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ニュージーランドの旬な情報や取材報告など、タイムリーな話題を綴っています。

投稿日 : 2023.7.11 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

リッチー・マコウ、ダン・カーター トークイベント presented by リポビタンSports × Alpen TOKYO

リッチー・マコウ、ダン・カーター トークイベント presented by リポビタンSports × Alpen TOKYO

7月9日(日)にAlpen TOKYOにて行われた、リッチー・マコウ、ダン・カーター トークイベント presented by リポビタンSports×Alpen TOKYO を取材してきました。

こちらのイベントは、キャンペーン期間中にAlpen TOKYO内で、adidas+リポビタン関連商品を含む10,000円(税込)以上購入した先着30名を対象に行われました。

リッチー・マコウ

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ダン・カーター

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元オールブラックスの2人はリポビタンアンバサダーとして来日しました。
8日にはラグビークリニックを行い、リポビタンDチャレンジカップ2023 JAPAN XV vs All Blacks XVを観戦しました。

昨日の試合の後には、日本代表選手3名(流大、中村亮土、姫野和樹)と食事会をして、ラグビーワールドカップで日本代表が勝つためにできることなど、彼らから質問を受けアドバイスをしたそうです。

試合の感想として「前半20分くらいまでは非常に良いプレーができていて勢いがあった。ボールを保持してアタックしていたけど、なかなか点に繋げることができなかったのが試合の結果を左右したのではないか。同時にオールブラックスXVが得点を決めはじめたことで、試合を通じて日本が自信を失っていったように感じた。
また、キックの使い方によって、オールブラックスXVのように優れたランナーが揃ったチームに対してはキックすることで不用意にカウンターアタックのチャンスを与えてしまうことになるので、そこがあまり良くできていなかったのではないか」と伝えたそうです。

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試合を振り返り、
リッチー・マコウ

「ニュージーランドの選手を中心に見ていましたが、オールブラックスXVには昨年もしくはそれ以前にオールブラックスを経験している選手が多数います。誰もがラグビーワールドカップにオールブラックスとして選ばれたいという気持ちでプレーしていると思いますので、それぞれ大きな目標に向かってハードワークしています。昨日ピッチの中で目立っていたのは、ブラッド・ウェバーです。気持ちをプレーで体現していて良かったと思います」

ダン・カーター

「ジャック・グッドヒューは怪我に悩まされたシーズンもありましたが、今シーズンはクルセイダーズの7連覇に大きく貢献した選手だと思います。昨日の試合でもゲームをコントロールしていて、オールブラックスXVの勝利に貢献していました。あともう1人挙げるとすれば、スティーヴン・ペロフェタはアウトサイドにチャンスを作ったりとスコアにつながるプレーをしていました」

オールブラックスの10番争いについて聞かれると、

「私がプレーした後にボーデン・バレットとリッチー・モウンガが長い間にわたってオールブラックスの10番のジャージを着ていました。その中で、ダミアン・マッケンジーはスーパーラグビーでのパフォーマンスが評価されて今回10番のジャージを着ることになっています。
10番の選手層というのはとても大事なことです。この2ヶ月間で自分がスターティングで10番のジャージを着たいというチーム内の競争で切磋琢磨してレベルアップをはかっていくことで選手層をさらに深めることができるので、セレクターとしては幸せな悩みだと思います。
また、ラグビーワールドカップは何が起こるかわからないので、自分がいつ呼ばれてもいいように準備をしておくというのが非常に大事です。忠実に戦術を理解してやるということも大事なことですので、オールブラックスXVの選手は来週も同じパフォーマンスができるのか、そしてオールブラックスに選ばれるためにどれだけのパフォーマンスができるのか楽しみです」

また、日本代表のディフェンスについて

リッチー・マコウ

「昨日の試合は特に前半バックローを中心にオールブラックスXVに良いプレッシャーを与えていました。試合が進むにつれオールブラックスXVがスコアをし始めて日本代表は後ろに下がりながらプレーをせざるを得なくなったので後半はインパクトはあまり出せなかったと思いますが、試合を通じてルースフォワードはディフェンスでコンタクトエリアでのプレッシャーを与えていました」

