ホーム > NZブログ > オールブラックス

NZブログ

 各種条件で絞り込み

ニュージーランドの旬な情報や取材報告など、タイムリーな話題を綴っています。

投稿日 : 2023.11.19 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

清水建設江東ブルーシャークス 出陣祭2023 リマ・ソポアンガ レポート

清水建設江東ブルーシャークス 出陣祭2023 リマ・ソポアンガ レポート

11月18日(土)に夢の島競技場にて行われた、清水建設江東ブルーシャークスのブルーシャークス出陣祭2023に行ってきました。

イベントの1つとして、プレシーズンマッチで清水建設江東ブルーシャークス vs 日本製鉄釜石シーウェイブスが行われました。

キウイブリーズが注目するのは、新加入のリマ・ソポアンガです。

3R1A5053

元オールブラックスでもあり、ラグビーワールドカップ 2023 フランス大会で日本代表と同じプールDのサモア代表のメンバーで2試合に出場し、ベテランとしてチームをリードしました。
ハイランダーズでは総得点数やシーズン得点数などいくつもの素晴らしい記録を残しているレジェンドプレイヤーです。

ラグビーワールドカップ 2023 フランス大会後にチームに合流し、SNSで彼が日本での暮らしをエンジョイする姿を見ている方も多いかと思われます。
今回初のメンバー入りで、後半から出場して清水建設江東ブルーシャークスでのデビューを果たしました。

同じく元ハイランダーズで、2年目のケイン・ハミルトンはメンバー外でした。

3R1A4994

後半から出場してまもなく彼の正確なパスがトライに繋がりました。
視野が広く、パスを出す位置やタイミングはやはり上手いなと思いました!

3R1A4743

キックの精度も良かったです。

3R1A4762

また、ウォーミングアップの段階からメンバーに積極的に声をかけて鼓舞する姿や、試合中にも周りを上手く使うような動きが見られました。

3R1A4845

コンディションとしてはまだ万全ではないでしょうし、今後もっとフィットしていったら良いなと思います。

試合は33-24で清水建設江東ブルーシャークスが勝利しました。

試合後には出陣式が行われ、選手皆スーツ姿で登場しました。

仁木監督は「やっと勝てたな、というのが本音です。夢の島で昨シーズン1勝も出来ず悔しいシーズンを皆様にもさせてしまったなという思いでした。本日勝てましたが、まだまだだと思っています。ディビジョン2に戻り、その先ディビジョン2上位を狙うことを目標にしています。必ず上に上がって皆様を夢の島で笑顔にして、ディビジョン2定着、そして最終的にはディビジョン1を目指して戦っていきたいと思っています。」
と力強く話していました!

3R1A4958

また白子キャプテンは「1ヶ月後の12月9日、ここで日野レッドドルフィンズと開幕戦があってすごい大事な試合になるので、皆さんの熱い応援をいただければなと思っています。シーズン昇格を目指して頑張っていきますので、引き続き応援よろしくお願いします!」とチームを代表して挨拶しました。

3R1A4997

ソポアンガはチームマスコットの鮫太郎を撮ったり、記念撮影の際にはお茶目なポーズをとったりと楽しそうでした!

3R1A5034

出陣式の終わりには選手がお見送り花道を作り、ファンと触れ合っていました。
昨シーズンも試合後に行っていましたが、このような取り組みはブルーシャークスらしいアットホームな雰囲気を感じられてとても良いなと思います。
ソポアンガもファンからのサインや写真撮影に快く応じていました。

3R1A5044

たまたま彼と話せるタイミングがあったので質問したところ、「契約は2年ですが、できる限り長くプレーしたいです。日本での生活をとても楽しんでいます!」とのことです。

3R1A4900

ハイランダーズのジャージを見せたら喜んでいました!
とても気さくなので、皆さんもぜひ夢の島へ足を運んで彼に話しかけてみてください。

今回は取材という形ではなくプライベートで参加してきたので、試合もスタンドから見ていつもとは違う視点で良かったです。
シーズンが始まったら取材として行く予定なので、その際は独占インタビューします。お楽しみに!

