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ニュージーランドの旬な情報や取材報告など、タイムリーな話題を綴っています。

投稿日 : 2018.1.10 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

新発見!?ゲヴェルツトラミネールに合うフードは、NZの代表的な○○でした

新発見!?ゲヴェルツトラミネールに合うフードは、NZの代表的な○○でした

こんにちは。

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

さて、私の新年最初の記事は、いつも通りニュージーランドワインについて書かせていただきたいと思います。

先日、東京駅の新丸ビルにある「ZEALANDER(ジーランダー)」に行ってきました。

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ZEALANDERは、ニュージーランドの食材とワインを楽しむことをコンセプトに作られたレストランです。特に置かれているワインはすべてNZ産なんです。

実は今回、昨年のワインコンプレックス2017で「ベストオイスターワイン」10選に入ったインヴィーヴォのスパークリングワインと、ZEALANDERで食べることのできるNZ産のフレッシュオイスターのマリアージュを楽しむために行ったのですが、残念ながらその日はオイスターが売り切れ・・

そこで、モートン・エステートというワイナリーの「ワイン ポートフォリオ ミミ ピンク」というロゼ・スパークリングワインを注文しました。

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こちらは、サクラ ウーマンズ ワインアワード 2014 で、ゴールドと ベスト ラベルデザイン ベスト10に選ばれたワインでもあります。

ロゼのスパークリングはきれいな桜色で、可愛らしいラベルは女性に大変好まれそうです。

お味の方は、程よい発泡とともにベリーの爽やかな香りと酸味が印象的でしたが、残糖が20.0g/Lという表記の通り、フィニッシュは口の中にもったりした甘さが残り、ちょっとバランスに欠く印象を受けました・・

続いてインヴィーヴォのスパークリングを。

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マールボロ産のソーヴィニヨン・ブラン100%で作られたこちらのスパークリングは、まさに爽やかでフレッシュ、はつらつとした果実味あふれるドライなワインで、だからこそZEALANDER自慢のオイスターに合わせてみたかったです。。

最後は、ブラッケンブルックの「シャングリ・ラ ゲヴェルツトラミネール」を頼みました。

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ブラッケンブルックは、“サニー”ネルソンと呼ばれる、ニュージーランドで最も日照時間の長いネルソンで、オーガニック、そしてサスティナブル(持続可能)な形で手作業でワイン造りをしているワイナリーです。

シルクのような滑らかな舌触り、バラの花びらの香りを中心に複雑な果実のアロマが長く続く中、優しい果実の甘みが絶妙の上品なワインでした。

アロマティックなワイン作りに非常にこだわっているブラッケンブルックの真骨頂といえるワインだと感じました。

これに合わせたのは、ニュージーランドの代表的なスイーツ、パブロバです。

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パブロバの甘みと、ゲヴェルツトラミネールの複雑味あふれる香り、特にバラのような香りのエッセンスが、パブロバをさらに引き立ててくれました。

正直、甘みと甘みがぶつかって、あまり良いマリアージュにはならないのではと思っていたのですが、良い意味で期待を裏切ってくれ、大変勉強になりました。

デザートにもあわせられる、ゲヴェルツトラミネール。
非常に奥が深いです。

ブラッケンブルックは、弊社オンラインショップでお求めいただけます。
価格もリーズナブルなので、是非一度お試しくださいね。

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我妻

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投稿日 : 2018.1.7 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NECグリーンロケッツ アダム・トムソンについて

NECグリーンロケッツ アダム・トムソンについて

昨日、秩父宮ラグビー場で行われたNECグリーンロケッツ vs 東芝ブレイブルーパスの試合後、ヘッドコーチピーター・ラッセルとメディア担当者にアダム・トムソンのことについて問い合わせました。

