ホーム > NZブログ > マールボロ

NZブログ

 各種条件で絞り込み

ニュージーランドの旬な情報や取材報告など、タイムリーな話題を綴っています。

投稿日 : 2018.5.5 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

2017年度 エアーニュージーランド・ワインアワード 受賞ワイナリー 「イザベル・エステート」 取材レポート

2017年度 エアーニュージーランド・ワインアワード 受賞ワイナリー 「イザベル・エステート」 取材レポート

こんにちは。

今日は、先日のニュージーランド滞在中6番目に訪れたワイナリー「イザベル・エステート」についてレポートさせていただきますね。

イザベル・エステートは1980年にマールボロに設立されたワイナリーで、イザベルのシャルドネ2016は、昨年2017年度のエアーニュージーランド・ワインアワードでチャンピオンにもなりました。

3

全てを自社畑、シングルヴィンヤードでワインを作り続けており、ワインメーカーのジェレミー・マッケンジー氏がブドウ畑の責任者も兼任するなど、少人数で良質なワインを作り続けているブティックワイナリーです。

ジェレミーさんはヴィラ・マリアやアラン・スコットなどの有名なワイナリーでワインメーカーとして勤務した後、イザベルのチーフワインメーカーに就任しました。
今回の取材ではジェレミーさんが直接畑を案内してくれたり、ワインの説明をしてくださいました。

42

イザベルのワインのラインアップは、ロゼ、ソーヴィニヨン・ブラン、ドライ・リースリング、ピノ・グリ、シャルドネ、そしてピノ・ノワールの6種類。

どれも非常にレベルが高かったのですが、やはりさすがのチャンピオンワイン、シャルドネ2016は大変クリーミーでまろやかな舌触りの中に、メロンや熟したイチジクの豊かな果実味、ローストしたナッツ香、そして程よい酸味がバランスよく混ざり合います。本当に完成度の高い、素晴らしい1本でした。

自身のキャリアのひとつの集大成であり、目標の一つであったエアーニュージーランドワインアワードでチャンピオンになるということを達成された現在、何を目標にしていますか、という質問に対し、今後も人々に親しまれ、愛されるワインを作り続けていくのと同時に、将来は自分自身がオーナーのワイナリーを持つことも夢だと語ってくれました。

また、ワインは熟成させて楽しむものであるという彼のポリシーから、長期熟成に耐えられるワイン造りも心がけているとのことで、実際にこの取材の数日前に1999年のイザベルのピノ・ノワールを開けたところ、非常にすばらしい熟成がされていたそうです。

僕たちの作るワインは20年の熟成を楽しめる!」と楽しそうに語ってくださったので、最後はピノ・ノワールを自分用に購入し、サインしていただきました。

IMG_5016

自宅のセラーに保管し、熟成のときをゆっくりと待ちたいと思います。

なお、イザベルではこれからワイナリー内にセラードアを開くということで、取材時には工事中でしたが、今後はワインを買ったりテイスティングしたり、楽しめるようになるそうですよ。

その際は、是非訪れてみてくださいね。

我妻

タグ : , ,

投稿日 : 2018.4.22 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NZワイン会「デルタ・ヴィンヤード&ブランク・キャンバス」の会

NZワイン会「デルタ・ヴィンヤード&ブランク・キャンバス」の会

こんにちは。

今月も毎月恒例のニュージーランドワイン会を開催させて頂きました。

今まではひとつの品種を決めて、それを5~6本ご用意するというスタイルで行っていましたが、今月からは生産者やワイナリーにフォーカスすることにしました。

リニューアル第一回目は、ニュージーランドを代表するワインメーカー、マット・トムソン氏

21

マットは1997年にワインコンサルタント会社を創設し、ワインメーカー、ワインコンサルタントとしての活動を始めます。

その後、ニュージーランド国内はもちろん、海外でも数多くのワイナリーのコンサルティング、ワインメイキングを手がけていきます。

セントクレア、マットハウス、キム・クロフォード、ヴィラ・マリアなど、ニュージーランドでも有名なワイナリーに携わり、2000年には共同オーナーとして「デルタ・ヴィンヤード」を創業。