プレミアム会員になろうか迷い中です。。。

ではでは

熊木

タグ : , , , ,

投稿日 : 2023.7.16 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

リポビタンDチャレンジカップ2023 日本代表 vs All Blacks XV in えがお健康スタジアム レポート

リポビタンDチャレンジカップ2023 日本代表 vs All Blacks XV in えがお健康スタジアム レポート

7月15日(土)にえがお健康スタジアムにて行われリポビタンDチャレンジカップ2023 日本代表 vs All Blacks XV を取材してきました。

先週秩父宮ラグビー場で行われたJAPAN XV vs All Blacks XV は、38-6でAll Blacks XVが勝利しました。
今週はメンバーを7人入れ替えて日本代表としてAll Blacks XVに挑みます!

キウイブリーズが注目するのは、先週はメンバー外だったジョナ・ナレキ

3R1A3771

オールブラックスU20やセブンズの経験があり、現在所属しているハイランダーズとは2025年まで契約しています。
スピード感あふれるプレーに期待です!

3R1A3805

 

日本代表は新ジャージーを着用して初めての試合でした。

3R1A3617

気合い溢れるハカ(カ・マテ)

3R1A3710

前半9分にカウンターからのトライでオールブラックスXVが先制!

3R1A3822

その後前半25分、連続攻撃から松島のトライが決まります。
コンバージョンゴールを決め、日本代表が逆転しました。

しかしその後連続トライを許し、前半は29-13でオールブラックスXVがリードして折り返しました。

オールブラックスXVはボールを持った時のスピードがとても速く、ボールを押し込む力もあります。相手のミスを見逃さず、確実に得点を取ることができます。

3R1A3850

日本代表のディフェンスは良かったですし、スクラムで競って勝っているシーンもありました。

3R1A3919

アタックも先週と比較していい形を作れていました。
しかしミスや守備の隙を突かれて取られてしまっているので、ボールを持った時にミスしないでフィニッシュまで持っていけるよう修正が求められます。

日本代表は後半開始まもなく2トライを取られましたが。。。
後半14分、19分とマシレワのトライで点差を縮めていきます。

途中交代で入った流と長田のナイスプレーが光っていました!

オールブラックスXVは、
後半19分サム・ギルバート

3R1A4093

22分フォラウ・ファカタヴァ

3R1A4074

同じく22分に日本代表クレイグ・ミラーが入りました。

ミスもありましたが、相手にプレッシャーをかけられていました。

日本代表にとっていつも課題となっている残り20分。いつもならば規律が乱れ失点が増えるところですが、今回オールブラックスXVに追加点を許しませんでした。
ただ敵陣で攻撃している時間帯も多かったので、ミスせずにさらに追加点が取れていたらもっと良かったと思います。

観客数は19,586人でした。

試合は、41-27でAll Blacks XVが勝利しました。

3R1A4160

試合後、日本代表クレイグ・ミラーに独占インタビューしました。

3R1A3680

Q. 後半からプレーしましたが、いかがでしたか

A. とてもタフな試合でしたね。後半は逆転して、勝つチャンスがあったと思います。ただ、単純ミスを連発してしまい、それが仇となったなと感じています。

Q. 今後の目標を教えてください。

A. 国際試合は本当に質の高い相手と戦うので、モチベーションも高くなります。だから、私たちはより正確であることが必要だと思います。今日は、ノックオンやドロップボールなど自らミスをたくさんしてしまいました。だから、今週のような湿度と暑さの中で、フォアボールの捕球技術やボールのケアに大きな課題が残ると思います。応援ありがとうございました。

チームとして試合経験を積むことでさらなる成長を期待しています!

来週7月22日(土)は札幌ドームにて、リポビタンDチャレンジカップ2023 パシフィックネーションズシリーズ 日本代表vsサモア代表 が行われます。

ワールドカップ2023フランス大会で同じプールのサモア代表との対戦です。

こちらも取材予定です!

