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ニュージーランドの旬な情報や取材報告など、タイムリーな話題を綴っています。

投稿日 : 2023.9.17 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

第25回 国際ユースサッカー in 新潟 ニュージーランド U-17代表 レポート

第25回 国際ユースサッカー in 新潟 ニュージーランド U-17代表 レポート

9月14日(木)から新潟市で国際ユースサッカーin新潟が開催されています。

今大会には、11月にインドネシアで開催される「FIFA ワールドカップU-17」に出場を決定して いる、3ヶ国(U-17日本代表、U-17ベネズエラ代表、U-17ニュージーランド代表)の代表と、U-17新潟選抜の合計4チームが参加しています。

今回、U-17ニュージーランド代表の試合を取材してきました!

初日の9月14日(木)は、U-17新潟選抜と対戦しました。

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試合は、2-1でU-17新潟選抜が勝利しました。

試合後にマーティン・バロック監督に試合のレビューをしてもらいました。

・今日の試合についての感想を教えてください

試合が進むにつれて良くなっていったと思います。後半は、前半よりも確実に良くなっていましたね。
選手たちは長距離フライトを乗り継ぎ、2日前に日本に到着したばかりで、たった一度のトレーニングセッションを受けただけで、彼らにとって普段ととても違う状態だったことだけは考慮しないといけません。
ニュージーランドのユニフォームを着て初めて先発出場する選手もいました。
そういった様々なことを学ぶ良い機会になりました。
でも、マイナス面よりプラス面の方が多かったと思います。

・新潟での2戦後インドネシアに移動しますが、どうあるべきだと思いますか

さらに改善し続ける必要があります。このレベルで活躍できる選手、そして超トップレベルで活躍できる選手をまだ見つけていないので。
この大会の理念は、少年たちにトップクオリティの国際サッカーに触れさせることです。
次の2試合もそうです。
また、国際サッカーがどのようなものかを体感させ、さらにヨーロッパでプレーしている選手も何人かいるので、彼らについてもっと知ることもできます。
海外でプレーしてニュージーランドに戻ったばかりの選手もいますし、オーストラリアでプレーしている選手も何人かいます。
こういう場は私たちが望んでいるほど頻繁にはないので、今回はそういう選手についてもっと知るいい機会になったと思います。

9月16日(土)はU-17日本代表と対戦しました。

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試合は、2-0でU-17日本代表が勝利しました。

試合は日本のペースで終始進みましたが、後半のニュージーランド代表の攻撃はバリエーションもありとても良いアタックだったと思います。
また、ニュージーランドは南半球で一桁の気温から日本のこの気温に適応するのは相当難しいと思います。

日本代表もニュージーランド代表の20番のアダム・ワトソンをしっかり2人でカバーして好きにプレーさせていなかったりゾーンでしっかりディフェンスしていました。

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彼はイギリスのストークシティでプレーしており、今後クリス・ウッドみたいに成長してもらいたいですね。

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8番のジャクソン・コールの動きは2試合見ましたが今後が楽しみだと思います。

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6番のマリー・ルルアイは攻守にわたりチームに貢献してました。運動量が半端なかったです。

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初戦に続き試合後にマーティン・バロック監督に試合のレビューをしてもらいました。

・今日の試合についての感想を教えてください

前の試合と同じように、試合が進むにつれて良くなっていったし、後半は本当に素晴らしかったと思います。
2日前にプレーし、序盤に何人かケガ人が出たこともあり、また暑いというタフなコンディションの中での試合でした。
後半は絶対にワールドクラスレベルだと思いました。
努力、応用力、働き続けようとする意欲が桁違いでしたね。結果、無得点で終わるという結果になりましたが、あまり落ち込むことはないと思っています。

・後半は「ネバーギブアップ」の精神でプレーをしていましように思えましたが

ああ、確かに気分を高揚させてくれましたよ。
選手たちがそれを後押ししてくれました。ハーフタイムのスタッフの対応など関係なく、選手が自分たちでどうしたいかを決めて動いたし、素晴らしかったです。