また、2008年インターナショナル・ワインチャレンジにおいて、ワインメーカー・オブザイヤーを受賞し、世界的にも一流の醸造家として認められました。

そんな彼が自身のキャリアのひとつの集大成として妻のソフィーと立ち上げたのが、この「ブランク・キャンバス」です。

ブランク(真っ白)なキャンバスに、自分たちだけのオリジナルの絵(ワイン)を描いていく。色んな人と関わりあいながらワインを作ってきたからこそ、自分たちだけでワインを作りたい。

その思いをこめて名づけたそうです。

今回は、マットが丹精こめて作った、デルタ・ヴィンヤードと、ブランク・キャンバスのワインをご提供させて頂きました。

(1)ブランク・キャンバス リースリング2013

乾杯はリースリング2013をご提供しました。

9%という低アルコールのこのワインはカロリーも低く、ディナーの食前酒や前菜にあわせるのに最適です。

非常にアロマティックで、梨や桃、ハチミツのようなフルーティーで甘いアロマに、程よい酸味が絶妙に交じり合います。その甘さと酸のバランスがとてもよく、爽やかな飲み口、後味が印象の優しいワインです。

こちらにあわせていただいたのは、ヤムウンセン(タイ風春雨サラダ)と鶏とカシューナッツ炒めです。

IMG_4959

エスニック料理や、中華料理のスパイス感、辛味と、こちらのリースリングが非常によくマッチしたのではないかと思います。

(2)デルタ・ヴィンヤード ソーヴィニヨン・ブラン2016
(3)ブランク・キャンバス ソーヴィニヨン・ブラン2017

続いては、ソーヴィニヨン・ブランの飲み比べをしていただきました。

同じワインメーカーが、同じマールボロで作った、違うワイナリーのソーヴィニヨン・ブラン。
これを同時に飲み比べるというのは、おそらくあまりされたことのない企画なのではないでしょうか。

デルタの方は爽やかでフレッシュ。はつらつとしたレモンやライムのようなニュアンスがありながらも、酸味は他のマールボロのソーヴィニヨン・ブランよりもやや控えめで、とても飲みやすいという印象です。

対するブランク・キャンバスは、特徴がとてもハッキリしており、ライムというよりはグアバに近い果実味で、海のようなミネラル、塩分を感じたのに驚きました。

飲み比べてみると、違いがはっきり分かりますね。

お料理は、旬の筍の素揚げ、シソ、舞茸、レンコンのてんぷらをご用意させていただきました。

てんぷら

こういったお野菜のてんぷらに非常に良く合うのが、ソーヴィニヨン・ブランの特徴ですね。特にブランク・キャンバスは塩味を感じるので、こういうお料理や、ホタテなんかに良く合うと思います。

(4)デルタ・ヴィンヤード ピノ・ノワール2016

見た目も美しいルビーレッドのこちらのワインは、非常にアロマティックで、ベリーの香りが豊かに立ち上ります。シルキーな飲み口、程よい酸味のあとに、非常にしっかりとしたスパイスとタンニンが口いっぱいに広がります。

開いてくるとその骨格の強いタンニンが徐々にまろやかになり、とても飲みやすくて美しい一本です。

こちらにあわせていただいたのは、春キャベツの豚バラ巻き~照り焼き風味~。

IMG_4966

お肉の照り焼き風味は、こういったタンニンやスパイスのしっかりしているピノ・ノワールにはもってこいです。春キャベツのしゃきしゃき感もお楽しみいただきました。

(5)ブランク・キャンバス ピノ・ノワール2014

一言で例えるなら、エレガント。デルタとはまた違った優美な香りと、まろやかでシルクのような飲み口、ゆったりと口の中に広がるラズベリーやダークチェリーの果実味、樽熟成もほどよくあり、柔らかなタンニンとスパイス。

