投稿日 : 2025.2.16 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン1 第8節 交流戦 東芝ブレイブルーパス東京 vs 東京サントリーサンゴリアス レポート
2月15日(土)に秩父宮ラグビー場で行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 ディビジョン1 第8節 交流戦 東芝ブレイブルーパス東京 vs 東京サントリーサンゴリアス を取材してきました。
ともに府中市がホストエリアという府中ダービーで負けられない戦いです!
13339人の観客が試合前から選手たちへ暖かい声援を送っていました。
キウイブリーズが注目するのは、
東芝ブレイブルーパス東京のシャノン ・フリゼル
オールブラックスでありハイランダーズでも活躍した選手です。
力強いランが特徴でした。
また、タックルに関してはこれからもっと改善が必要かと思います。
前半6分ペナルティゴールで東京SGが先制します。
シャノン ・フリゼル がヘッドコンタクトによりHIAで一時退場し代わりに入った徳永が8分にトライを決め逆転しますがその後は取って取られてのシーソーゲームが続きました。
しかし36分松永、43分リッチー ・モウンガのトライで点差をつけ、前半は31-18でBL東京がリードして折り返します。
前半最後のリッチー ・モウンガのトライがポイントになったと思います。
後半に入り、東京SGが連続トライを決め、1点差まで追い詰めました。
後半18分ハイタックルでイエローカードによりシャノン ・フリゼルが10分間の退場となりますが、BL東京は数的不利の中、果敢に攻めていきます。
27分モウンガからパスを受けた佐々木がトライ!
かと思われましたがTMOにより取消。
最近どの試合でも感じていますが、リーグワンはTMOが多すぎて試合のテンポが悪くなっています。。。
しかし30分にロブ ・トンプソンのトライが決まりました!
あまり感情を出すタイプの選手ではないので、この表情は珍しいなと思いました。
後半疲れがたまっている中、BL東京は苦しい場面を乗り越えました。
この日はなかなかモールでは決めきれていなかったですが、36分にラインアウトからモールでトライ
試合は43-33で東芝ブレイブルーパス東京が勝利しました。
プレーヤー・オブ・ザ・マッチはロブ・トンプソンでした!
東芝ブレイブルーパス東京はフィジカルバトル、東京サントリーサンゴリアスはキックもうまく使いながら走り勝つといったように両チーム特徴が出ていた試合で、まさに総力戦だったように感じました。
ブレイブルーパスはイエローカードが2枚ありましたが粘り強くディフェンスし、要所でトライを決め切ることができたのが大きかったと思います。
ただどちらが勝ってもおかしくないような素晴らしい試合で、観客も満足したのではないでしょうか!?
試合後行われた記者会見の一部をお届けします。
トッド・ブラックアダー ヘッドコーチ
「まず府中ダービーを素晴らしい舞台で沢山の観客の前でプレーし勝利できたことを嬉しく思います。先週パナソニックさんとすごくタフな試合で課題も見つかりその課題にしっかり直視して、今日の試合はイエローカード2枚出てしまいましたがボーナスポイント5点獲得したというところに関しても東芝がどういうチームであるのかというのを表していると思います。もちろん簡単な試合ではなくて苦しい時間帯もたくさんあったので、それはサントリーさんが素晴らしいチームであるということです。勝利できて嬉しく思います」
Q. 前半1点差にされたところから残り5分くらいで2トライとりましたが、何か指示したのか。何が良くてトライが取れたのか
A. (リーチ マイケル キャプテン)
サントリーのディフェンスをよく分析して、どこにスペースがあるかというのを理解して、どうやって取りに行こうか考えて、外にするより前へ前へ持って行こうと。それは良くできたと思います。(中略)サントリーは火をつけると危ないチームなので、前半ラストの2トライがなかったら危なかったです
Q. 14人で守りきったシーンについて
A. (リーチ マイケル キャプテン)
バックローで1人入れ替えがあったくらいで、ディフェンスは特に人数が少ないからといって特に変えていないです
Q. 苦しかった中勝ち切れた理由は
A. (リーチ マイケル キャプテン)
自分たちのアイデンティティもあるし、練習の成果かなと思います
試合後シャノン・フリゼルに会えなかったので、どこかのタイミングで独占インタビューしたいと思います。
ではでは
熊木
タグ : シャノン ・フリゼル, リッチー ・モウンガ, 東芝ブレイブルーパス東京