ラグビーワールドカップ2023フランス大会の開幕戦で、ニュージーランドはフランス代表と対戦します。

ダン・カーター

「間違いなく開幕戦はアメージングな試合になると思います。フランスは自国開催で、優勝候補筆頭に挙げられています。私の意見として、フランス・アイルランドが優勝候補に選ばれるチームだと思っています。
開幕戦でフランスと対戦できることは、オールブラックスにとってチャンスになります。ここでプレーしておくことで、自分たちが優勝できるのかという立ち位置がわかる指標になります。
正直ニュージーランドは優勝候補筆頭には入っていないので、下馬評は低いかもしれません。彼らが今までと違った環境・立ち位置にいる中でどれだけ準備をしてワールドカップに臨めるか、その1試合目でフランスと戦うことはチャレンジになると思っています」

リッチー・マコウ

「ラグビーワールドカップは何が起こるかわからない大会で、どの国が優勝してもおかしくはありません。まずプール戦でしっかり勝つこと、そしてプール戦が終わった後に決勝トーナメントで1試合1週毎に相手にフォーカスしてハイパフォーマンスが連続でできるかどうかが重要です。それはチャレンジングなことですが、チーム一丸となってチームを創り上げ、プール戦で培った勢いを決勝トーナメントで持つことが非常に大事だと思っています」

記事では全ては紹介できませんが観客からの質疑応答もあり、さまざまな質問にひとつひとつに真摯に答えていました。

あっという間の1時間でした!

金沢

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投稿日 : 2023.7.9 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

リポビタンDチャレンジカップ2023 JAPAN XV vs All Blacks XV in 秩父宮ラグビー場 レポート

リポビタンDチャレンジカップ2023 JAPAN XV vs All Blacks XV in 秩父宮ラグビー場 レポート

9月8日に開幕するラグビーワールドカップ2023フランス大会まであと2か月となりました!

7月8日(土)に秩父宮ラグビー場にて行われた、リポビタンDチャレンジカップ2023 JAPAN XV vs All Blacks XV を取材してきました。

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キウイブリーズが注目するのは、
ジャパンXVのクレイグ・ミラー

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オールブラックスXVのジャーメイン・アインスリー

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ともにポジションはプロップで、ダニーデンのオタゴボーイズハイスクール出身です!
因みにジャーメインのお父様はキングスハイスクール卒業とのことです。

そしてオールブラックスXVのリザーブ
サム・ギルバート

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ユーテリティバックスとして、複数のポジションをこなすことができます。
まだ24歳と若く、元ハイランダーズHCで現在日本代表アシスタントコーチのトニー・ブラウンが「将来有望な選手」と言っていました!

ウォーミングアップの時にはトニー・ブラウンとオールブラックスXVのレオン・マクドナルドHCやスコット・ハンセンアシスタントコーチと話していたり

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いつものルーティーンでキックをしていました。

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また、ハイランダーズでアシスタントコーチをしているリキ・フルーティ

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元イングランド代表で、2012年にリコーでプレーしていました!
ワールドカップ終了まで日本代表に帯同しているそうです。

試合開始前にはハカ(カ・マテ)が行われました。

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迎え撃つJAPAN XV

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前半5分にジャパンXVがペナルティゴールで先制点を奪いましたが、
オールブラックスXVが前半15分スクラムから右外に展開し、スティーヴン・ペロフェタのトライが決まりました。

スピード感ある攻撃でした!

その後は両チームともペナルティゴールで追加点を決め、前半は11-6でオールブラックスXVがリードして折り返します。

後半8分にビリー・ハーモン

後半17分にフォラウ・ファカタヴァ

後半20分にクレイグ・ミラーが交代

交代後、足の治療をしているようでした。

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そして後半28分にサム・ギルバートが入りました。

後半はジャパンXVが得点のチャンスがあったものの、決めきることができず。。。
しかし乍ら2019年のラグビーW杯前も同じでした。
どのタイミングでピークを持っていくかも重要な要素だと思います。

代表なので結果も求められるのもわかりますが。。。

逆にオールブラックスXVはスペースを突いて4トライを奪いました。

そのうちの1つは、ラストプレーでトライを決めたフォラウ・ファカタヴァ

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軽快なステップでした!