本当にゆったりと飲みたい一本です。

こちらにあわせていただいたのは、鶏モモ肉のトマト煮込みです。

IMG_4968

鶏もも肉をじっくりと、やわらかくトマトとオリーブで煮込みました。

優しく味付けさせていただきましたが、鶏のコクが、こちらのピノ・ノワールを優しく引き立ててくれたように思います。

(6)ブランク・キャンバス ピノ・ノワール2015

今回、私がブランクキャンバスに訪問させていただいた際にサインしていただいた、2015年ヴィンテージのピノ・ノワールも開けさせていただきました。

IMG_4862

こちらはまだ日本未発売ですが、2014との飲み比べで、味の違いを感じていただきたく、特別にサーブさせていただきました。

2015は、2014に比べて非常にパワフル。骨格がしっかりしており、果実味とタンニン、スパイスが前面にドンと出てくるのですが、パワーで押すタイプではありません。ドンというインパクトの後に優しい印象が顔を出し、緩やかにフィニッシュしていきます。ですので、決して飲み疲れはしません。

ヴィンテージの違いでこれだけの変化があるのは、とても面白いですね。やはりワインは奥深いです。

最後に締めのお料理として、ベーコン&スモークサーモンと小松菜のペペロンチーノをお出しして、会は終了。

IMG_4969

今回も皆様に大満足していただけるワイン会となったこと、本当に嬉しく思います。

ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。

30825039_1867226693397703_1862893734_o

次回は、ニュージーランドで最も有名なワイナリーのひとつ、クラウディーベイにフォーカスして開催予定です。

なお、デルタ・ヴィンヤードとブランク・キャンバスのワインは、弊社楽天、Yahoo!両サイトにて購入可能です。

楽天ブリーズオンラインショップ

Yahoo!ブリーズオンラインショップ

我妻

タグ : , ,

投稿日 : 2018.4.17 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

多くの賞を受賞する家族経営のワイナリー「ノーティラス・エステート」

多くの賞を受賞する家族経営のワイナリー「ノーティラス・エステート」

こんにちは。

ニュージーランド滞在中、5つ目のワイナリーとして訪問したのが、マールボロにある「ノーティラス・エステート」です。

(クーパーズ・クリーク、クラウディーベイ、セントクレア、ブランク・キャンバス、そしてノーティラス・エステート)

ノーティラス・エステートは、1985年にソーヴィニヨン・ブランをリリースしてから、家族経営を続けているワイナリーです。

その品質と実力はニュージーランドでも屈指のもので、2015年度のエアーニュージーランドワインアワードにて、ベストスパークリングワイン及びベストワイン(トロフィー)に選出、同じく白ワインのアルバリーノも、2016年と2017年にベストワインに選出されています。

残念ながら、スパークリングワインも、アルバリーノも日本では未発売なのですが・・

こちらのスパークリングワインは、ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%というブレンドで、シャンパーニュの伝統的製法で作られています。

74

淡く美しい小麦色のワインから、青りんごのような果実味と、ナッツやトースト香が漂ってきます。クリーミーな口当たりの中、それらの香りが爽やかに、泡とともに口の中ではじけます。

さすがベストスパークリングワインに選出されるだけあって、本当にレベルが高く、エレガントです。

生産本数自体が少ないので、今のところ日本への輸出は難しいということでしたが、いつかは日本に入ってきて欲しいと思う1本です。

さて、今回はチーフワインメーカーのクライヴ・ジョーンズ(Clive Jones)さんが、説明とアテンドをしてくださいました。

7

クライヴさんは1998年からノーティラス・エステートのワインメーカーとしてのキャリアを積み、今年で21年目のシーズンを迎えています。マールボロのワインメーカーのコミュニティーにも所属し、地域のワイン生産の発展にも貢献しています。