ではでは

熊木

タグ : , , ,

投稿日 : 2023.7.3 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

オールブラックスラグビークリニック 2023 presented by リポビタンD レポート

オールブラックスラグビークリニック 2023 presented by リポビタンD レポート

7月2日(日)にリコー総合グラウンドにて行われた、オールブラックスラグビークリニック presented by リポビタンD を取材してきました。

image0

ラグビー日本代表は、今秋に控えたラグビーワールドカップ2023フランス大会を前に、日本国内で国際試合5試合に臨みます。
そのうち2試合は、オールブラックスXVと対戦し、
7月8日(土)秩父宮ラグビー場にてリポビタンDチャレンジカップ2023 JAPAN XV vs All Blacks XV
そして翌週7月15日(土)はえがお健康スタジアムにて、リポビタンDチャレンジカップ2023 日本代表vs All Blacks XV
が行われます。

オールブラックスXVは、正代表に次ぐシニアチームです。

今回来日したメンバーの中にも、オールブラックスの経験者が多数います!

ラグビークリニックには、
アサフォ・アウムア

3R1A2093

ビリー・ハーモン

3R1A2069

アキラ・イオアネ

3R1A2025

デュプレッシー・キリフィ

3R1A2057

ザヴィア・ヌミア

3R1A2055

リッキー・リキテリ

3R1A2102

ピタ・ガス・ソワクラ

3R1A2030

クィンテン・ストレンジ

3R1A2125

以上8人の選手が2人ずつ4組に分かれ、世田谷区ラグビースクールスクール生(小学5・6年生約100名)との練習に参加しました。

練習開始前に選手を代表して、ビリー・ハーモンの挨拶がありました。

「(日本語で)おはようございます。ビリー・ハーモンといいます。日本に、そして世田谷に来れたことを本当に嬉しく思っています。今日は皆さんと一緒にラグビーを通じて楽しい時間を過ごせればと思います。我々はこれからテストマッチを行いますが、日本に来て日本の文化を体験することを楽しみにしています。今日は皆で良い時間を過ごしましょう!(日本語で)ありがとう。」

3R1A1977

晴天で気温が高かったのでかなり暑かったですが、選手たちは子どもたちと交流し笑顔もたくさん見られました。

世界トップレベルの選手から直接ラグビーを指導してもらえるなんて本当にうらやましいです。。。
この貴重な経験が将来に活きていくといいですね!!
子どもたちも皆大きな声で「楽しかった!」と言っていました。

3R1A2007

また、終わりには選手を代表してビリー・ハーモンが「今日は暑かったですが、皆さんとラグビーをして一緒の時間を過ごせてとても楽しかったです。皆さんも楽しめたことを我々は祈っています。そして私から伝えたいのは、ラグビーのキャリアだけでなく、これからの人生においてハードワークし続けて、そして楽しんでください。これからの皆さんの全ての活躍を祈っています。今日は本当にありがとうございました」
とスピーチしました。

ラグビークリニックの後には、選手4名が囲み取材に応じました。

3R1A2170

Q. 今日の感想は

A. 楽しかったです!暑かったですが、皆さんと楽しい時間を過ごせましたし、特に子どもたちのスキルの高さに感銘を受けました(ビリー・ハーモン)
子どもたちが皆真剣にトレーニングに励んでいたので、日本のラグビー界の将来は明るいと思いました(ピタ・ガス・ソワクラ)

Q. 試合への意気込みは

A. 私はスーパーラグビーで早いうちに敗退してしまったチームにいたので、またラグビーがプレーできるということを純粋に楽しみたいと思っています(アサフォ・アウムア)
間違いなく素晴らしい試合になると思っています。これからBKが来日しチームに合流するので、皆で一緒になって良い準備をして、良い試合になることを期待しています(アキラ・イオアネ)

Q. 日本のファンへメッセージ

A. 日本の皆さまこうやって私たちをホストしてくださり、ありがとうございます。どこに行っても我々を温かく迎えてくださるのが日本の皆さまです。これが私にとっては今回初めての来日となります。これから日本の皆さまと会うこと、日本の文化を体験できること、そして試合を楽しみにしています(ビリー・ハーモン)

囲み取材後にビリーと少し話したのですが、「ハイランダーズからもたくさんの選手が日本に行っているし、いつか自分もチャンスがあれば日本でプレーできたら嬉しい」と言っていました。

金曜日から昨日までで選手は全員来日して本日から全体練習がスタートです。

オールブラックスXVの試合はどちらも取材に行きますので、またレポートします!