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入場者数は、22,283人でした。
熱い声援が両チームに送られていました!

試合は38-6でAll Blacks XVが勝利しました。

試合後には笑顔でファンサービスしていました。

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ジャパンXVは残念ながらノートライでした。
あと少しというところで反則となってしまい取りきれなかったので、そこは今後に向けて修正が必要です。
高いプレッシャーの中でどのように判断して動くことが出来るか言葉では簡単ですが体に染み込むまでにはまだ時間がかかるかもですね。

あとは以前から言えることですが、試合時間残り20分がポイントですね。。。
今回若い選手もたくさん起用されていたので、コンビネーションの面でもまだまだこれから良くなっていくと思われます。

試合後、オールブラックスXVの記者会見に登壇したビリー・ハーモン

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ジャパンXVのタックルについては、「とても良いタックルでした。ジャパンは情熱を持ったプレーをしてきます。低いタックルを真に受けてしまうと、こちらとしてはやられてしまう。(ディフェンスラインの攻略のために)速い展開で彼らをセットさせない状況に持っていこうと思いました。ラインスピードを止めるということです。時間を与えないようにしました。」と話しました。

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記者会見が終わったら、元チームメイトの姫野とジャージを交換すると言っていました!

ミックスゾーンでクレイグ・ミラーに独占インタビューしてきました。

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Q. 今日の試合の感想は

A. タフな試合でした。前半30分くらいまでは、チームとしてやりたいことがある程度出来ていました。しかしながらオールブラックスXVは試合を優位に進めていました

Q. 足の具合はどうですか

A. 少し痛めたけど大丈夫です。日本語で大丈夫ですとのことです。

日本代表は本日宮崎に戻り、引き続き合宿を行います。

来週7月15日(土)はえがお健康スタジアム(熊本)にて、リポビタンDチャレンジカップ2023 日本代表vs All Blacks XVです!

こちらも取材予定です。

ではでは

熊木

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投稿日 : 2023.7.7 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

リポビタンDチャレンジカップ2023 All Blacks XV キャプテンズラン レポート

リポビタンDチャレンジカップ2023 All Blacks XV キャプテンズラン レポート

7月8日(土)に秩父宮ラグビー場で行われるリポビタンDチャレンジカップ2023 JAPAN XV vs All Blacks XV の登録メンバーが昨日発表されました。

登録メンバー23名は以下の通りです。

1.ザヴィア・ヌミア(ハリケーンズ)

2.リッキー・リキテリ(ブルーズ)

3.ジャーメイン・アインスリー(ハイランダーズ)

4.ナイトア・アクオイ(チーフス)

5.クインテン・ストレンジ(クルセイダーズ)

6.アキラ・イオアネ(ブルーズ)

7.デュプレッシー・キリフィ(ハリケーンズ)

8.クリスチャン・リオ=ウィリー(クルセイダーズ)

9.ブラッド・ウェバー(チーフス)[CC]

10.スティーヴン・ペロフェタ(ブルーズ)

11.エテネ・ナナイ=セトゥロ(チーフス)

12.ジャック・グッドヒュー(クルセイダーズ)

13.アレックス・ナンキヴェル)チーフス)

14.ベイリン・サリヴァン(ハリケーンズ)

15.ルーベン・ラヴ(ハリケーンズ)
16.タイロン・トンプソン(チーフス)

17.オリー・ノリス(チーフス)

18.ポウリ・ラケテ=ストーンズ(ハリケーンズ)

19.キャメロン・スアフォア(ブルーズ)

20.ビリー・ハーモン(ハイランダーズ)[CC]

21.フォラウ・ファカタヴァ(ハイランダーズ)

22.ブレット・キャメロン(ハリケーンズ)

23.サム・ギルバート(ハイランダーズ)

そして本日、秩父宮ラグビー場にてキャプテンズランが行われました。

ハカの練習をしているところが見れました!