見た目もとても若く、知的でありながらも、非常に気さくな彼が作るワインは、やわらかく優しさとエレガントさがあふれ、はつらつとした個性を感じました。

46

ワインには、生産者の人柄が現れるというのが私の持論なのですが、今回もそのように感じることができました。

クライヴさんについては、NZ Friendsにて詳しくご紹介させていただく予定ですが、彼の作るワインはたくさんの賞を受賞をしており、業界から注目を集めるワインメーカーであるにもかかわらず、ワインが大会で賞を受賞したり、名前が大きくなる事を目標としているわけではありません、と断言されました。

それは、今のようにエレガントであって、フードとマッチングして、食卓で楽しまれるワインを作りたいからなのだそうです。

そんな飾らずも、エレガントで美味しいノーティラス・エステートのワイン、ニュージーランドに訪問された際は、是非試してみてくださいね。

60

現在、帳合が無いインポーターの商品ですがオススメです。
特にオススメはピノ・ノワールですよ。

94

我妻

タグ : , ,

投稿日 : 2018.4.12 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

醸造家マット・トムソンの手がける「ブランクキャンバス」

醸造家マット・トムソンの手がける「ブランクキャンバス」

こんにちは。
NZ滞在4日目、マールボロワイナリー第2弾です。

2つ目に訪れたのは、「ブランクキャンバス」です。

ブランクキャンバスはワイン醸造家でコンサルタントのマット・トムソンが妻のソフィーと共に立ち上げたワイナリーです。

21

マットは1997年にワインコンサルタント会社を創設し、ワインメーカー、ワインコンサルタントとしての活動を始めます。

その後、ニュージーランド国内はもちろん、海外でも数多くのワイナリーのコンサルティング、ワインメイキングを手がけていきます。

先日アップしました「セント・クレア」が世界的ワイナリーとして受賞した際のワインメーカーも、実はマット・トムソンなんです。

参考:セントクレア訪問の記事はこちら

それ以外にもマットハウス、キム・クロフォード、ヴィラ・マリアなどに携わり、2000年には共同オーナーとしてデルタ・ヴィンヤードを創業。

また、2008年インターナショナル・ワインチャレンジにおいて、ワインメーカー・オブザイヤーを受賞し、世界的にも実力ある醸造家として名声を得ています。

そういった意味で、ニュージーランドで最も成功した醸造家とも言えるかもしれません。

そんな彼が自身のキャリアのひとつの集大成として立ち上げたのが、このブランクキャンバスです。

ブランク(真っ白)なキャンバスに、自分たちだけのオリジナルの絵(ワイン)を描いていく。
いろんな人と関わりあいながら、今までワインを作ってきたからこそ、自分たちだけのワインを作りたい。その思いをこめて名づけたそうです。

今回の取材は、なんとご自宅にご招待していただき、テイスティングとお話をお伺いさせていただきました。
ご自宅には、非常に大きく、高級ワインが所狭しと並ぶセラーがあり、それだけで驚きました。

12

取材では、ブランクキャンバスのワインをテイスティングさせていただき、どれもとても素晴らしかったのですが、印象的だったのはグリュナー・ヴェルトリーナー2013でした。

5

グリュナー・ヴェルトリーナーは日本未入荷ですし、そもそもニュージーランドでも非常に珍しい品種です。

こちらはソフィーさんのお気に入りということでしたが、非常にアロマティックなワインで、桃や梨のようなフルーティーな果物の香りと、口に含んだ際に広がるふくよかな果実味、滑らかな舌触りが印象的で、その後、白胡椒の様なスパイスが、長く口の中に残ります。

この果実味とスパイス感のバランスが非常に絶妙で、お食事にとても合わせやすいなと感じました。

お二人にはたくさんインタビューさせていただきました(その内容は後日、NZFriendsにアップ予定です)。
彼らの思想、想い、そして妥協せずに最高のワインを追い求める姿勢はもちろんなのですが、特に印象的だったのは、お二人のパートナーシップでした。