・ワールドカップで戦うベネズエラと月曜に対戦しますが、どのように戦いますか

うん、面白くなりそうだね。選手たちは、ワールドカップで対戦する前にインドネシアでグアテマラと対戦します。とってはいいことだと思います。現時点では18人しかいないし、5日間で3試合というのは本当に難しいことだと思います。それに、負傷者が出る可能性もある。
だから、プレーするのに最適な11人が選ばれるかもしれないです。
でも、何が起ころうとも、誰がプレーしようとも、それはもうひとつの国際試合なのは間違いないですね。

大会3日目となる明日9月18日(月)は、デンカビッグスワンスタジアムにて、 U-17ベネズエラ代表と対戦します。

U-17ベネズエラ代表とは、インドネシアで行われるFIFA ワールドカップU-17 で同じグループF(メキシコ、ドイツ、ベネズエラ、ニュージーランド)になったので、その前哨戦となる試合です。

最後にコスタ(ニュージーランドA代表のレジェンド)がオーガナイズしてくれてチームから来日選手18人のサインの入ったユニフォームをもらいました。

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また、2試合の写真も提供させてもらったので有効利用してもらいたいですね。

残念ながら最終日は取材に行けないのですが、ベストを尽くしてほしいです!

ではでは

熊木

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投稿日 : 2023.8.19 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

ラグビーワールドカップ 2023 フランス大会日本代表登録メンバー発表記者会見& ラグビー日本代表BRAVE壮行会2023 レポート

ラグビーワールドカップ 2023 フランス大会日本代表登録メンバー発表記者会見& ラグビー日本代表BRAVE壮行会2023 レポート

8月15日(火)に都内にて、9月8日に開幕するラグビーワールドカップ 2023 フランス大会日本代表登録メンバー発表記者会見が行われました。

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この記者会見では登録メンバーが30名発表され、16~18日の府中合宿を終えた18日に33名(1名離脱・追加4名)が決定しました。

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稲垣 啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)
クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)
シオネ・ハラシリ(横浜キヤノンイーグルス)
具智元(コベルコ神戸スティーラーズ)
垣永 真之介(東京サントリーサンゴリアス)
ヴァル アサエリ愛(埼玉パナソニックワイルドナイツ)

HO
堀江 翔太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)
坂手 淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)
堀越 康介(東京サントリーサンゴリアス)

LO
サウマキ アマナキ(コベルコ神戸スティーラーズ)
ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)
ヘル ウヴェ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)

FL/LO
ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)

FL
ベン・ガンター(埼玉パナソニックワイルドナイツ)
姫野 和樹(トヨタヴェルブリッツ)
福井 翔大(埼玉パナソニックワイルドナイツ)
リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)
ピーター・ラブスカフニ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)

SH
齋藤 直人(東京サントリーサンゴリアス)
流 大(東京サントリーサンゴリアス)
福田 健太(トヨタヴェルブリッツ)

SO/FB
小倉 順平(横浜キヤノンイーグルス)

SO
李 承信(コベルコ神戸スティーラーズ)
松田 力也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)

CTB
長田 智希(埼玉パナソニックワイルドナイツ)
中野 将伍(東京サントリーサンゴリアス)
中村 亮土(東京サントリーサンゴリアス)
ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)

WTB
ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)
シオサイア・フィフィタ(トヨタヴェルブリッツ)
セミシ・マシレワ(花園近鉄ライナーズ)
レメキ ロマノ ラヴァ(NECグリーンロケッツ東葛)

FB/WTB
松島 幸太朗(東京サントリーサンゴリアス)

ジェイミー・ジョセフHC

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チームの目標について

「どのチームも試合に勝って優勝することを目標としていると思います。前回トップ8にいきましたし、皆目指すものは同じだと思っています。ワールドカップというのは、色々な状況が起こりうる試合だと思っていますので、1試合ずつしっかりやってまずはトップ8にいきたいと思っています」

どんなジャパンラグビーを見せたいか

「ジャパンラグビーのアイデンティティは素早いラグビーでボールをしっかり動かして、アタッキングしていく。相手によって自分たちの戦い方を調整していく必要がありますが、ジャパンラグビーというのは世界の中でもユニークでそれをしっかりとやっていくのが重要だと思います」