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フォラウ・ファカタヴァが他の選手をリードしていました。

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スタンドには、リッチー・マコウとダン・カーターがいました。

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公開練習後の囲み取材に応じた共同キャプテンのビリー・ハーモン

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Q. 暑さには順応しましたか

A. はい、30℃以上の中練習ができたので。選手たちはだいぶ日焼けしました。準備万端です。
私たちの国ではラグビーはウィンタースポーツなので、このような暑さの中ではあまりやらないですね。自分はダニーデンから来ていますが、最近は雪が降っていますので、(気候が)かなり違います。

Q. ハイランダーズでチームメイトだった姫野について

A. とても楽しみにしています。彼がハイランダーズにいた時とても良かったですし、情熱やパワーを持ってプレーしてくれます。世界のラグビーでも一番のルースフォワードの中に仲間入りをしていると思いますので、対戦すること、そして彼がワールドカップでどのような活躍をするのか見るのが楽しみです。

Q. ハカの練習について

A. 今日はグラウンド上での立ち位置など確認をしました。練習もしています。オールブラックスXVは発足してまだ2年なので、カ・マテが通常のハカです。

Q. このオールブラックスXVでの活躍がオールブラックスへ繋がると思うが、モチベーションは

A. 全員がトップチームへ入るために、自分を示す場所だと思います。良いプレーをすればそれが結果に繋がると思って、良いプレーをするぞという気持ちで来ています。

Q. チームとしてどういうプレーをしていきたいか

A. 才能が豊富な選手がいるので、皆自由にプレーしていきたいと思っています。オールブラックスほどのプレッシャーはないですし、もっと自由に自分自身のプレーというものをやれると思っています。
私としては、自分の価値というものを出していきたいです。コンタクトでも、ブレイクダウンでも、タックルでも強くやっていきたいです。

なお、ハイランダーズからは、4名が登録メンバーに入っています。
スターティングメンバーには
ジャーメイン・アインスリー

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リザーブに
ビリー・ハーモン

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フォラウ・ファカタヴァ

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サム・ギルバート

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ジョナはメンバー外でした。。。

試合は、オールブラックスXVが日本の気候とJAPAN XVの速いテンポの攻撃にどれだけ順応できるかが鍵となるのではないでしょうか!?
また、フォワードがどこまで耐えられるかにも注目です。

明日の試合ももちろんレポートします!

ではでは

熊木

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投稿日 : 2023.7.3 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

オールブラックスラグビークリニック 2023 presented by リポビタンD レポート

オールブラックスラグビークリニック 2023 presented by リポビタンD レポート

7月2日(日)にリコー総合グラウンドにて行われた、オールブラックスラグビークリニック presented by リポビタンD を取材してきました。

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ラグビー日本代表は、今秋に控えたラグビーワールドカップ2023フランス大会を前に、日本国内で国際試合5試合に臨みます。
そのうち2試合は、オールブラックスXVと対戦し、
7月8日(土)秩父宮ラグビー場にてリポビタンDチャレンジカップ2023 JAPAN XV vs All Blacks XV
そして翌週7月15日(土)はえがお健康スタジアムにて、リポビタンDチャレンジカップ2023 日本代表vs All Blacks XV
が行われます。

オールブラックスXVは、正代表に次ぐシニアチームです。

今回来日したメンバーの中にも、オールブラックスの経験者が多数います!

ラグビークリニックには、
アサフォ・アウムア

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ビリー・ハーモン

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アキラ・イオアネ

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デュプレッシー・キリフィ

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ザヴィア・ヌミア

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リッキー・リキテリ

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ピタ・ガス・ソワクラ

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クィンテン・ストレンジ

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以上8人の選手が2人ずつ4組に分かれ、世田谷区ラグビースクールスクール生(小学5・6年生約100名)との練習に参加しました。

練習開始前に選手を代表して、ビリー・ハーモンの挨拶がありました。

「(日本語で)おはようございます。ビリー・ハーモンといいます。日本に、そして世田谷に来れたことを本当に嬉しく思っています。今日は皆さんと一緒にラグビーを通じて楽しい時間を過ごせればと思います。我々はこれからテストマッチを行いますが、日本に来て日本の文化を体験することを楽しみにしています。今日は皆で良い時間を過ごしましょう!(日本語で)ありがとう。」

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晴天で気温が高かったのでかなり暑かったですが、選手たちは子どもたちと交流し笑顔もたくさん見られました。