お互いがお互いを尊敬し、尊重し、支え合いながらも、ライフワークを生きている、そんなファミリービジネスの原点を見た気がしました。

奥様のソフィーさんは、現在世界で300人程度しかいない、ワインの最高資格であり栄誉である「マスター・オブ・ワイン」の最終試験を控えて勉強中でもあります。

最後に、まだ日本未入荷のピノ・ノワール2015をお土産として頂き、お二人からサインを書いていただきました。

日本のピノ・ノワールは2014ヴィンテージです。

ちなみに2014ヴィンテージは、ボトルの裏側のサインがマットさんだけなのに対し、2015ヴィンテージから、ソフィーさんのサインも入っています。

9

これは、マットさんの強い想いからで、「僕たち二人でこのワインを作っているんだから当然だろ?」と誇らしげに語ってくれました。

マットさん、ソフィーさん、素敵なおもてなしを本当にありがとうございました。

ブランクキャンバスのワインは、ソーヴィニヨン・ブラン2017、リースリング2013、ピノ・ノワール2014の3種類を弊社で取り扱っております。

楽天、Yahoo!のブリーズオンラインショップにてお求めいただけます。

楽天はこちら

Yahoo!はこちら

我妻

タグ : , , ,

投稿日 : 2018.4.6 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

サントリー ジョー・ウィラー選手が挙式したワイナリー「セント・クレア」に行ってきました

サントリー ジョー・ウィラー選手が挙式したワイナリー「セント・クレア」に行ってきました

こんにちは。

ニュージーランド滞在4日目は、マールボロにあるワイナリーを3つ取材させていただきました。

最初に訪れたのは、「セント・クレア」というワイナリーです。

セント・クレアは、1978年からマールボロでブドウの栽培を手掛けていたイボットソン夫妻が、1994年に創業した家族経営のワイナリーで、2010年、2011年と2年連続で、ベスト・ニュージーランド・ワイン・カンパニー・オブ・ザ・イヤーに評されています。

42

また国際的に見ても、毎年ブルゴーニュで開催され、およそ35以上の国から800本近くのシャルドネのみが集う品評会「シャルドネ・デュ・モンド」にて、世界トップ10シャルドネに選ばれるなど、その実力は世界でも認められています。

日本でも「神の雫」という漫画でセント・クレアのピノ・ノワールが取り上げられているので、読まれていて記憶にある方も多いかもしれません。

37

それだけ評価の高いワインですが、価格も2,500円から5,000円と、非常にリーズナブルなのが特徴で、後日スーパーマーケットや酒屋さんを覗いた際も、ほぼ必ずと言ってよいほど置いてあったのがセント・クレアのワインでした。

そんなセント・クレアですが、サントリー・サンゴリアスに所属するラグビープレーヤー、ジョー・ウィラー選手が、昨年挙式したワイナリーでもあります。

IMG_7263

結婚式は併設するレストランではなく、「パイオニア・ブロック23」と呼ばれるセント・クレアのブドウ畑で行われたそうです。当日はそのブロック23で作られたピノ・ノワールがゲストに振舞われたそうで、今回の取材でも、ジョー選手が振舞った「パイオニア・ブロック23 ピノ・ノワール2016」をテイスティングさせていただきました。

22

フルーティーなベリーと、スミレの花のような香りが交じり合い、非常にアロマティックで繊細な香りが立ち上ります。飲み口も柔らかで程よいタンニンが長く口に残ります。

春や秋のさわやかな季節の晴天の日に、屋外で飲みたくなる印象で、きっとジョー選手の結婚式に、ブーケのようなアロマティックな香りが華を添えたことと思います。

なお、ワイナリーにはレストランも併設されており、連日セラードアとともに、にぎわっていました。レストランのお食事もリーズナブルで、とても美味しかったです。

この日いただいたのは、近海のマールボロサウンズで捕れた、サーモン、アワビ、グリーンマッスルとフレッシュサラダとバケットの盛り合わせプレート(Outof the sonuds $34=約2,700円)

