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ニュージーランドの旬な情報や取材報告など、タイムリーな話題を綴っています。

投稿日 : 2023.4.7 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23 ディビジョン1 第14節 東京サントリーサンゴリアスvs コベルコ神戸スティーラーズ レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23 ディビジョン1 第14節 東京サントリーサンゴリアスvs コベルコ神戸スティーラーズ レポート

4月7日(金)に秩父宮ラグビー場にて行われた、NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23 ディビジョン1 第14節 東京サントリーサンゴリアス vs コベルコ神戸スティーラーズ を取材してきました。

リーグ戦も残り3試合となりました。
東京サントリーサンゴリアスは現在3位なので、勝利すればプレーオフ進出に近づきます。
対するコベルコ神戸スティーラーズは9位で、順位を下げてしまうと入替戦となってしまいますので、絶対に落とせない一戦です。
なお、第4節で対戦した際は、39-19で東京サントリーサンゴリアスが勝利しています。

キウイブリーズが注目するのは、怪我(眼窩底骨折)から復帰した李承信

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5試合ぶりにスターティングメンバーに入りました。

そして元オールブラックスで東京サントリーサンゴリアスのアーロン ・クルーデン

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昨シーズンまで在籍していた古巣との対戦です!李承信とのSO(10番)対決にも注目したいと思います。

午後は時折雨風が強い時間帯もあり心配でしたが、試合開始前には霧雨となりました。でも風は強かったです。。。

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先制したのは、12分神戸Sでした!

スクラムから展開したプレーで、東京SGのディフェンスのスペースをうまく突きました。
東京SGもその5分後にラインからモールをつくり、抜け出してトライを決め点差を縮めます。

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その後も両チームともに1トライ1ゴールを決め、前半は14-12で神戸Sがリードします。

後半開始2分にアーロン・クルーデンのペナルティゴールで東京SGが逆転し、15分にはテビタ・リーのトライで点差を離していきます。
神戸Sは疲れが出てきているように感じました。

アーロン・クルーデンは後半25分に交代しました。

ピッチやボールが滑りやすかったことに加え、風の影響があってキックを多用するのが難しい中、東京SGはスクラム、モールで神戸Sにプレッシャーをかけていきました。

神戸Sは敵陣にいる時間も多く、チャンスも何度かはあったものの、東京SGの堅いディフェンスを突破することができませんでした。

神戸Sは粘りを見せるも追加点ならず。。。

試合は25-17で東京サントリーサンゴリアスが勝利しました。

注目していた10番対決は、アーロン・クルーデンに軍配が上がりました。

しかし李は2年前と比べると、筋力がアップし身体のサイズが1回りくらい大きくなっているように感じました。その結果コンタクトも強くなっていました。
声出しも積極的にしていて、リーダーシップを発揮していました。

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勝利はできませんでしたが、復帰戦で90分通して戦えたことは大きかったと思います。
代表での活躍も期待しています!

そしてPOM(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)に選ばれたのは、テビタ・リー

今季最後のホストゲームだったこともあり、有難いことに広報の方からサンゴリアチュウなど差し入れをいただきました。。。

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毎回ホスピタリティが素晴らしいチームです。
その選手が偶然にもテビタ・リーでした!

今シーズンも残りわずかとなり、プレー1つ1つが勝敗を分けるといっても過言ではないと思います。最後まで目が離せないですね!!

ではでは

熊木

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投稿日 : 2022.12.26 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

NTT ジャパンラグビー リーグワン 2022-23 ディビジョン1 第2節 東京サントリーサンゴリアス vs NECグリーンロケッツ東葛 レポート

NTT ジャパンラグビー リーグワン 2022-23 ディビジョン1 第2節 東京サントリーサンゴリアス vs NECグリーンロケッツ東葛 レポート

12月25日(日)に味の素スタジアムにて行われた、NTT ジャパンラグビー リーグワン 2022-23 ディビジョン1 第2節 東京サントリーサンゴリアス vs NECグリーンロケッツ東葛 を取材してきました。

第1節は、昨季準優勝の東京SGは昨季3位だったS東京ベイ(クボタスピアーズ)に2004年度以来18年振りに敗れ、黒星スタートとなりました。
対するGR東葛は今季からディビジョン1に昇格した花園Lに勝利しました。(試合レポートはこちら: http://kiwibreeze.jp/14209/)

キウイブリーズが注目するのは、東京SGのテビタ・リー
日本代表入りを目指す将来有望なウィンガーです!

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もう1人は、GR東葛のアッシュ・ディクソン

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第1節と同じく、リザーブからのスタートです。

前半3分に東京SGの齋藤 直人のトライで先制し11分にはGR東葛杉本のトライが決まり試合のペースをつかむ時間帯もありましたが、その後東京SGが2トライ。

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前半は21-5で東京SGがリードします。

後半5分には、前半終了間際と同じくラインアウトからモールを起点に押し込んでいきトライを決めた東京SGがさらに点差を広げます。

後半9分こぼれ球を拾ったGR東葛のキャプテン レメキ ロマノラヴァがトライ!

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WTBで自身の持ち味であるスピード感のあるプレーで生き生きしていていて良かったと思います。

アッシュ・ディクソンは後半21分から入りました。

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後半26分にハイタックルでテビタ・タタフがシンビンとなりましたが、GR東葛は数的優位な状況を活かすことができず、逆にトライを許す展開となってしまいました。

試合は、50-19で東京サントリーサンゴリアスが勝利しました。

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両選手ともハイランダーズでチームメイトということもあり抱擁。笑顔で話してました!