第2部は代表選手の中から、流、リーチ マイケル、姫野、坂手の4名が登壇しました。

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姫野キャプテン

キャプテンになったことについて
「トンガ戦あたりでジェイミーにキャプテンとしてやってほしいと伝えてもらいました。自分のリーダーシップが代表に必要なんだなと感じましたし、ジェイミーもそれを期待しているとのことだったので、自分の持てる情熱だったり愛情だったり、リーダーシップでチームを引っ張っていきたいと思いました。これからもキャプテンとして覚悟を持ってやっていきたいと思います」

流バイスキャプテン

「姫野が基本的に引っ張っていくのですが頼りないので、僕がサポートしながらやっていくと思うので、皆さん期待していてください!(笑)姫野は責任感がめちゃくちゃ強いので考えすぎることがいっぱいあるので、僕がそこを上手くリラックスさせながら、僕なりのリーダーシップをとってお互い自分らしくやっていきたいと思います」

ジェイミー・ジョセフHCが今大会で日本代表のHCとして最後ですが今の気持ちは?と聞かれ、姫野キャプテンは
「今までやってきたこと、自分たちの持っているもの、それをただやるだけです。しっかり自分たちの目標や信念を持って、自分たちを仲間たちを信じて戦う。やり切る。出し切る。ただやるだけだと思います」
と力強く答えていました。

同日午後には、東京駅丸の内行幸通りにてラグビー日本代表BRAVE壮行会2023が開催されました。
チームバスに乗って登場した日本代表

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壮行会には、抽選で選ばれた881人のファンと、会場外にも大勢の人が集まり、日本代表へエールを送っていました。

キウイブリーズが注目している、クレイグ・ミラー

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ハイランダーズ在籍中に来日し対戦したことがきっかけで2018年にパナソニックへ加入し、2019年にはサンウルブズではキャプテンを務めました。
2021年日本代表の資格を得て、今回ラグビーワールドカップ初選出となりました。
ハイランダーズでジェイミーやトニーのもとでプレーしていた経験から、彼らの戦術をより理解しているであろうベテラン選手です。

以下、プレスリリースされた選手コメントです。

「日本代表メンバーに選ばれたことをとても誇りに思い、興奮しています。日本代表として世界の強豪チームと戦うという素晴らしい機会に挑戦できることを楽しみにしています。いつも応援してくださるファンの皆さま、本当にありがとうございます」

クレイグ・ミラーは会場内だけではなく、沿道の方を向いて遠くのファンにも笑顔で手を振っていました。

本日8月19日にチームはイタリアに向けて出発しました。
大会後は現地解散とのことでKiwiのコーチ陣とはもう日本では会えないため、熊木はプライベートで空港へ行って最後の挨拶をしてきたとのことです。

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日本代表は8月26日にイタリア代表と対戦した後、9月2日にフランス (トゥールーズ)へ移動し、本大会に臨みます。

キウイブリーズは残念ながらフランスへは行けないのですが、チームがベストを尽くせることを心から祈っています!
またワールドカップ後に情報発信を予定しております。どうぞお楽しみに。

金沢

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投稿日 : 2023.8.6 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

リポビタンDチャレンジカップ2023 パシフィックネーションズシリーズ 日本代表 vs フィジー代表 レポート

リポビタンDチャレンジカップ2023 パシフィックネーションズシリーズ 日本代表 vs フィジー代表 レポート

8月5日(土)に秩父宮ラグビー場にて行われた、リポビタンDチャレンジカップ2023 パシフィックネーションズシリーズ 日本代表 vs フィジー代表 を取材してきました。

日本代表は先週のトンガ代表戦で今季初勝利を挙げ、フィジー代表戦がラグビーワールドカップ2023フランス大会前に国内で行われる最後の国際試合です。
フィジー代表はトンガ代表とサモア代表と対戦し連勝していて、現在は世界ランキング10位です。

キウイブリーズが注目するのは、クレイグ・ミラー
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リザーブでのスタートです。