32

魚介のブラックパスタ(Kai Moana Pod$29.5=約2,350円)

31

そしてマリアージュでサジェストされたリザーブ ソーヴィニヨン・ブラン2017($11.5=920円)。

サーモンやアワビが非常に新鮮で美味しく、ソーヴィニヨン・ブランの柑橘系のアロマととてもよくマッチしていました。

マールボロ滞在の際に訪れるワイナリー&レストランとして、お薦めのひとつですので、良かったら行かれてみてくださいね。

我妻

タグ : , , ,

投稿日 : 2018.4.4 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

マールボロにて、Wapu Lodgeに滞在しました。

マールボロにて、Wapu Lodgeに滞在しました。

こんにちは。

少し戻りまして、今回はまたニュージーランド訪問の続きを書かせていただきますね。

マールボロ滞在2日目と3日目は、クラウディーベイの畑の責任者ジムの奥さんのニッキーの経営する宿泊施設に滞在させていただきました。

Wapu Lodgeという名前のこちらの宿泊施設は、昨年ニッキーとジムが購入し、昨年末にオープンしたばかりのロッジなのですが、オープンから大人気で、連日ゲストが泊まりに来るそうです。

image1

「Wapu」というのは大木という意味で、ロッジの中心を支えているシンボルとなる大きな柱を指しているそうです。

この大木の柱は、オーストラリアから海を渡ってやってきたということで、まさにジムとニッキーと同じように、オーストラリアからニュージーランドに移住してきたということで、大きなご縁を感じたそうです。

また、テラスにはブドウが実をつけており、これもまた前のオーナーがたまたま植えたブドウで、偶然だったのだとか。
(前のオーナーの植えたものなので、ブドウの品種は分からないそうです)

IMG_4251

Wapu Lodgeでは、2ベッドルームの「Unit」と呼ばれるお部屋と、3ベッドルームの「Cotege」と呼ばれる離れの一軒家の二つのタイプを選ぶことができます。

今回は、Unitのほうに宿泊させていただきました。
Unitは通常、家族連れ、1~2組のカップル同士などで、宿泊されることが多いそうです。

358

清潔感あふれるUnitには、3つのお部屋があり、お庭に直結するリビングダイニングと、2つのベッドルームがあります。

スーパーキングサイズの心地の良い大きなベッドが用意されており、アメニティーなどもとても綺麗に置かれて、揃っています。
357

Wapu Lodgeは素敵なお部屋ももちろん魅力的なのですが、広大なお庭もまた自慢の一つです。
このお庭でバーベキューをすることができ、のんびりとファミリーや友人たちと時間を過ごすこともできます。

image2

そして、お庭にはこれも前のオーナーが植えたというオリーブの木がたくさん成っており、これからオリーブも収穫を迎えるんだそうです。

収穫したオリーブは、オリーブオイルに加工することを考えているそうです。
仕事でブドウを育て、家ではオリーブを育て、さすが農業の専門家で、育てることが大好きだと話すジムならではだなと思いました。

初日はジムがBBQでお肉を焼いてくれたり、料理を作ってくれたり、ワインとともに素敵なおもてなしをしてくださいました。

ジム&ニッキー、本当にありがとうございました!

Wapu Lodge公式サイト
https://www.wapulodge.com/

我妻

タグ : , ,

3 / 6« TOP...2345...LAST »

What's new!

More >

Kiwi Breezeの更新情報です。

登録日 : 2018.5.8

NZフレンズに「Clive Jones」をアップしました!!

登録日 : 2018.4.10

NZフレンズに「野村祥恵」をアップしました!!

Twitter

NZ Information