投稿日 : 2018.6.2 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク
マールボロ産ソーヴィニヨン・ブランの頂点に立つといわれるワイナリー「アストロラーベ」
こんにちは。
ニュージーランド滞在中、最後に訪れたワイナリーは、「アストロラーベ」というブティックワイナリーです。
アストロラーベは1996年に、ワインメーカーのサイモン・ワグホーンと妻のジェーンの2人によって設立されました。
現在では多くの海外への輸出も行われており、国内においても「ニュージーランド産ソーヴィニヨン・ブランの造り手の頂点に立つワイナリー」、「ニュージーランド産シャルドネの最高峰」となどと、非常に高く評価されているワイナリーです。
今回はオーナーで経営責任者のジェーンさんに案内してもらい、日本未発売のワインを中心に、テイスティングと、アストロラーベについて色々教えていただきました。
アストロラーベは、小さなワイナリーながら、作っているワインの種類の多様さも面白みのひとつです。
中でもソーヴィニヨン・ブランは、畑の違いから4種類のラベルを作っており、それぞれに飲み比べると、その特徴が非常に良く分かる丁寧なワイン作りをしていると感じました。
なお、アストロラーベ訪問時は日本未発売だった「ケケレングコースト」のソーヴィニヨン・ブランが、先日ついに日本でも発売されました!
ケケレングコーストは、海に程近い場所に位置しているため、そこで育ったブドウは海洋性のミネラルがたっぷり含まれています。
このミネラル感、塩気がソーヴィニヨン・ブランのフレッシュさ、レモンやグレープフルーツのような柑橘系の味わいにとてもマッチしていて、単体でも飲みやすいですし、魚介などのシーフードにもベストマッチングのワインです。
なお、弊社ブリーズオンラインショップでも販売しています。
文末にリンクを貼ってありますので、良かったら見てみてください。
さて、ソーヴィニヨン・ブラン以外に飲ませていただいたワインは、ピノロゼ、ピノグリ、アルバリーノ、シュナンブランなど、どのワインもとてもアロマティックで、非常にフルーティー。
それぞれのブドウの特徴を生かすワイン作りをモットーとしているというだけあり、果実の豊かさをとても良く味わえるワインだと感じました。
特にシュナンブランで作られたデザートワインは、完熟したパインや蜂蜜、リンゴのような甘さの中にも、シュナンブランの特徴であるしっかりとした酸が骨格を作っており、とても美しいワインだと感じました。
このワインについて訪ねたところ、シュナンブランが好きな夫だからこそ作れたと語ってくれました。
その語り口には、自分たちのワインに対する自信はもちろん、ご主人への尊敬、愛情、お二人の絆の深さを感じました。
そして何より、常にニコニコされていて、人と話すこと、人をおもてなしすること、自分たちのワインを紹介できることが最も好きなことだと楽しそうに話してくださったジェーンさんのお人柄をたくさん感じる時間でした。
本当にありがとうございました。
▼アストロラーベ ケケレングコースト ソーヴィニヨン・ブラン2016
我妻
タグ : アストロラーベ, ソーヴィニヨン・ブラン, ニュージーランドワイン, マールボロ