試合前には、フィジー代表のウォークライ「シビ」が披露されました。

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それを迎え撃つ日本代表!ちゃんと向き合っております。

前半立ち上がりに日本代表は敵陣で攻撃するも得点を奪えませんでした。

前半4分にカウンターからフィジー代表が先制トライします。
速い展開で一気にトライまで持って行かれてしまいました。

前半7分、怪我から代表に復帰し今年初出場だった日本代表ピーター・ラブスカフニがレッドカードで退場となりました。。。

先月のサモア戦でリーチ マイケルがレッドカードとなった時と同じく、日本代表は数的不利になりました。
そういった状況で、メンタリティ含め切り替えができていなくてチームがバラバラになってしまっているような感じがしました。

前半はフィジー代表が3トライを決め、21-0でリードして折り返します。

後半からクレイグ・ミラーが入りました。

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後半に入ってからもフィジー代表は勢いがありトライを許しましたが、その後TMOにより3度ノートライとなりました。

後半の途中からは、フィジー代表も疲れてきていたこともあり、日本代表は1人少ない状況の中でもチームとしてやりたい流れができていたように思います。

後半28分、相手を引き寄せてから左へさばき、そこへ駆け込んできた長田が一気に敵陣ゴール手前まで突破し、トライまであと3メートルでした。
この一連の流れは、まさにトニー・ブラウン アシスタントコーチが考えるジャパンラグビーといえます。トンガ代表戦でもしていました。

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後半31分ジョネ・ナイカブラ

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トライの後はみんなで喜びを共有していました!

37分セミシ・マシレワ

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フィジー出身の2人がトライを決めました。

入場者数は22,137人でした。

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歓声が凄かったです!

試合は、35-12でフィジー代表が勝利しました。

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15人でフィジー代表相手にどれだけやれるか見たかったという気持ちは正直皆あると思います。

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日本代表は5連戦で1勝4敗という結果にはなりましたが、毎試合成長していますし、14人でなんとかやり切った点とこれからも選手とコーチ陣と一丸となり突き進んでいって欲しいです。

試合後、ジェイミー・ジョセフHCは日本語で「皆さん今日はありがとうございました。負けても勝ってもいつも応援してくれて本当にありがとうございました。」と観客へ感謝の言葉を述べました。

試合後にクレイグ・ミラーにインタビューしました。

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Q. 今日の試合については残念な結果となりましたが、いかがでしたか?

A. フィジーは試合序盤の入り方がとてもよく、我々にプレッシャーをかけてきました。しかし、私はこのチームが出来る限りの力で戦い、後半は相手に大きなプレッシャーをかけられるような状況に持って行けたことを本当に誇りに思います。

Q. 約1週間のオフに入ると思いますが、ニュージーランドに帰るのですか?

A. いえ、ニュージーランドには戻りません。日本に残って、回復とリハビリをしっかりやって、願わくば次のステップ(ワールドカップ)の一翼を担えるようになりたいと思っています。

約3ヶ月日本に滞在していたトニー・ブラウン アシスタントコーチはオフ期間はニュージーランドで過ごすそうです。
久しぶりに家族との時間を過ごしてリフレッシュして欲しいです。

試合前のジョンへのタックル

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犯人は先輩。。。

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試合前この笑顔が見れるのは逆になんか感じました。

トニーは周りをすごく観察してバランサーみたいな役割をするコーチなので。。。

日本代表は8月15日(火)にラグビーワールドカップ2023フランス大会の登録メンバーが発表され、出発前最後の国内合宿として8月16~18日に東京都府中市にて合宿を実施します。

ではでは

熊木

投稿日 : 2023.7.30 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

リポビタンDチャレンジカップ2023 パシフィックネーションズシリーズ 日本代表 vs トンガ代表 レポート

リポビタンDチャレンジカップ2023 パシフィックネーションズシリーズ 日本代表 vs トンガ代表 レポート

7月29日(土)に東大阪市花園ラグビー場にて行われた、リポビタンDチャレンジカップ2023 パシフィックネーションズシリーズ 日本代表 vs トンガ代表 を取材してきました。