ではでは

熊木

タグ : , , ,

投稿日 : 2023.5.20 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 プレーオフトーナメント 決勝 埼玉パナソニックワイルドナイツ vs クボタスピアーズ船橋・東京ベイ レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 プレーオフトーナメント 決勝 埼玉パナソニックワイルドナイツ vs クボタスピアーズ船橋・東京ベイ レポート

5月20日(土)に国立競技場にて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 プレーオフトーナメント 決勝 埼玉パナソニックワイルドナイツ vs クボタスピアーズ船橋・東京ベイ を取材してきました。

2連覇を目指す埼玉パナソニックワイルドナイツと、初のプレーオフトーナメント決勝進出となったクボタスピアーズ船橋・東京ベイの対戦です。

3R1A0708

キウイブリーズが注目するのは、ハイランダーズ出身で日本代表の埼玉パナソニックワイルドナイツのクレイグ ・ミラー

3R1A0919

今シーズン限りで退団が発表されている元オールブラックスのクボタスピアーズ船橋・東京ベイのライアン ・クロッティ

3R1A0769

 

前半立ち上がりはS東京ベイが敵陣でプレーする時間が多かったですが、埼玉WKの堅いディフェンスにより、チャンスを阻まれます。
しかし20分にペナルティゴールでS東京ベイが先制します。
その後両チームともにペナルティゴールで着実に得点を刻んでいき、前半は9-3でS東京ベイがリードして折り返します。

埼玉WKはハンドリングエラーなどのミスがいつもより多かったのと、規律が乱れていました。

後半に入り、得点を決めて流れを変えたい埼玉WKでしたが、またも反則によりS東京ベイにペナルティーゴールでリードを広げられてしまいました。

S東京ベイのライアン ・クロッティは後半9分に交代しました。

また、埼玉WKのクレイグ ・ミラーは後半10分から入りました。

3R1A0939

 

そして後半18分にラインアウトから埼玉WKがモールを押し込み、待ちに待ったこの試合初のトライ!

3R1A0899
決めたのは、ベテラン堀江でした。

続いて後半25分に埼玉WK山沢からのパスを受け取った長田がトライを決め逆転します。

これで流れが傾いたかと思われましたが、それでも怯まずに果敢に攻めたS東京ベイは後半29分に木田のトライで再度リードする展開に。
国立競技場も歓声で沸いていました!

埼玉WKは残り少なくなった時間帯にチャンスがありましたが、パスが繋がらず。。。

入場者数は、41,794人でした。
昨年の決勝(33,604人)を大きく上回りました!

3R1A0999

試合は、17-15でクボタスピアーズ船橋・東京ベイが勝利し、リーグワン2022-23は、クボタスピアーズ船橋・東京ベイが初優勝を飾りました。
自分はフォトとしてピッチにいましたが、現地のオレンジアーミーの声援は間違いなく選手を後押ししていたように感じました。

POM(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)は、キャプテン立川でした。

3R1A1302
試合後のインタビューでは、「トップイーストから会社の皆さんに根強くサポートしてもらい、その中で積み上げてきたものが今日形になって嬉しく思いますし少しでも恩返しできたのかなと思います。」と話していました。
インタビューの中で何度もオレンジアーミーへの感謝の言葉があり、皆で掴んだ優勝だというのが伝わってきました。

勝利を喜ぶクボタスピアーズ船橋・東京ベイ

3R1A1221

 

