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投稿日 : 2025.12.30 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン 2025-26 ディビジョン1 第3節 横浜キヤノンイーグルス vs 東芝ブレイブルーパス東京 レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン 2025-26 ディビジョン1 第3節 横浜キヤノンイーグルス vs 東芝ブレイブルーパス東京 レポート

12月28日(日)に秩父宮ラグビー場で行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン 2025-26 ディビジョン1 第3節 横浜キヤノンイーグルス vs 東芝ブレイブルーパス東京 を取材してきました。

キウイブリーズが注目するのは、横浜キヤノンイーグルスのビリー ・ハーモン

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NTTリーグワンアワード2024-25でベスト15を受賞するなど攻守にわたってチームに貢献する仕事人です。

2022-23シーズンは花園近鉄ライナーズでプレーし、今シーズンから横浜キヤノンイーグルスに加入したサム・ケアード はメンバー外でした。

以前独占インタビュー(http://kiwibreeze.jp/nz_friends/sam-caird/) させてもらいましたが、また日本に戻ってきてくれて嬉しいです。

あと、東芝ブレイブルーパス東京のシャノン ・フリゼルは前節に続いてメンバー外でした。

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ちょっと心配です。。。

キックオフ直後にチャージからボールを奪い、ジェイコブ ・ピアスのトライで東芝ブレイブルーパス東京が先制します。

6分に横浜キヤノンイーグルスが取り返しましたが、すかさず東芝ブレイブルーパス東京が再度逆転しました。

前半は取って取られてのシーソーゲームでした。

シーズン序盤ということもあり、戦術やパスなどフィットしていけばこれからもっと良くなっていくと思います。

その中でも、ビリー・ハーモンは3人のFW選手を相手にしても突進し、周りを良く見ているフランカーという印象です。
ハイランダーズのレジェンドで元オールブラックスのジョシュ・コンフェルドを彷彿させたプレースタイルでした。

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前半は、24-12で東芝ブレイブルーパス東京がリードして折り返します。

後半に入り、得点が動いたのは23分でした。

スクラムからボールを奪いトライを決めたのは、ビリー・ハーモンでした。

1トライ差まで迫りましたが、その後は東芝ブレイブルーパス東京に 3トライを許しました。

今節土日ともに試合を取材し、リーグワンでの試合の展開が昨シーズン以上に速いように感じました。

プレッシャーが激しいとミスにつながり、その1つのミスによって展開が変わりやすいです。

試合は、41-19で東芝ブレイブルーパス東京が勝利しました。

試合後の元ハイランダーズコンビのロブ・トンプソンとビリー・ハーモン

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ビリーはフィジカルが強いですし、90分間ずっと走り続けていました。

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後半23分にはトライも決めチームに貢献しました。

試合後に行われた記者会見の一部をお届けします。

東芝ブレイブルーパス東京 トッド・ブラックアダー ヘッドコーチ

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「非常にポジティブな点が多く見つかった試合でした。若い8人ながらもスクラム、ラインアウトやディフェンスもしっかり機能していました。ただ80分通して全てが思い通りにいったわけではありません。途中でエラーがありながらの試合でしたが、その中でも選手皆落ち着いて次のタスクにしっかり集中してやってくれまたと思います。目の前のチャンスを都度取り切る力を見せてくれました。横浜キヤノンイーグルスも良いプレーでスキルの遂行力にプレッシャーをかけてきた中でチームとしての成熟度を見せられたのかと思います。最終的にボーナスポイントをとることができて嬉しいです」

松永 拓朗ゲームキャプテン

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「全体通して自分たちのアタックにプレッシャーをかけられたシーンがすごく多く、相手のラインスピードでプレッシャーを感じていて自分たちのエクスキューション(遂行力)にエラーがあった。特に後半の初めは自分たちの流れに持って来れず、アタックしてもミスで下げられて修正に時間がかかったが、我慢をして最後に流れを持ってきて試合を終えられたのはとても良かった」

Q. 後半流れを掴めない時間帯にチーム内で何か話し合ったか

A. (松永 拓朗ゲームキャプテン)

ボールを持ってプレーしたいというのはリッチーもずっと言っていて、僕たちもボールを持てれば相手にプレッシャーをかけれるが、相手のプレッシャーによりミスも多く自分たちが我慢してキープできなかった。相手のスペースを狙ってアタックしていたが、そこに対してプレッシャーをかけられていたので、ストロングにキャリーしていくよう修正し、キャリーを重ねてプレッシャーをかけていくように変えました。

横浜キヤノンイーグルス レオン・マクドナルド ヘッドコーチ

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「最初の10秒でトライを取られる悪いスタートで、そこから良いファイトができたのですが、許してはいけないトライがあり、そこからまたファイトして5点差にまでなりましたが、連続のミスがありました。パッションのある観客の前で良いプレーができなくてがっかりです」

古川 聖人 ゲームキャプテン

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「アグレッシブな我慢くらべのような時間帯で自分たちの首を絞めるようなプレーになってそこで一気に相手に開かれてしまった。逆を言えば、そこで自分たちが勝負強さを持って我慢することができれば結果は変わっていたかもしれない。ゲームの流れで大事なところで我慢しきれないところはもっと成長していかなくてはならない」

Q. 勝てずフラストレーションがたまっているかもしれないが、あともう一息だと思うが

A. (レオン・マクドナルド ヘッドコーチ)

良い試合まで持ち込めていて、東芝ブレイブルーパス東京もきついシチュエーションに置いたのですが、そこでモメンタム(勢い)を相手にやらせてしまった。勝つのは習慣であり、その習慣がまだついていません。そこではリーダーがもっと成長するところが必要です。そこはエクスキューション(遂行力)にも繋がっていくと思います。客観的に見ると我々は怪我が多く、今は外国人選手や日本代表の選手が怪我でいないので、戻ってきたら制限なくもっとやれると思います。

試合後、ミックスゾーンにて横浜キヤノンイーグルスのビリー・ハーモンに独占インタビューしてきました。

Q. 今日の試合はいかがでしたか

A. タフな相手でしたね。言うまでもなく、このリーグで最高のチームのひとつですし、トップレベルの選手も揃っていますから。今日見せたプレーがそれを示していました。彼らはベストではなかったかもしれませんが、それでも我々に大きなプレッシャーをかけてきました。彼らのタレントの豊富さがよくわかります。こちらにも良いところがたくさんありましたし、これからも積み上げていきます。今週はゆっくりして、また良くなっていきたいと思います。

Q. 少しスリムになったような気がしますが日本のラグビーに合わせて絞ったのですか

A. 自分としては、去年はちょっと太ってたと思うんです。少しは絞れたかもしれないけど、大きな違いはないですね。でも、ラグビーは速いスポーツだから、フィットしてスピードがあることの方が、おそらくもっと重要なんだと思います。

Q. ハイランダーズ時代と日本とでラグビーに違いを感じますか

A. まあ、大きな違いはそんなにないと思います。どちらも速い展開のラグビーをやろうとしていて、色々なスキルを使っているので。でも、身体のサイズがちょっと違うのが大きな違いなのかもしれないですね。接点での当たりが多いし、セットピースも多いし。

でも、どちらのレベルも本当に高いと思うし、見ていてワクワクするので、どちらも観戦が楽しみです。

メンバー外だったサム・ケアードにも久しぶりに会えました。

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大阪と横浜では雰囲気が違うようで、それも含めて楽しんでいるみたいです。

来年もニュージーランドにフォーカスした取材をしていきますので、どうぞお楽しみに!

ではでは

熊木

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