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ラグビーワールドカップ2023フランス大会前の国内での国際試合5連戦で、3連敗して迎えたトンガ戦です。

キウイブリーズが注目するのは、日本代表のクレイグ・ミラー

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リザーブで、後半途中からの安定したプレーに期待です。

そしてトンガ代表のマラカイ・フェキトア

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元オールブラックス24試合出場で、ハイランダーズでは65試合の出場で100PTを挙げ2015の優勝メンバーです。

当日メンバー変更により、リザーブに入りました!ケガがあるので心配がありましたが当日メンバー入りしたとのことです。
個人的には生でプレーが見れてうれしかったです。

前半は序盤からトンガ代表に押され自陣でのプレーが続く展開となりましたが、耐えました。

前半20分スクラムから外に展開し、最後はジョネ・ナイカブラのトライで日本代表が先制します。

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前半終了間際にもトライを決めた日本代表が13-5でリードして折り返しました。

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後半に入り連続してペナルティゴールを決められ2点差まで迫られると、お互いにトライを奪う展開になりました。

後半19分日本代表クレイグ・ミラー

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後半24分トンガ代表マラカイ・フェキトアが入りました。

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ケガの関係だと思われますが、積極的にボールに絡みにいくというよりかは、少し後ろで指示を出しているようでした。
彼のように経験が豊富な選手がピッチにいるのはチームにとって大きな力になります。

後半27分にペナルティゴールで日本代表は5点差とし、終盤にはピンチもありましたが、松島のタックルをはじめとして皆で守り抜きました。

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試合通じて日本代表の武器である低いディフェンスが、身体の大きなトンガ代表相手に脅威となっていました!

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入場者数は、21,138人でした。

試合は、21-16で日本代表が勝利しました。

チームは今合宿でかなり強度の高いトレーニングをこなしながら、毎週末に試合を行っています。
肉体を極限まで追い込んだ状態で、試合中の判断力を鍛えている状態です。

それゆえ点差は予想よりつかなかったですが、勝つことで自分たちがやってきたことが間違っていないとチームの自信につながる1勝だといえます。

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普段冷静なクレイグのこのポーズ。みんなが欲しかった1勝です!

試合後、クレイグ・ミラーはトンガ代表18番のデイヴィッド・ロロヘエとジャージを交換していました。

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キウイブリーズ恒例ミックスゾーンでの独占インタビュー
今回は3人にインタビューしました!

トンガ代表のマラカイ・フェキトア

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Q. 今日の試合はいかがでしたか

A. 両チームにとってタフで、本当にいい試合でした。でも日本は、必要なときに必要なだけ得点できていて、かなり進歩したと感じます。だから、このこともしっかり受け止めて、次に進みたいです。

Q. これからの抱負を聞かせてください

A. ワールドカップで色々な国と対戦して勝利をおさめることですね。まだアイルランドが世界一なので。だから、今週末は彼らの前に立ちはだかり、ワールドカップで逆転勝利を収めたいです。決勝ではもちろん、勝ちたいです。

因みに現在はヨーロッパのチームでプレーしていますが、将来的に日本でプレーするプランがあるようです!?
先のことなのでまだわかりませんが、もし実現したら嬉しいです。

次に、日本代表のクレイグ・ミラーです。

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Q. 今日の試合はいかがでしたか

A. ああ、本当に楽しい試合でしたね。勝利を手にし、チームとして引き締まった状態を維持できたのは素晴らしいことです。

Q. これからの抱負を聞かせてください

A. 今週取り組んだことを積み重ねていこうと思います。今日はボールを保持し続け、トンガに持続的なプレッシャーをかけ続け、それが試合終盤に表れたと思います。だから今、更衣室では本当にハッピーですし、勝利を手にすることができてよかったです。

最後に、トニー・ブラウン アシスタントコーチです。

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Q. 今シーズン初勝利おめでとうございます。今日の試合はいかがでしたか