オレンジアーミーに向かってトロフィーを掲げるライアン・クロッティ

3R1A1356

 

試合後に、埼玉パナソニックワイルドナイツのクレイグ ・ミラーに独占インタビューしました。

Q. 今日の試合の感想は
A. 決勝はいつもとは違うプレッシャーがありました。クボタはとても良いプレーをしていました。キッキングゲームも良かったですし、クリエイティブなプレーで50-50のところをしっかりと取っていました。今日はクボタのペースになってしまい、我々は思っていたようにプレー出来ませんでした。

Q. 来シーズンについて
A. 来シーズンもパナソニックでプレーすることが決まっています。多くのラグビー選手は来シーズンについて不透明な中、自分は恵まれていると思います。チームメイトとも良い関係性を築けているので、出来る限り日本でプレーしたいと思っています。

次に、クボタスピアーズ船橋・東京ベイのライアン ・クロッティに独占インタビューしました。

3R1A1343
Q. 今日の試合の感想は
A. 素晴らしかったです。パナソニックはとてもタフで、まるで腕相撲のような試合でした。両チームともにプレッシャーが激しかったですが、我々はチーム一丸となって戦うことができました。先週のサントリーとのゲームを教訓として、我々は自分たちの良いところを伸ばしていくよう意識しました。

Q. クボタで4シーズンプレーして、最後にチームが初優勝を果たしました。今どのような気持ちですか
A. クボタはディビジョン2(トップイースト)からスタートしましたが、ハードワークしてチームの風土も年々良くなっていきました。その結果、今日私たちがディビジョン1でNo.1となれたことをとても嬉しく思います。

Q. 今後について
A. 今シーズンでクボタとの契約は終わってしまうことは残念ですが、チャンピオンとなってチームを去ることができるのは嬉しいです。私にとって、素晴らしい思い出となりました。チームメイトともとても良い関係性を築くことができましたし、チームに誇りを持っています。わたしにとって、クボタは本当に特別な存在です。

Q. この後はクライストチャーチに帰るのですか
A. 妻と娘が待っていますので、会えるのが今からとても楽しみです。今後についてはニュージーランドに戻ってから妻と相談して決めますが、引退するのか、もしくはどこかのチームでプレーするか、はたまたコーチになるのかについてはまだ決まっていません。妻がボスなので彼女の判断に従います!

 

リーグワンは終わりましたが、次は日本代表が9月開幕のラグビーワールドカップ2023フランス大会へ向けて、再始動します。
5月24日(水)10時に日本代表候補浦安合宿参加のメンバーを発表予定です。

昨日に引き続き視察に来ていたトニー・ブラウンアシスタントコーチ

3R1A0807

 

合宿の後に日本代表は7月・8月の国際試合開催 5連戦に挑みます。
All Blacks XVをはじめとして、日本代表がワールドカップ前に強豪相手にどのような戦いを見せてくれるのか楽しみです!

ではでは

熊木

タグ : , , , ,

投稿日 : 2023.5.10 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

日本ラグビーフットボール協会 & ニュージーランドラグビー協会が覚書締結!

日本ラグビーフットボール協会 & ニュージーランドラグビー協会が覚書締結!

こんにちは!
本日、嬉しい発表がありました。

日本ラグビーフットボール協会(JRFU)はニュージーランドラグビー協会(NZR)と今後の協力関係に関する覚書を締結するにあたり、都内で記者会見を行いました。

以下、リリース内容です。

公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:土田雅人、東京都港区)は、ニュージーランドラグビー協会 (NZR)と、ニュージーランドラグビーとの連携を深め、アジア太平洋地域全体のラグビー競技を発展させるための 覚書を締結いたしましたのでお知らせいたします。

本覚書によって両協会は、日本代表とニュージーランド代表との定期的な試合の開催など、戦略的かつ商業的 な協業機会を模索してまいります。
2024 年から 2027 年までの間、日本代表および JAPAN XV(ジャパン・フィフティーン)は、オールブラックス(ニュ ージーランド代表)、マオリ・オールブラックス、All Blacks XV(オールブラックス・フィフティーン)と、日本で定期的 な対戦を予定しています。