世界トップレベルの選手から直接ラグビーを指導してもらえるなんて本当にうらやましいです。。。
この貴重な経験が将来に活きていくといいですね!!
子どもたちも皆大きな声で「楽しかった!」と言っていました。

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また、終わりには選手を代表してビリー・ハーモンが「今日は暑かったですが、皆さんとラグビーをして一緒の時間を過ごせてとても楽しかったです。皆さんも楽しめたことを我々は祈っています。そして私から伝えたいのは、ラグビーのキャリアだけでなく、これからの人生においてハードワークし続けて、そして楽しんでください。これからの皆さんの全ての活躍を祈っています。今日は本当にありがとうございました」
とスピーチしました。

ラグビークリニックの後には、選手4名が囲み取材に応じました。

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Q. 今日の感想は

A. 楽しかったです!暑かったですが、皆さんと楽しい時間を過ごせましたし、特に子どもたちのスキルの高さに感銘を受けました(ビリー・ハーモン)
子どもたちが皆真剣にトレーニングに励んでいたので、日本のラグビー界の将来は明るいと思いました(ピタ・ガス・ソワクラ)

Q. 試合への意気込みは

A. 私はスーパーラグビーで早いうちに敗退してしまったチームにいたので、またラグビーがプレーできるということを純粋に楽しみたいと思っています(アサフォ・アウムア)
間違いなく素晴らしい試合になると思っています。これからBKが来日しチームに合流するので、皆で一緒になって良い準備をして、良い試合になることを期待しています(アキラ・イオアネ)

Q. 日本のファンへメッセージ

A. 日本の皆さまこうやって私たちをホストしてくださり、ありがとうございます。どこに行っても我々を温かく迎えてくださるのが日本の皆さまです。これが私にとっては今回初めての来日となります。これから日本の皆さまと会うこと、日本の文化を体験できること、そして試合を楽しみにしています(ビリー・ハーモン)

囲み取材後にビリーと少し話したのですが、「ハイランダーズからもたくさんの選手が日本に行っているし、いつか自分もチャンスがあれば日本でプレーできたら嬉しい」と言っていました。

金曜日から昨日までで選手は全員来日して本日から全体練習がスタートです。

オールブラックスXVの試合はどちらも取材に行きますので、またレポートします!

ではでは

熊木

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投稿日 : 2023.5.27 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

ラグビー U20 日本代表 vs NZU(ニュージーランド学生代表 2023)レポート

ラグビー U20 日本代表 vs NZU(ニュージーランド学生代表 2023)レポート

5月27日(土)に秩父宮ラグビー場にて行われた、U20日本代表 vs NZU(ニュージーランド学生代表)を取材してきました。

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この試合は、6~7 月に南アフリカで開催されるワールドラグビーU20 チャンピオンシップ 2023に参加するU20日本代表の強化試合として実施されました。
入場料は無料で、2,526人が応援に来ていました。

なお、2018年にニュージーランド学生代表が来日し関東学生代表と試合を行った際には自分も取材に行っていました。
レポートはこちら :)

その時のメンバーにいたジョシュ・ティム

元オールブラックスで活躍したジョン・ティムの息子です。

2019年にサンウルブズのスコッドとして、追加招集されました。
現在はハイランダーズで活躍しています!

ニュージーランド学生代表は5月22日(月)に来日し、24日(水)の阪神バーバリアンズとのトレーニングマッチ(38-52で敗戦)を経て、今日U20日本代表と対戦しました。

試合前には、ハカが実施されました。

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前半5分先制したのは、NZU!
オタゴ大学のジェレマイア・アシ

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33分にもトライを決めました。独占インタビューを行ったのでお楽しみに。

NZUは前半終了間際ラインアウトからモールで押し込みトライを決めました。
1対1のコンタクトなどでもフィジカルの強さを見せつけました。

前半は、21-20でU20日本代表がリードして折り返します。

後半に入り、4分にまたしてもジェレマイア・アシがトライ!