A. とてもフィジカルな試合でしたが、勝利にとても感謝しています。観客の皆さんが楽しんで観戦できたと思いますし、最後はとても緊迫した、とてもいい試合だったと思います。

Q. 次の試合に必要なことは何でしょうか

Q. 向上し続けることですね。フィジーはとてもいいチームです。もう少し長い時間ボールを保持し、ポジションをコントロールすることができれば、相手に大きなプレッシャーを与えることができると思います。

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あと練習中と試合後の顔の表情まるで別人です(笑)

日本代表に帯同しているリキ・フルーティは、勝利を喜びつつも、コーチ陣はホテルに帰ってこの試合の分析をして来週のFIJI戦に向けて準備するとのことです。

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来週8月5日(土)は秩父宮ラグビー場にて、リポビタンDチャレンジカップ2023 パシフィックネーションズシリーズ 日本代表 vs フィジー代表 が行われます。
ワールドカップ2023フランス大会前に国内で行われる最後の試合です!

フィジー代表はセブンズの強豪国なので、15人制でも躍動感あるトリッキーなプレーが予想されます。
満身創痍な日本代表ですが、ディフェンスがポイントになると思います。

日本代表は結果ももちろん大事ですが、1番重要なのは戦術を理解し、いかに遂行できるかどうかだと思います。

来週もレポートします!

ではでは

熊木

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投稿日 : 2023.7.23 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

リポビタンDチャレンジカップ2023 パシフィックネーションズシリーズ 日本代表 vs サモア代表 レポート

リポビタンDチャレンジカップ2023 パシフィックネーションズシリーズ 日本代表 vs サモア代表 レポート

7月22日(土)に札幌ドームにて行われた、リポビタンDチャレンジカップ2023 パシフィックネーションズシリーズ 日本代表 vs サモア代表 を取材してきました。

オールブラックスXVとの連戦を終え、今週は世界ランキング12位のサモア代表との対戦です。
ワールドカップ2023フランス大会で同じプールなので前哨戦となります。
ワールドカップ2023フランス大会へ向けてチームがどのようにビルドアップしていくか楽しみです!

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キウイブリーズが注目するのは、日本代表のクレイグ・ミラー

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リザーブからのスタートです。
先週はミスもありましたが、献身的なプレーが持ち味です。

試合前には、サモアのシバタウが行われました。

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伝統的な戦闘舞踊です。

前半6分に初キャップのアマト・ファカタヴァのトライが認められて先制!

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フィジカルが強いサモア代表

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ハイタックルが多く規律が乱れていました。

前半30分リーチ マイケルのハイタックルでレッドカードとなり、日本代表は1人少ない厳しい状況になりました。

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その後同点に追いつかれ、10-10で折り返します。

後半に入り、日本代表は李承信のペナルティゴールで得点を重ねていきました。

後半13分サモア代表チャーリー・ファウムイナが入りました。

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オールブラックスで50キャップのベテランプレイヤーで、この試合がサモア代表デビューでした!

後半22分に日本代表クレイグ・ミラーが入りました。

Canon EOS 7D Mark II (571)

日本代表は後半23分にトライとゴールキックを決められて逆転を許してしまいます。

入場者数は、22,063人でした!

試合は、24-22でサモア代表が勝利しました。

Canon EOS 7D Mark II (642)

日本代表はサモア代表に対し、しっかり戦略を練ってきていたはずです。
しかし数的不利となったことで、プランを大きく変更せざるを得なくなりました。
そういった状況になった時にメンタリティの部分含めいかに柔軟に対応できるかどうか、課題が見えたことと思います。

あとオールブラックスXVとの時もそうでしたが、ハンドリングエラーも多かったので、チャンスの際にフィニッシュまでしっかりと得点に繋げていくことです。
言葉にするのは簡単ですが、実践できるようになるのは難しいです。。。
でも試合経験を積んで、毎試合反省と収穫を糧にして更に成長していくはずです!!

試合後恒例の独占インタビューをしたかったのですが、時間の関係で出来ず会場を後にしました。。。
次回はインタビューしたいと思います!