また、ニュージーランドを拠点とするスーパーラグビーのチームが、「DHL Super Rugby Pacific (DHL スーパー ラグビー パシフィック)」のレギュラーシーズン外にジャパンラグビー リーグワンのチームと対戦する機会や、ブラ ックファーンズ・セブンズ(女子セブンズニュージーランド代表)とオールブラックス・セブンズ(男子セブンズニュー ジーランド代表)が既存の大会期間外にセブンズ日本代表と対戦する機会の創出を、互いに検討します。

また、女子ラグビーの分野では、「Sky Super Rugby Aupiki (スカイ スーパーラグビー アウピキ)」や「Bunnings Warehouse Farah Palmer Cup(バニングス・ウェアハウス ファラー パーマー カップ)」において、日本の女子トッ プ選手がプレーする機会を検討していく予定です。

■マーク・ロビンソン CEO ニュージーランドラグビー協会 CEO

3R1A0268

「日本ラグビーとニュージーランドラグビーは、フィールドの内外で協力し合い、お互いを尊重し、ラグビーへの愛とラグビーの価値を共有するという、長きに渡る強い歴史を持っており、このたびの覚書締結を嬉しく思います。 この覚書は、我々の代表チーム、コマーシャルパートナー、その他のプロチームや各大会が、より密に協力する 機会を提供するものです。また長期的には、男子と女子の大会がどのように連携できるかも検討する予定です」

■岩渕健輔 (公財)日本ラグビーフットボール協会 専務理事

「ニュージーランドラグビーの伝統および、各チームや大会のインテグリティを尊重する共通の姿勢を受け入れたく存じます。私たちは、ラグビーを愛し、チームワーク、ハードワーク、誠実さやインテグリティなど、ラグビーがフィールドの内外で象徴する価値観を共有しています。 当協会とニュージーランドラグビー協会(NZR)は、今後より密に協力することで、日本とニュージーランドで行われ る大会または日本とニュージーランドのチームが参加する既存の大会の伝統、競争力や商業的な活動を維持し、尊重することの重要性を認識しております」

つまり、今まで以上にオールブラックスやニュージーランドのスーパーラグビーのチームとの対戦が行われるようになるということです。
世界トップレベルのプレーを経験する機会が増えることで日本ラグビーの更なるレベルアップも期待されますし、ニュージーランドの選手たちが日本ラグビーに興味を持って将来的にリーグワンでプレーするきっかけになったらいいですね。

その前に、今秋に控えたラグビーワールドカップ2023フランス大会に向けて、オールブラックス・フィフティーン戦が

7月8日(土)秩父宮ラグビー場
7月15日(土)えがお健康スタジアム(熊本)

にて行われます。

こちらも楽しみです!

金沢

タグ : , ,

投稿日 : 2023.1.7 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTT ジャパンラグビー リーグワン 2022-23 ディビジョン1 第3節 東芝ブレイブルーパス東京 vs 静岡ブルーレヴズ レポート

NTT ジャパンラグビー リーグワン 2022-23 ディビジョン1  第3節 東芝ブレイブルーパス東京 vs 静岡ブルーレヴズ レポート

1月7日(土)に等々力陸上競技場にて行われた、NTT ジャパンラグビー リーグワン 2022-23 ディビジョン1 第3節 東芝ブレイブルーパス東京 vs 静岡ブルーレヴズ を取材してきました。

等々力陸上競技場でトップリーグ・リーグワンのゲームが開催されるのは初めてとのことでした!

image0 (9)

キウイブリーズが注目するのは、静岡ブルーレヴズのブリン ・ホール

3R1A4857

静岡ブルーレヴズに加入する前はクルセイダーズでプレーしていて、スーパーラグビーでは100キャップを獲得しました。
また、U20ニュージーランド代表や、マオリオールブラックスに選出された経験があります。

