投稿日 : 2023.12.19 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1 第2節 横浜キヤノンイーグルス vs トヨタヴェルブリッツ レポート
12月16日(土)に日産スタジアムにて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1 第2節 横浜キヤノンイーグルス vs トヨタヴェルブリッツ を取材してきました。
キウイブリーズが注目するのは、今シーズンよりトヨタヴェルブリッツに加入したアーロン・スミス
皆さんもご存知かと思いますが、元ハイランダーズ&オールブラックスで、スクラムハーフでチームの要として活躍した素晴らしい選手です。
合流してからまだそんなに経っていないのですが、先週の開幕戦はフル出場してチームの勝利に貢献しました。
第2節の見どころは、トヨタ ヴェルブリッツ アーロン・スミスと横浜キヤノンイーグルス ファフ・デクラークの世界トップクラスのスクラムハーフ対決です。
ラグビーワールドカップ2023フランス大会の決勝に出場した2人のプレーが日本で見れるなんて夢のようですね!
試合中及び試合後少し話していました。
試合開始から横浜Eが主導権を握りますが崩しきれず、トヨタVが前半13分ペナルティゴールで先制します。
しかし14分、25分に横浜Eがトライし、点差を広げました。
前半は17-10で横浜Eがリードで折り返します。
後半2分にイノケ・ブルアのトライで横浜Eがさらに突き放します。
後半16分トヨタVのジョシュ ・ディクソンが交代で入りました。
彼もハイランダーズからトヨタVに加入した選手です!
後半31分に横浜Eリアキマタギ ・モリのハイタックルでイエローカードになり、数的有利となったトヨタV
33分にアーロン・スミスがラックのサイドを突破してトライが決まりました!
リーグワン初得点、初トライです。
トヨタVは2点差まで迫りましたが、横浜Eが守り抜きました。
試合は、24-22で横浜キヤノンイーグルスが勝利しました。
観客数は31,312人で、ジャパンラグビー リーグワンのリーグ戦の1試合最多入場者数の記録を更新しました!
なお、翌日12月17日(日)に味の素スタジアムで行われた東京サントリーサンゴリアス vs 東芝ブレイブルーパス東京 が31,953人だったので、2日連続で記録更新となりました。
記者会見に登壇したトヨタヴェルブリッツのベン・ヘリング ヘッドコーチは、
「試合序盤の30分に関しては、キヤノンが速い展開でプレーし、トヨタに対していいアタックで仕掛けてきました。我々はミスタックルであったり、ディフェンスが試合時間の9割を占めるなどディフェンスの時間が非常に長かったと感じています。その中でボールを守ること、セットピースの遂行力などうまくいかない場面があり、フラストレーションのたまる試合でした。とはいえ試合を通して粘り強くプレーしたと思います。
結果に関しては残念ですが、今後のシーズンに向けて良い未来が待っていると思いますので、これから修正点を修正して先に進んでいきたい」と話しました。
続いて、姫野キャプテン
「結果としては残念ではあるんですけど、粘って粘って最後の最後までプレッシャーをかけ続けたチームメイトの努力は素晴らしいものがあったと思っています。このまましっかりとマインドセットを持ち続けて日頃の練習、試合をやっていくことによってチームとしてより成熟していくと思うので、このマインドセットを今日見れたことはキャプテンとして嬉しく思います」
「自分たちにとってはトライを取りきるというところを練習の中でも突き詰めてやっていくことが大事になっていくと思います。アーロンやボーデンといった世界レベルの彼らが入ったことによって、練習の質も上がってきていると思います」
次取材に行った際にはアーロン・スミスに独占インタビューできたらと思っています。
ではでは
熊木
タグ : アーロン・スミス, ジョシュ ・ディクソン, トヨタヴェルブリッツ, ファフ・デクラーク