彼は現在も病院にいます。
腰の椎間板炎でウイルスが入ったことで激痛が走り、緊急搬送されたとのことでした。

早くても今月まで入院をしなくてはならないため、残念ながら最終戦の出場はできません。

彼の今季最終試合を見たのは12月16日(土)古巣キヤノンとの一戦。

最後に菊谷選手との写真を撮影し、握手をして「ではクリスマスイブの試合で」と話していたのが最後の会話でした。

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NECとは今年1年の契約なので来年の契約は未定とのことですが、彼はまだまだトップリーグでプレーできる選手だと思いますし、是非してもらいたいです。

最後にヘッドコーチのピーター・ラッセルにアダムのことを尋ねました。

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「彼は経験豊富で良いプレーヤーです。来季の契約に関しては、彼の病状のこともあるので今は何とも言えませんが、病状を見て決めたいと思います」とのことです。

ピッチに立てないことで本人が一番悔しい思いをしていると思うので、是非とも来年も日本でプレーをしてもらいたいです!

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ではでは

熊木

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投稿日 : 2018.1.2 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

Happy New Year 2018

Happy New Year 2018

Happy New Year !!

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あけましておめでとうございます!

元旦は、毎年恒例となっています鎌倉の鶴岡八幡宮へ初詣に行ってまいりました。

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本年も皆様にたくさんの話題を提供しますので、どうぞお楽しみに!

2018年もKiwi Breezeをよろしくお願いいたします。

私事ですが、新年早々携帯電話を水没させてしまい、バタバタしています。。。

ではでは

熊木

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投稿日 : 2017.12.31 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

2017 年末のご挨拶

2017 年末のご挨拶

2017年、大晦日。
とても冷える冬らしい朝ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私は皆様のお陰で、今年も充実した一年を送ることが出来ました。
KiwiBreezeでもニュージーランドにまつわるニュースを数多くお届け出来たと思っております。

来年はラグビーニュージーランド代表(オールブラックス)が来日をしたり、ニュージーランドを代表するアーティストがライブをしたりする予定なので今から楽しみです。

来年はどんな一年になるのでしょうか・・・?
どうか明るいニュースで溢れた一年になって欲しいものです。

これからもより良いニュージーランド情報サイトを目指し、努力して参ります。

2018年もKiwiBreezeをどうぞ宜しくお願い申し上げます。
良い年越しを!!

ではでは

熊木

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投稿日 : 2017.12.30 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

大沢ワインズのデザートワイン「レイトハーベスト ゲヴュルツトラミネール」

大沢ワインズのデザートワイン「レイトハーベスト ゲヴュルツトラミネール」

こんばんは。

先日、「大沢ワインズ」の「プレステージコレクション レイトハーベスト ゲヴュルツトラミネール」をテイスティングさせていただきました。

ヴュルツトラミネールって何だか難しい単語ですよね。。聞いたことはありますか?

ゲヴュルツトラミネール(Gewurztraminer)は、フランス東部のアルザス地方の代表品種のひとつで、強く上品なアロマを特徴とするこのワインは、リースリング、ピノ・グリとともに、アルザスを代表する高級白ワインです。

また、Gewurzとはドイツ語で香辛料の意味で、ライチの香り、グレープフルーツ、藤色のバラの香りとも表現される非常に強いアロマを持っています。実際に科学的に分析しても、ライチと同じ香り成分が含まれているそうです。

通常は引き締まった辛口で造られますが、ぶどうを遅摘みにしたり、貴腐化したぶどうを手摘みすることにより、甘口の超高級デザートワインも造られています。

そんな辛口から高級デザートワインまで幅広く作ることのできるゲヴュルツトラミネール、実はニュージーランドでも生産されているんです。

先日、そんなゲヴュルツトラミネールを手がける、大沢ワインズのデザートワインをテイスティングしました。

そのレポートの前に、大沢ワインズのご紹介を少しだけ。

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「海外で農業をしたい」という長年の夢を実現すべく、色々な農業国を視察した結果、ニュージーランドでワイン造りを始めることを決意した大沢泰造氏。「安全で美味しいワイン造りは、最高のぶどうを作る事から始まる」という信念の元、自社畑で大切に育てられたブドウを用いて、最高級のワインを作っています。いまやニュージーランド国内はもちろん、世界でも注目されている日本人の生産者の一人です。