NZUが逆転します。
ジェレマイア・アシは攻守ともにチームに貢献していました。

後半16分から入った20番のジョシュ・レッター

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2022年にOtago Rugby Union club rugby awards で年間最優秀選手賞を受賞したそうです。

NZUは後半徐々に疲れが見え、足が止まっていました。

対するU20日本代表はゴール前でのスクラムが3度あり、NZUにプレッシャーをかけてペナルティートライで再度U20日本代表が逆転しました。

後半38分5番アレフォシオ・エイホがトライを決めるも

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試合は、52-46でU20日本代表が勝利しました。

試合後に両チーム揃って撮影。NZU恒例ですね!

3トライを決めたジェレマイア・アシを含め、ニュージーランド学生代表にオタゴ大学の選手は5人いました。

5 アレフォシオ・エイホ

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7 アーロン・ウィジィー

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11 ジェレマイア・アシ

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15 ジャーメイン・ペペ

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20 ジョシュ・レッター

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ジョシュは現在オークランドで弁護士をしていて忙しいため、ラグビーはほとんどできていないとのことでした。

記者会見でのジェイソン・マクリーンヘッドコーチの話によると、3週間前に試合が決定したそうです。
「月曜に来日して水曜にゲームを行って、今日に至るまで大きな進歩を見せることができたかなと思っています。勝つことはできませんでしたが、パフォーマンスについては満足いくものだったと思います。」と話していました。

試合後、ジェレマイア・アシに独占インタビューを行いました。

Q. 今日の試合について

A. 良い試合だったと思います。 U20日本代表はとても良いチームでした。自分が思っていたような結果にはなりませんでしたが、日本のチームと対戦できて良い経験になりました。

Q. 今まで日本に来たことはありますか

A. 今回2回目の来日になります。2019年にサニックスワールドラグビーユース交流大会でセント ピーターズ カレッジの一員として来て、東福岡高校などと対戦しました。

Q. 目標は何ですか

A. 私の目標はオールブラックスになることです。今はオタゴ州代表としてNPC(ニュージーランド国内ラグビーリーグ)でプレーしています。もし来年ハイランダーズでプレーするチャンスがあれば自分の経験になると思います。

オタゴ大学出身選手は元オールブラックスでありハイランダーズそしてトップリーグ時代にキヤノンやNECでもプレーしたアダム・トムソンもいます。
彼のように今後活躍する選手が出てきてくれたら嬉しいです!

ではでは

熊木

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投稿日 : 2023.5.20 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 プレーオフトーナメント 決勝 埼玉パナソニックワイルドナイツ vs クボタスピアーズ船橋・東京ベイ レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 プレーオフトーナメント 決勝 埼玉パナソニックワイルドナイツ vs クボタスピアーズ船橋・東京ベイ レポート

5月20日(土)に国立競技場にて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 プレーオフトーナメント 決勝 埼玉パナソニックワイルドナイツ vs クボタスピアーズ船橋・東京ベイ を取材してきました。

2連覇を目指す埼玉パナソニックワイルドナイツと、初のプレーオフトーナメント決勝進出となったクボタスピアーズ船橋・東京ベイの対戦です。

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キウイブリーズが注目するのは、ハイランダーズ出身で日本代表の埼玉パナソニックワイルドナイツのクレイグ ・ミラー

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今シーズン限りで退団が発表されている元オールブラックスのクボタスピアーズ船橋・東京ベイのライアン ・クロッティ

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前半立ち上がりはS東京ベイが敵陣でプレーする時間が多かったですが、埼玉WKの堅いディフェンスにより、チャンスを阻まれます。
しかし20分にペナルティゴールでS東京ベイが先制します。
その後両チームともにペナルティゴールで着実に得点を刻んでいき、前半は9-3でS東京ベイがリードして折り返します。

埼玉WKはハンドリングエラーなどのミスがいつもより多かったのと、規律が乱れていました。

後半に入り、得点を決めて流れを変えたい埼玉WKでしたが、またも反則によりS東京ベイにペナルティーゴールでリードを広げられてしまいました。

S東京ベイのライアン ・クロッティは後半9分に交代しました。

また、埼玉WKのクレイグ ・ミラーは後半10分から入りました。

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そして後半18分にラインアウトから埼玉WKがモールを押し込み、待ちに待ったこの試合初のトライ!