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国内での5連戦も早いもので残り2試合となります。
次は7月29日(土)にて東大阪市花園ラグビー場にてリポビタンDチャレンジカップ2023 パシフィックネーションズシリーズ 日本代表 vs トンガ代表 が行われます。

ではでは

熊木

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投稿日 : 2023.7.16 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

リポビタンDチャレンジカップ2023 日本代表 vs All Blacks XV in えがお健康スタジアム レポート

リポビタンDチャレンジカップ2023 日本代表 vs All Blacks XV in えがお健康スタジアム レポート

7月15日(土)にえがお健康スタジアムにて行われリポビタンDチャレンジカップ2023 日本代表 vs All Blacks XV を取材してきました。

先週秩父宮ラグビー場で行われたJAPAN XV vs All Blacks XV は、38-6でAll Blacks XVが勝利しました。
今週はメンバーを7人入れ替えて日本代表としてAll Blacks XVに挑みます!

キウイブリーズが注目するのは、先週はメンバー外だったジョナ・ナレキ

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オールブラックスU20やセブンズの経験があり、現在所属しているハイランダーズとは2025年まで契約しています。
スピード感あふれるプレーに期待です!

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日本代表は新ジャージーを着用して初めての試合でした。

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気合い溢れるハカ(カ・マテ)

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前半9分にカウンターからのトライでオールブラックスXVが先制!

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その後前半25分、連続攻撃から松島のトライが決まります。
コンバージョンゴールを決め、日本代表が逆転しました。

しかしその後連続トライを許し、前半は29-13でオールブラックスXVがリードして折り返しました。

オールブラックスXVはボールを持った時のスピードがとても速く、ボールを押し込む力もあります。相手のミスを見逃さず、確実に得点を取ることができます。

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日本代表のディフェンスは良かったですし、スクラムで競って勝っているシーンもありました。

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アタックも先週と比較していい形を作れていました。
しかしミスや守備の隙を突かれて取られてしまっているので、ボールを持った時にミスしないでフィニッシュまで持っていけるよう修正が求められます。

日本代表は後半開始まもなく2トライを取られましたが。。。
後半14分、19分とマシレワのトライで点差を縮めていきます。

途中交代で入った流と長田のナイスプレーが光っていました!

オールブラックスXVは、
後半19分サム・ギルバート

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22分フォラウ・ファカタヴァ

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同じく22分に日本代表クレイグ・ミラーが入りました。

ミスもありましたが、相手にプレッシャーをかけられていました。

日本代表にとっていつも課題となっている残り20分。いつもならば規律が乱れ失点が増えるところですが、今回オールブラックスXVに追加点を許しませんでした。
ただ敵陣で攻撃している時間帯も多かったので、ミスせずにさらに追加点が取れていたらもっと良かったと思います。

観客数は19,586人でした。

試合は、41-27でAll Blacks XVが勝利しました。

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試合後、日本代表クレイグ・ミラーに独占インタビューしました。

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Q. 後半からプレーしましたが、いかがでしたか

A. とてもタフな試合でしたね。後半は逆転して、勝つチャンスがあったと思います。ただ、単純ミスを連発してしまい、それが仇となったなと感じています。

Q. 今後の目標を教えてください。

A. 国際試合は本当に質の高い相手と戦うので、モチベーションも高くなります。だから、私たちはより正確であることが必要だと思います。今日は、ノックオンやドロップボールなど自らミスをたくさんしてしまいました。だから、今週のような湿度と暑さの中で、フォアボールの捕球技術やボールのケアに大きな課題が残ると思います。応援ありがとうございました。

チームとして試合経験を積むことでさらなる成長を期待しています!

来週7月22日(土)は札幌ドームにて、リポビタンDチャレンジカップ2023 パシフィックネーションズシリーズ 日本代表vsサモア代表 が行われます。

ワールドカップ2023フランス大会で同じプールのサモア代表との対戦です。

こちらも取材予定です!

ではでは

熊木

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Kiwi Breezeの更新情報です。

登録日 : 2018.5.8

NZフレンズに「Clive Jones」をアップしました!!

登録日 : 2018.4.10

NZフレンズに「野村祥恵」をアップしました!!

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