投稿日 : 2019.4.17 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
ニュージーランドワイン「マナ バイ インヴィーヴォ」をテイスティングしました。
「マナバイインヴィーヴォ」のソーヴィニヨン・ブラン2018、ピノ・ノワール2017をテイスティングしました。
「マナバイインヴィーヴォ」は2007年、当時30歳だったティム・ライトボーン(マーケティング&ディレクター)とロブ・キャメロン(ワインメーカー&ディレクター)によって設立され、南島のマールボロとセントラルオタゴから世界水準の高品質なワインを生産するワイナリーです。
世界中に最高のニュージーランドワインを届けるという理想のもと、2009年以降数々の賞を受賞し、世界規模のワイナリーに成長しています。
ワイナリー名の「インヴィーヴォ(ラテン語)」は英語では「IN THE LIFE」という意味を持ちます。
商品名の「マナ(MANA)」はニュージーランドの先住民族であるマオリ族が大切にしていた価値観であり、日本語では「徳」や「品格」を意味します。
ニュージーランドに貨幣制度が存在する前、マオリ族の間で流通していたのはお金ではなく「MANA」という価値観でした。
マオリ族はお金や物資のためではなく「MANA」を高めるために生きていたといい、人間が本来持つ高潔さや気品という尊い価値観を大切にしていたマオリ族の思想を意味しています。
①ソーヴィニヨン・ブラン 2018
生産地 マールボロ
アルコール度数 12.5%
南島のマールボロ地方のアワテレとワイラウで収穫されたぶどうを使用し、約28%はビオグロ認証(オーガニック認証)を受けた畑のぶどうが使用されています。
トロピカルフルーツやライム、グースベリーのアロマが香り、爽やかな酸味とキリッとした辛口の爽快な白ワインです。
「アスパラガスの天ぷら」と「イカのマリネ」とマリアージュしましたが、旬のアスパラガスと衣のサクッとした食感がソーヴィニヨン・ブランの爽やかさとマッチし、天ぷらにかけたレモンとマリネの酸味も相性が良かったです。
②ピノ・ノワール 2017
生産地 マールボロ・セントラルオタゴ
アルコール度数 13%
マールボロ産のピノ・ノワール80%とセントラルオタゴ産のピノ・ノワール20%を使用し、約11ヶ月間フレンチの古樽で樽熟成されました。
マールボロの赤系果実(イチゴ・ラズベリーなど)の風味にセントラルオタゴの黒系果実(ブルーベリー・ブラックチェリーなど)の風味がバランス良く調和し、生き生きとした酸ときめ細かい滑らかなタンニンが優しい口当たりです。
「ポークソテー グリーンピースソース」と「マカロニ ナポリタン」とマリアージュしましたが、旬のグリーンピースに塩・コショウでシンプルに味付けした豚肉の旨みと甘みがピノ・ノワールの果実味たっぷりの滑らかな口当たりと良く合い、口の中に豚肉の脂っぽさが残らず心地良かったです。
また、ナポリタンのトマトの味わいともよくマッチしました。
あらゆる肉料理に合わせやすいピノ・ノワールです。
「MANA」シリーズのワインはニュージーランド在住の執筆家・森の生活者である四角大輔氏がプロデュースした減農薬ワインなので、初心者の方からワイン好きな方まで楽しめる世界トップクラスのニュージーランドワインです。
楽天ブリーズオンラインショップでも取り扱っておりますので詳細はこちらです。
杉山
タグ : セントラルオタゴ, ニュージーランドワイン, マールボロ