そんな大沢ワインズの「プレステージコレクション レイトハーベスト ゲヴュルツトラミネール」。

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グラスに注いだ瞬間から強く立ち上る白桃やマンゴー、完熟したパイナップルのような香りとニュアンスが感じられ、一口飲んだだけでその芳醇な香りと甘さに、至福の豊かさを感じることができました。

ただ甘いだけではなく、複雑なアロマとスパイス感、そしてまろやかな口当たりと、非常に完成度の高いワインです。

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美味しい料理を堪能した後に、最後に飲む一本として、最高のものになると思います。

さて、こちらのワイン、単体で飲むのももちろん素晴らしいのですが、どんなものとマリアージュさせたらいいでしょうか。

今回、実験的に以下のものとあわせてみました。

・完熟マスカット
・チーズ6種類
 カマンベール
 ゴーダチーズ
 テロワール
 パルミジャーノ・レッジャーノ
 ミモレット
 熟成チェダー

当初は甘さがあるので、マスカットが最も合うかなと思ったのですが、逆にマスカットの酸が立ちすぎてしまい、お互いのよさを殺してしまい、あまり良くないマリアージュとなりました。

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これはとても面白い発見でした。

次にチーズですが、結論から言うと、ハードタイプのチーズ(パルミジャーノ・レッジャーノ、ミモレット、チェダー)の方がよく合いました。

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ハードタイプのチーズをかじりながら合わせるのも、最高のワインです。

このワイン、本当に素晴らしいので、来年最初のワイン会でもお出しさせていただく予定です。

ご家庭でも、おもてなしとして最高の一本となるはずですので、良かったら是非お試しくださいね!

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今年も大変お世話になりました!

また来年もワイン会や本ブログ等でお目にかかります。
どうぞよろしくお願いします。

皆様、良いお年をお迎えくださいませ。

我妻

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投稿日 : 2017.12.26 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

クーパーズ・クリーク 「ローンカウリ」 テイスティングレポート

クーパーズ・クリーク 「ローンカウリ」 テイスティングレポート

こんばんは。

今日はワインの時間経過によるテイスティングレポート第3弾としまして、クーパーズ・クリークというワイナリーの「ローンカウリ」シリーズの4本をお届けしたいと思います。

1980年に設立されたクーパーズ・クリーク・ワイナリーは、「ぶどうを、常にその最良のものが得られる場所で育てる」というポリシーの元、世界のおよそ20ヶ国以上にワインを輸出しています。
そして、実際に国内外のワインコンテストで常に高い評価を集め、数多くのトロフィーを獲得しています。

そんな彼らのワインのラインナップのひとつ「ローンカウリ」は、低コストでお手軽なデイリーワインをお届けするというコンセプトで作られている、コストパフォーマンスの良いワインです。

品種は4つ、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、ピノ・ノワール、メルロー&マルベックで、価格帯もすべてが1,500円前後と、とてもお手ごろです。しかも、ワイン王国 №91の『1,000円台で見つけた世界のシャルドネ』ザ・ベスト・バイワイン32本にて、ローンカウリのシャルドネが5ツ星を獲得するなど、その実力はお墨付きです。

さて、改めてこの企画は、ワインはボトルをあけてから、何日かに分けて飲むという人のために、ワインキーパーなどを一切使わず、通常のスクリューキャップのみで保存した状態で、どれくらい味が変わっていくかを実験してみたものです。

