投稿日 : 2021.5.25 | 投稿者 : Kiwi Breeze
ジャパンラグビー トップリーグ2021 年間表彰式
5月24日(月)にジャパンラグビー トップリーグ2021の年間表彰式が行われました。
オールブラックスで今シーズンサントリーサンゴリアスでプレーしたボーデン・バレットは、6トライ・37G・8PGで合計128得点を挙げ、得点王に輝きました。また、ベストフィフティーンにも選出されました。
惜しくも決勝でパナソニック ワイルドナイツに敗れ、サントリーサンゴリアスは準優勝となりましたが、ボーデン・バレットは華麗なプレーでトップリーグをより一層盛り上げてくれたと思っています。
以下、ボーデン・バレットのオンライン記者会見です。
Q. 入団会見の時に、トップリーグで10番としての経験を積みたいと話していましたが、実際に1シーズンプレーしてみて向上した部分はありますか
A. ブルーズやオールブラックスでは10番でプレーしていない時間が長かったので、サントリーで機会を与えてもらって10番でプレーすることができたのはありがたかったです。自分としても10番でプレーすることを楽しみましたし、自分がコールを決めてアタックができるというところもすごく好きな部分なので、またニュージーランドに帰ってからもオールブラックスとしても今の良いパフォーマンスを継続できるようにしていきたいです
Q. 決勝で負けた時はとても悔しそうな表情をされていました。日本ラグビーのレベルの高さをどのように感じましたか
A. 自分が日本で学んだことはたくさんあって、ニュージーランドに持って帰ることができることもたくさんあります。スピードやスキルのレベルの高さなどです。サバティカルで来ていると、休暇で来ているという見方をされるかもしれませんが、全然そんなことはなくて、日本のトップリーグのレベルは、トップ6-8チームはスーパーラグビーのスタンダードがあると思います。プレーオフのクボタ戦・パナソニック戦で経験したように、チャレンジングな試合になるので、レベルの高い経験ができました
Q. サントリーのチームメイトから、ボーディーは世界トップのプレイヤーなのに身体が硬いと冗談交じりで言われていましたが、それについてどう思いますか。また、チームメイトに信頼されるのはなぜか自己分析してください
A. 身体の硬さについては、自分でもそう思います(笑)遺伝で、父親もとても身体が硬いです。ストレッチしても足の指先までなかなか手がつきません。あと、なぜチームメイトに信頼されるのかについては、信頼されるためにしっかりと戦いの準備をして、チームメイトが自分を信じてプレーしてもらえるように努力しています。勝つことも負けることもあるので、昨日は負けてしまいましたが、それもラグビーだと思っています
同じくオールブラックスでNTTドコモレッドハリケーンズのTJ・ペレナラがベストフィフティーンとJ SPORTS賞にも輝いています。
彼の活躍も本当に素晴らしかったですよね。。。
また、ハイランダーズ出身でサントリーサンゴリアスのテビタ・リーは10トライを挙げ、最多トライゲッターを受賞し、ベストフィフティーンにも選出されています。
残念ながら怪我でプレーオフには出場できませんでしたが、さらなる飛躍を期待しています。
今シーズンも新型コロナウイルス感染拡大予防のため、試合後などに独占インタビューができず、キウイブリーズらしい情報をなかなかお届けすることができなかったのが残念です。。。1日でも早くコロナが終息することを願っています。
今後もニュージーランドにフォーカスした独自目線で取材していきますので、どうぞお楽しみに!
ではでは
熊木
(写真 ©︎JRFU)
タグ : サントリーサンゴリアス, テビタ・リー, トップリーグ2021, ボーデン・バレット