そして東芝ブレイブルーパス東京のリーチ マイケル

3R1A4757

前半立ち上がりはBL東京が攻撃のチャンスを多く作り、6分に濱田の先制トライ

24分には、ラインアウトからリーチ マイケルが抜け出し、ジョネ ・ナイカブラがトライ

しかしその後静岡BRが2トライし巻き返します。

前半は14-13でBL東京がリードして折り返しました。

後半に入り、BL東京ジョネ ・ナイカブラが連続トライで点差を広げました。

3R1A4862

試合は、29-16で東芝ブレイブルーパス東京が勝利しました。

第3節を終えて、BL東京は2勝1敗、静岡BRは3敗となりました。

リーチ マイケルはジャッカルを3回も決めるなど要所要所でゲームをコントロールしてました。
ヘッドコーチも「3週にわたり最高のパフォーマンスをしてくれている」と話していました。

そして試合後には、2023-24シーズンに加入予定のリッチー・モウンガがファンの皆さんへ挨拶をしました。

3R1A5025

「(日本語で)こんにちは!今日このように皆さんの前に立てて光栄に思います。チームを代表して、この機会を与えてくださったことに感謝しています。ここに来れてとてもワクワクしていますし、これからのチャレンジを楽しみにしています。府中というホームをしっかりとサポートしていきたいと思っています。来シーズンに向けて準備して、今シーズンはしっかりと応援してベストを祈りたいと思います。ありがとうございます。」

また、今回スケジュールの都合で来日出来なかったシャノン・フリゼルのビデオメッセージが流れました。

3R1A4974

「来シーズンこのチームに加入することがとても楽しみです!『世界有数のユニークなチームになる』という挑戦には賛同できますし、そのことに貢献するチャンスを与えてもらいとてもワクワクしています。目標達成のためにフィールドの内外でできることを全てします!最後に、今年がチームとBRAVERの皆様にとって最高のシーズンになりますように!(日本語で)ありがとうございます。」

リッチー・モウンガは今回奥さんと一緒に来日し、奥さんも試合を観に来ていました。
ファンへのサインもしていました。また、日本が本当に好きだし楽しみにしてると言ってました。

3R1A5076

挨拶の後にはリッチーが観客席に6個ボールを投げ入れるファンサービスが行われました。

3R1A5080

シャノン・フリゼルも来れたら良かったのですが、またの機会を待ちたいと思います。

ブリン ・ホールは試合中と試合後で全然表情が違っていました。
クルセイダーズでチームメイトだった2人が談笑する姿も見られました。

3R1A5086

何を話していたのか聞きたかったのですが、足早にミックスゾーンを通り抜けてしまったため聞けませんでした。。。

記者会見では、トッド・ブラックアダーヘッドコーチが、リッチー・モウンガの加入について、

3R1A5148

「期待は高く持っています。クルセイダーズでリーダーとしての役割を果たし、タイトルも多く獲っていて勝利に必要なことを熟知しています。彼に会い、素晴らしい人間性であると思いましたので、チームにフィットするでしょう。」と話していました。

最後に、1つ気になっていることを。。。

リーグワンの規定により、カテゴリーC(他の協会または地域の代表歴あり)の選手は各チーム3人以内の登録となっています。
来シーズンはリッチー・モウンガとシャノン・フリゼルの加入が決まっているため、2人は入れ替わることになります。

トム・テイラーのチームマネジメントは素晴らしかったですし、

3R1A4794

セタ・タマニバルも俊敏で突破力があり良い動きをしていました。

3R1A4846

 

あともう1人は、今節はメンバー外だった元オールブラックスのマット・トッドです。

最終的にどうなるのか、注目しています。

ではでは

熊木

タグ : , , , ,

3 / 17« TOP...2345...LAST »

What's new!

More >

Kiwi Breezeの更新情報です。

登録日 : 2018.5.8

NZフレンズに「Clive Jones」をアップしました!!

登録日 : 2018.4.10

NZフレンズに「野村祥恵」をアップしました!!

Twitter

NZ Information