1日にテイスティングする量は、約200ml、グラス2杯分です。

徐々に減っていく中で、どのように味や香りが変わっていくかをレポートしました。

現行のヴィンテージは以下の通りです。

・ソーヴィニヨン・ブラン2014
・シャルドネ2016
・ピノ・ノワール2016
・メルロー&マルベック2009

4本あるので、少し長いレポートになりました。
読み応えがありますが、まずは興味のある品種からでも読んでみてください。

▼ローンカウリ ソーヴィニヨン・ブラン2014

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ハーブや青草、そしてグレープフルーツやパッションフルーツ、白桃のようなフルーティーな果実の香りがグラスから立ち上ります。口に入れると爽やかな酸味と、フルーツの果実味のバランスがとても良く広がり、すっきりと飲めてしまうワインです。

良く冷やして飲むことをオススメします。実験時は12℃で保管していましたが、冷蔵庫の温度くらいがちょうどよいでしょう。

爽やかな果実味が持ち味なので、牡蠣はもちろん、グリーンサラダ、魚介類、お刺身、海草など、日常のお食事にとても合わせやすい一本です。

<2日目>

グラスに注いだ際の香りのアタックが、若干弱くなった気がしました。実際に飲んでみると、ソーヴィニヨン・ブランの持つフレッシュな酸味と果実味のバランスが崩れ、まったりとした口当たりに変わってしまいました。青草の香りはとても落ち着いてしまい、飲み終わると、ほのかな果実味の甘みが残りました。これをフレッシュなソーヴィニヨン・ブランとは、残念ながら言えません・・。

<3日目>

2日目にあまりにもポテンシャルが落ちてしまったため、2日目の実験後、冷蔵庫に保管しました。
すると、昨日感じた、まったりとした口当たりから、少しすっきりさや酸味が回復しました。
2014というヴィンテージも原因なのでしょうが、ソーヴィニヨン・ブランの抜栓後の保管は、冷蔵庫の温度(約5℃)くらいが良いのかもしれません。
肝心の味は、「落ち着いたソーヴィニヨン・ブラン」という感じです。ニュージーランドの特徴である青草、ハーブの香り、柑橘系の果実味と酸味が程よく落ち着き、ほのかな甘みを感じさせる、すっきりとした白ワイン、といえるでしょう。

<結論>

なるべくなら、初日にすべて飲んでしまいたいものです。ソーヴィニヨン・ブランの持つ良さが、日が経つごとにぐんと落ちてしまいます。
万一、一日目が残ってしまったら、冷蔵庫で保管して、二日目までに飲むことをオススメします。

▼ローンカウリ シャルドネ2016

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洋ナシやパイナップル、グレープフルーツのエッセンス、柔らかで甘い香りが特徴、程よい酸味・ミネラル感とフルーツの持つ甘さのバランスがとても飲みやすいシャルドネです。

ワイン王国が「ザ・ベスト・バイワイン」といったのも納得のポテンシャルです。
シャルドネらしい品格と、しっかりとした果実味の骨格を持っているので、デイリーワインとして気軽に料理に合わせる一本としても重宝しそうです。

<2日目>

依然として、フルーツの持つ甘い香りがしっかりと残り、柔らかな甘みがグラスから立ち上ります。香りやフルーツのエッセンスに関しては、抜栓後とほぼ変わらないポテンシャルです。しかし、ほとんど気にならないレベルではありますが、注意深く味わい、1日目と比較すると、少しだけ苦味を感じました。

<3日目>

2日目に微妙に感じた苦味が、拡大されました。苦味が抜けると、口の中に甘さが残ります。何ともこの酸味と甘さがアンバランスで、1日目に感じたこのシャルドネのポテンシャルがすっかり下がってしまいました。これは、空気に触れて酸化したことよって、絶妙に取れていた酸味と甘さが、ばらけてしまったからだと思います。

<結論>

1日目に感じた果実味、酸味、ミネラル感の品の良いバランスは、3日目になると影を潜めてしまいました。もしかしたら、冷蔵庫で保管したらもう少しポテンシャルは長くなるかもしれませんが、なるべく2日目までに飲みきってしまうことをオススメします。
(実験時は、12℃前後で保管していました)

