1月25日(土)に相模原ギオンスタジアムにて行われた、トップリーグ2020 第3節 三菱重工相模原ダイナボアーズ vs パナソニック ワイルドナイツ を取材してきました。
キウイブリーズが注目した選手は、今季より三菱重工に加入した元オールブラックス+ハイランダーズで活躍したジャクソン・ヘモポ。
ヘモポはパワフルアタッカーで、パナソニックのFWが2人掛かりでやっと止めるほどの怪力の選手でした。
チームの攻撃において中心選手と言えるでしょう。
もう1人は、今季よりパナソニックに加入したオールブラックスでも中心選手のサム・ホワイトロックです。
試合後にキウイブリーズが独占インタビューを行いましたので、お楽しみに。
会場には本日も多くのお客さんがいてとても良い感じの試合でした。
パナソニックはスキルの高さ、スピードなど全てにおいて三菱重工より長けていました。
個のレベルも高く、良い練習でこの試合を迎えたように思えました。
三菱重工は対人スピードについていけず、徐々に点差が開いてしまいましたが、今シーズンにトップリーグに復帰したので、トップリーグの中でも強豪と試合をすることで今後の試合にとって良かったと思います。
試合は、62-10でパナソニックが勝利し、開幕3連勝で首位をキープしています。
まだまだシーズンは始まったばかりで、これから連戦が続くので、チームのプレーはもっと洗練されていくでしょう。
後半にトライを決めたパナソニックのクレイグ・ミラーは、今季はサンウルブズではなく、トップリーグでプレーしています。
三菱重工のヘモポとは、ハイランダーズでチームメイトでした。
また、クリス・キングも以前ハイランダーズでプレーし、100試合以上出場した有名な選手です。
38歳という年齢を感じさせないプレーでした。自分と同い年ということもあり、親近感が湧きます。。。
今試合では、ハイランダーズつながりの選手がたくさんいて、個人的にとても嬉しかったです。
ここからは、パナソニックとオールブラックスのサム・ホワイトロックの独占インタビューです。
Q. 今日の試合の感想は
A. いい試合でした。いつもと違うメンバーでしたが、良い仕事をしたと思います。試合序盤から良いスタートをきり、インパクトを与えていました。
Q. トップリーグについて
A. まだ3試合目ですが、良い経験ができています。ニュージーランドとは違うスタイルで、日本でのプレーを楽しんでいます。
Q. 日本語について
A. 悪くないと思います。チームメイトも協力的で、教えてもらっています。
専門用語など難しいことは通訳してもらっていますが、ボディランゲージを用いながらやりとりしています。
Q. 後半40分に「スクラム」と言っていましたが、なぜスクラムを選択したのですか
A. 私ひとりが決めたことではなく、皆で決めて言いました。
スクラムを組んで8人が一緒になることは、試合において良い経験になりますし、たくさんのことを吸収することができます。
Q. ニュージーランド学生代表としても日本に来日したことがありますが、日本の印象は
A. 15年前に学生代表で、イーストジャパンと慶応大学と試合をしました。
とてもクールでしたし、文化を学んだり、良い経験ができました。
そしてラグビーワールドカップ日本大会でまた日本に来れました。今はチームメイトがサポートしてくれています。
ニュージーランドに帰ったら、日本の良さを伝えたいです。
Q. パナソニックにはどのくらいいますか
A. 1シーズンです。6か月でニュージーランドに戻りますが、今はエキサイティングな時間を過ごしています。
Q. キアラン・リードがオールブラックスを引退し、ニュージーランドメディアからはあなたが次期キャプテンなのではとの声も上がっていますが
A. それについては、コメントする立場ではないと思っています。
日本に来たのは、違う経験がしたいからです。
ニュージーランドでプレーするプレッシャーを変えたいと思って来ています。
オールブラックスになって、もし選ばれたとしたら、それは素晴らしいチャレンジになりますし、最善を尽くしたいです。
次回は、ジャクソン・ヘモポの独占インタビューをお届けします!
ではでは
熊木
タグ : オールブラックス, サム・ホワイトロック, ジャクソン・ヘモポ, トップリーグ