュで、「Kamisero Soba」を頂きました。

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こちらは、鴨のローストが添えられた、緑茶を練りこんだ緑のおそばです。
(メニューにはKamiseroと書いてありましたが、おそらく「鴨せいろ」なのではないかと思います・・)

おそばがサーブされると、目の前でめんつゆを注いでくれました。

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鴨のうまみと脂がしっかり出された、やや甘めのめんつゆと、テワヒが予想以上にバッチリあっていました。めんつゆというか、鴨の味が良く染み出た、照り焼きソースというような感じです。そのため、照り焼きソースの味付けされたロースト鴨肉とテワヒも合いました。

お蕎麦はちょっと茹ですぎな印象もありましたが、見た目も、めんつゆを目の前でサーブするという演出も、よく考えられたメニューで、外国人にも喜ばれる味付けだなと感じました。

残念だったのは、テワヒのサーブされたグラスでした。ピノ・ノワール用のグラスではなかったので、テワヒの本当のポテンシャルは引き出されづらく、もったいなかったです。

ともあれ、屋外で頂くお食事はとても心地よく、美味しいフードとワインで、素敵な時間を過ごすことができました。

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クラウディーベイを訪れた際は、是非Jack’s Raw Barでひと時を過ごされることをオススメします。

我妻

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投稿日 : 2018.3.25 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

スーパーラグビー 2018 サンウルブズ vsチーフス レポート

スーパーラグビー 2018 サンウルブズ vsチーフス レポート

3月24日(土)に秩父宮ラグビー場にて行われたスーパーラグビー 2018 サンウルブズ vs チーフスの試合を取材してきました。

結果は61対10でチーフスがサンウルブズを下しました。

ゲーム開始早々、サンウルブズの早いスピードでのゲーム展開をさせまいとチーフスが非常に強いプレッシャーをかけていました。
さらに、開始早々一気にゲームを終わらせるかのような厚みのある攻撃を仕掛けていました。

前半4分、タイラー・アードロンがこの試合のファーストトライ。

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攻撃をしたら確実にトライをあげて自陣に戻るところは素晴らしかったですし、チームのムードも高まったと思います。

そしてキウイブリーズでも注目した、ダミアン・マッケンジー

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本当に素晴らしかったです。
彼の視野の広さとパスの選択・パスの速さ・周りの使い方は、生で見て本当に素晴らしい選手だと改めて感じました。

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これからオールブラックスをリードしていく選手だと確信しました。

この試合で2トライを挙げ、MOMがあるなら間違いなく彼が選出されると思いました。

またオールブラックスのブロディー・レタリックのパワーもずば抜けていました。

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自分が思っていたよりも足が速くパスが上手い選手で、なにより誰よりもハード-ワーカーでした。

昨年まで東芝でプレーしていたリアム・メッサムが急遽メンバー入り!
また秩父宮で見ることができました。
彼はMr.チーフスといっても過言ではないチーフス一筋の選手です。

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スーパーラグビー後はフランスでプレーするため、日本には戻ってきません。

試合前写真を撮影していたときに自分を見つけこの顔!

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チーフスはチームとしてもまとまりがあり、非常にハードワークをするチームでした。また、サンウルブズの少しのミス(判断の遅れ)から一気にトライまで持っていくことができるチームでした。
取材でしたが見ていて今年NO.1のゲームだったように思いました。

一方、今シーズンからサンウルブズに加入したリーチ・マイケル。

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昨年まで3季在籍していた古巣チーフスとの対戦。非常にハードワークにプレーをしていました。

最後まで手を出し相手を止めようとする姿。

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また前半36分のセミシ・マシレワのトライは、リーチのアシストからでした。ぎりぎりまでボールを持ってのパス。絶対に諦めないという気持ちを感じるプレーでした。

試合後、チーフスで最後までファンにサインや写真に応じたダミアン・マッケンジー。

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人としても素晴らしかったです。

多くの選手がロッカールームに引き上げるなか、嫌な顔をせず丁寧に対応していました。

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キウイブリーズ独占ダミアン・マッケンジーの写真です!

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ゲームが終わったときにこの笑顔をされたら、人気が出ないはずがないと思いませんか!?

そしてリアム・メッサム!

またいつか日本でプレーを見たい選手です。

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バスに乗るときには、多くのファンの方からの声援を受けてこの笑顔。
「ありがとう」と言っていました。

選手たちは昨晩中に飛行機で羽田空港を出国しました。
今の時間にはもうすでにハミルトンに戻っていると思います。

弾丸ジャパンツアーとなりましたが、少しでも満喫してもらえていたら嬉しいですね。

10月にはオールブラックスとして一部の選手が来日すると思うので、今から楽しみです。

次はワラターズ戦。そしてブルーズ(ニュージーランドのオークランドを拠点にしているチーム)がまた秩父宮にやってきます!