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決めたのは、ベテラン堀江でした。

続いて後半25分に埼玉WK山沢からのパスを受け取った長田がトライを決め逆転します。

これで流れが傾いたかと思われましたが、それでも怯まずに果敢に攻めたS東京ベイは後半29分に木田のトライで再度リードする展開に。
国立競技場も歓声で沸いていました!

埼玉WKは残り少なくなった時間帯にチャンスがありましたが、パスが繋がらず。。。

入場者数は、41,794人でした。
昨年の決勝(33,604人)を大きく上回りました!

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試合は、17-15でクボタスピアーズ船橋・東京ベイが勝利し、リーグワン2022-23は、クボタスピアーズ船橋・東京ベイが初優勝を飾りました。
自分はフォトとしてピッチにいましたが、現地のオレンジアーミーの声援は間違いなく選手を後押ししていたように感じました。

POM(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)は、キャプテン立川でした。

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試合後のインタビューでは、「トップイーストから会社の皆さんに根強くサポートしてもらい、その中で積み上げてきたものが今日形になって嬉しく思いますし少しでも恩返しできたのかなと思います。」と話していました。
インタビューの中で何度もオレンジアーミーへの感謝の言葉があり、皆で掴んだ優勝だというのが伝わってきました。

勝利を喜ぶクボタスピアーズ船橋・東京ベイ

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オレンジアーミーに向かってトロフィーを掲げるライアン・クロッティ

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試合後に、埼玉パナソニックワイルドナイツのクレイグ ・ミラーに独占インタビューしました。

Q. 今日の試合の感想は
A. 決勝はいつもとは違うプレッシャーがありました。クボタはとても良いプレーをしていました。キッキングゲームも良かったですし、クリエイティブなプレーで50-50のところをしっかりと取っていました。今日はクボタのペースになってしまい、我々は思っていたようにプレー出来ませんでした。

Q. 来シーズンについて
A. 来シーズンもパナソニックでプレーすることが決まっています。多くのラグビー選手は来シーズンについて不透明な中、自分は恵まれていると思います。チームメイトとも良い関係性を築けているので、出来る限り日本でプレーしたいと思っています。

次に、クボタスピアーズ船橋・東京ベイのライアン ・クロッティに独占インタビューしました。

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Q. 今日の試合の感想は
A. 素晴らしかったです。パナソニックはとてもタフで、まるで腕相撲のような試合でした。両チームともにプレッシャーが激しかったですが、我々はチーム一丸となって戦うことができました。先週のサントリーとのゲームを教訓として、我々は自分たちの良いところを伸ばしていくよう意識しました。

Q. クボタで4シーズンプレーして、最後にチームが初優勝を果たしました。今どのような気持ちですか
A. クボタはディビジョン2(トップイースト)からスタートしましたが、ハードワークしてチームの風土も年々良くなっていきました。その結果、今日私たちがディビジョン1でNo.1となれたことをとても嬉しく思います。

Q. 今後について
A. 今シーズンでクボタとの契約は終わってしまうことは残念ですが、チャンピオンとなってチームを去ることができるのは嬉しいです。私にとって、素晴らしい思い出となりました。チームメイトともとても良い関係性を築くことができましたし、チームに誇りを持っています。わたしにとって、クボタは本当に特別な存在です。

Q. この後はクライストチャーチに帰るのですか
A. 妻と娘が待っていますので、会えるのが今からとても楽しみです。今後についてはニュージーランドに戻ってから妻と相談して決めますが、引退するのか、もしくはどこかのチームでプレーするか、はたまたコーチになるのかについてはまだ決まっていません。妻がボスなので彼女の判断に従います!

 

リーグワンは終わりましたが、次は日本代表が9月開幕のラグビーワールドカップ2023フランス大会へ向けて、再始動します。
5月24日(水)10時に日本代表候補浦安合宿参加のメンバーを発表予定です。

昨日に引き続き視察に来ていたトニー・ブラウンアシスタントコーチ

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合宿の後に日本代表は7月・8月の国際試合開催 5連戦に挑みます。
All Blacks XVをはじめとして、日本代表がワールドカップ前に強豪相手にどのような戦いを見せてくれるのか楽しみです!

ではでは

熊木

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登録日 : 2018.5.8

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登録日 : 2018.4.10

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