▼ローンカウリ ピノ・ノワール2016

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美しいルビーレッドのワインで、イチゴやベリーのフルーティーな甘い香りが特徴です。

まるで、フレッシュなベリーのバスケットの中にいるように感じるほどに、美しい香りです。爽やかな飲み口で、ほのかな甘さと、程よい酸味、キレの良いタンニンが印象的でとても飲みやすく、女性にも好まれる味わいだと思います。

余韻は爽やかで、シンプルな肉料理、鴨、サーモンなど、ベリーを添えて楽しめる料理などに合いそう。クリームチーズも良く合いました。

ゆっくりと開いてくると、やわらかくて、ほんのりとした甘さが出てきて、それがとても後をひく美味しさになってきます。

<2日目>

1日目にゆっくりと開かせた際に感じた、ほんのりとした甘さが前面に出てきます。フレッシュで甘いベリーの香りを中心に、ふわっと美しいアロマが口いっぱいに広がりました。酸味も少し落ち着いて、とても美味しく飲むことができました。

<3日目>

少し気の抜けた感じですが、香りのポテンシャルはそのままで、タンニンがまろやかになり、よりベリーの甘さが引き立つような感覚がありました。

<結論>

抜栓後すぐは、こちらもしっかり空気に触れさせるなどして、良く開くといいでしょう。2日目がほぼベストな状態、3日目でも十分に楽しむことができます。

▼ローンカウリ メルロー&マルベック2009(メルロー85%|マルベック15%)

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2つのぶどうは別々に醸造、オーク樽で熟成させた後にブレンドされ、さらに瓶詰めまでタンクで熟成させます。

2009年という8年前のヴィンテージですが、状態は非常に良く、黒い果実、熟したベリーのフレーバーが豊かに香ります。口に運ぶと、滑らかで絹のような口当りで、程よいミネラル、酸味を感じることができます。タンニンはやわらかく、メルローの持つスパイス感は控えめです。

しかし、少し酸味が強く、後味が硬い感じがしました。しばらく置いたり、グラスを回して開かせると徐々にまろやかになってきました。

<2日目>

昨日感じた強い酸味が、グラスを回して開いたときと同じように、程よく丸みを帯び、非常に飲みやすく美味しくなりました。
意図的に開かせる、デキャンタージュさせるなどしないなら、2日目の状態がベストな飲み頃に感じました。

豊かな黒い果実の香りに、まろやかなタンニンとスパイス感が、ゆったりと長く口の中に余韻として残るのが印象的でした。

<3日目>

香りは依然として、ベリー系の香りがしっかりと立ってきます。しかしフレッシュな酸味や、しっかりしたタンニンは失われてしまい、味としては少し気が抜けた感じで、ポテンシャルが下がってしまいました。
しかし、甘さもより感じるので飲みやすく、これはこれで美味しいと感じますが、ピノ・ノワールの方が、持ちが良い感じです。

<結論>

抜栓後、すぐはしっかり空気に触れさせるなどして、良く開くといいでしょう。スクリューキャップを締め、冷暗所に保存しておけば、2日目でもベストな状態で飲むことができます。実験が好きな方は、味の変化が良く分かるので、3日目も飲んでみてください。

日持ちするのは、やはり赤ワインのほうですね。特にピノ・ノワールのポテンシャルはとてもよいと思います。

しかし総じて4本どれも良質なワインで、この価格帯が信じられません。
本当にコストパフォーマンスがいいので、オススメですよ!

4本セットで是非お求め頂きたいですが、個人的な順位をつけるならば、ピノ・ノワール、シャルドネ、メルロー&マルベック、ソーヴィニヨン・ブランの順でしょうか。

読者の皆様もどう感じたか、良かったら感想もらえたら嬉しいです。

我妻

▼ローンカウリ 4本セット(送料無料)

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▼ローンカウリ ソーヴィニヨン・ブラン2014

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