ではでは

熊木

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投稿日 : 2018.3.24 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

スーパーラグビー サンウルブズ & チーフス キャプテンズラン vol 3

スーパーラグビー サンウルブズ & チーフス キャプテンズラン vol 3

昨日秩父宮ラグビー場で行われた、サンウルブズのキャプテンズランとチーフスのキャプテンズランを取材してきました。

この試合でサンウルブズで注目しているのはリーチ・マイケル

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彼は3シーズンチーフスでプレーをしていたこともあり、古巣対決に誰よりもワクワクしていると思います。

チーフスのストロングポイントとウィークポイントをどのように攻略するかが勝敗の鍵になると思いますが、チーフスは今年から監督が変わったのでどのように変化がされたかが未知数でもあります。

昨日はチーフスの選手のBBQをオーガナイズしたそうですが、対戦相手でもあるチームなので参加しなかったとのことです。「参加したら負けてしまう」とコメントをもらいました。

チーフスへの恩返しも込めてトライを期待しています。

そして遂に今季初のニュージーランドチームの来日です。

この試合で注目の選手は、10番に入ったダミアン・マッケンジーです。

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彼がいかにゲームをコントロールするかが勝敗の鍵となること間違いないです。

また兄弟でオールブラックスセブンズとしても来日している15番のマーティー・マッケンジーとの連携も気になります。

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お互い相乗効果で同じポディションができる選手なので、機能しなかった場合はスイッチする可能性があります。そのためサンプルブズの選手たちもしっかりコミュニケーションを取り、プレッシャーをかけなくてはならないと思います。

さらにフォワード全員の平均身長193.6cm 平均体重は111.2kgとかなりビックサイズなので、サンウルブズのフォワードとどうマッチアップするかも楽しみです。

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キャプテンズラン早々テニスボールを片手でキャッチするトレーニング。
コーチがテニスのラケットを振り選手が一列に並びボールをキャッチ!

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ダミアンも数回キャッチしていました。

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このように遊びの要素も入れている事も必要なのかもしれません。

後ほど秩父宮ラグビー場へ取材に行きます。

選手たちへ質問がございましたら、メールにてお願いします!

ではでは

熊木

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投稿日 : 2018.3.23 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

クラウディーベイにて撮影取材をさせていただきました

クラウディーベイにて撮影取材をさせていただきました

こんにちは。

オークランドからマールボロへ移動後、クラウディーベイに宿泊滞在させていただきました。

クラウディーベイには、The Shack(シャック)と呼ばれる宿泊施設があります。

この施設のレポートについてはまた後日詳しくさせていただきますが、ラグジュアリーでありながら、日々の喧騒を忘れてゆったりすることのできる、本当に素晴らしい所なんです。

さて、クラウディーベイでの撮影は、早朝からスタートしました。

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滞在させていただいていたこの日は、ちょうどスパークリングワイン「ペロリュス」用のピノ・ノワールの収穫日で、収穫時期のクラウディーベイの一日ということで、畑の責任者、ジム・ホワイト氏に密着取材させていただき、ビデオ撮影を行いました。

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(ビデオは現在鋭意編集中です)

クラウディーベイはマールボロ内に200以上のブドウ畑の区画を所有しています。

これくらいの規模になると、スタッフ規模も数十人にのぼります。複数の区画を管理する数人のマネジャーがいて、日ごとにブドウの状況を確認しながら、日々収穫時期と計画についてミーティングを重ねるそうです。

ジムはチーム統括しており、各マネージャーからの報告に応じながら、日々畑を回るそうです。

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いくつかの畑の区画を案内していただいた後に連れて行ってくれたのが、今まさに収穫をしているピノ・ノワールの畑でした。

ここでは、バックパッカーや季節労働者などがパートタイムで集まり、朝から収穫をしていました。

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驚いたことに、これだけ大きな規模の畑を持ちながらも、クラウディーベイは全て手摘みでブドウを収穫しているということです。

作業者たちは慣れた手つきでどんどんブドウを収穫し、流れるように籠から大きなケージに詰められていきます。

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非常ににぎやかなこの収穫の時期が、畑に携わるスタッフたちにとって、一年で一番忙しくも、エキサイティングで楽しみな日々なんだそうです。

私も一房ピッキングさせていただきながら、ピノ・ノワールのブドウを食べさせてもらいました。収穫を迎えたブドウは甘みと酸味のバランスがとてもよく、とっても美味しかったです。

(ちなみにこの後、工場見学をした際にセントラル・オタゴのピノ・ノワールが到着して、それも試食させていただいたのですが、全然味が違ったことに驚きました)

しかし、今日ピッキングしたブドウがペロリュスとなり、世界のどこかの誰かが飲んでくれると思うと、とても感慨深い気持ちになりました。

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取材をさせていただきながら、大変貴重な経験をさせていただくことができました。

ジムをはじめ、クラウディーベイの皆さま、本当にありがとうございました。

我妻

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登録日 : 2018.5.8

NZフレンズに「Clive Jones」をアップしました!!

登録日 : 2018.4.10

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