攻撃をワイドに展開し、走り続けて相手よりも運動量を上回るプレーを体現した東京SGは計8トライを挙げました。

GR東葛は、前半はもっとトライできたんじゃないかなと思います。。。

あとは守備の時間が長くプレッシャーを受けていたことから、規律が乱れてしまっていました。
ブレイクダウンは改善が必要なのではないでしょうか。

試合後、ミックスゾーンにてアッシュ・ディクソンに独占インタビューを行いました。

Q. 今日の試合はいかがでしたか?

A. 最初の15分間は、かなりプレッシャーをかけることができたと思います。サンゴリアスにボールハンドリングのミスをたくさんさせられたように思います。そして、ディフェンスもかなり良かったです。ただ、その後は彼らがボールを保持する場面が増え、彼らの普段の鍛錬を見せつけられました。
前半は、相手にプレッシャーをかけながら、なんとか過ごせたように思います。だからもう少し得点を稼ぐためにできる限りのことをしたつもりでしたが、うまくいきませんでした。

でも全体としては、いい方向に向かっていると思います。あとは実行力と、良い対戦を続けることですね。

この他にもさまざまな質問に答えてもらいましたので、後日NZフレンズにアップします。

最後に、おまけのオフショットです。

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笑顔で「メリークリスマス!」と言ってくれて、クリスマス仕様の可愛らしいセーターが似合っていました。

次節はもう2023年で、ワールドカップイヤーですね!できる限り取材していきますので、今後もお楽しみに。

ではでは

熊木

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投稿日 : 2021.5.25 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

ジャパンラグビー トップリーグ2021 年間表彰式

ジャパンラグビー  トップリーグ2021  年間表彰式

5月24日(月)にジャパンラグビー トップリーグ2021の年間表彰式が行われました。

オールブラックスで今シーズンサントリーサンゴリアスでプレーしたボーデン・バレットは、6トライ・37G・8PGで合計128得点を挙げ、得点王に輝きました。また、ベストフィフティーンにも選出されました。

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惜しくも決勝でパナソニック ワイルドナイツに敗れ、サントリーサンゴリアスは準優勝となりましたが、ボーデン・バレットは華麗なプレーでトップリーグをより一層盛り上げてくれたと思っています。

以下、ボーデン・バレットのオンライン記者会見です。

Q. 入団会見の時に、トップリーグで10番としての経験を積みたいと話していましたが、実際に1シーズンプレーしてみて向上した部分はありますか

A. ブルーズやオールブラックスでは10番でプレーしていない時間が長かったので、サントリーで機会を与えてもらって10番でプレーすることができたのはありがたかったです。自分としても10番でプレーすることを楽しみましたし、自分がコールを決めてアタックができるというところもすごく好きな部分なので、またニュージーランドに帰ってからもオールブラックスとしても今の良いパフォーマンスを継続できるようにしていきたいです

Q. 決勝で負けた時はとても悔しそうな表情をされていました。日本ラグビーのレベルの高さをどのように感じましたか

A. 自分が日本で学んだことはたくさんあって、ニュージーランドに持って帰ることができることもたくさんあります。スピードやスキルのレベルの高さなどです。サバティカルで来ていると、休暇で来ているという見方をされるかもしれませんが、全然そんなことはなくて、日本のトップリーグのレベルは、トップ6-8チームはスーパーラグビーのスタンダードがあると思います。プレーオフのクボタ戦・パナソニック戦で経験したように、チャレンジングな試合になるので、レベルの高い経験ができました

Q. サントリーのチームメイトから、ボーディーは世界トップのプレイヤーなのに身体が硬いと冗談交じりで言われていましたが、それについてどう思いますか。また、チームメイトに信頼されるのはなぜか自己分析してください

A. 身体の硬さについては、自分でもそう思います(笑)遺伝で、父親もとても身体が硬いです。ストレッチしても足の指先までなかなか手がつきません。あと、なぜチームメイトに信頼されるのかについては、信頼されるためにしっかりと戦いの準備をして、チームメイトが自分を信じてプレーしてもらえるように努力しています。勝つことも負けることもあるので、昨日は負けてしまいましたが、それもラグビーだと思っています

同じくオールブラックスでNTTドコモレッドハリケーンズのTJ・ペレナラがベストフィフティーンとJ SPORTS賞にも輝いています。
彼の活躍も本当に素晴らしかったですよね。。。

また、ハイランダーズ出身でサントリーサンゴリアスのテビタ・リーは10トライを挙げ、最多トライゲッターを受賞し、ベストフィフティーンにも選出されています。
残念ながら怪我でプレーオフには出場できませんでしたが、さらなる飛躍を期待しています。

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今シーズンも新型コロナウイルス感染拡大予防のため、試合後などに独占インタビューができず、キウイブリーズらしい情報をなかなかお届けすることができなかったのが残念です。。。1日でも早くコロナが終息することを願っています。

今後もニュージーランドにフォーカスした独自目線で取材していきますので、どうぞお楽しみに!

ではでは

熊木

(写真 ©︎JRFU)

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投稿日 : 2020.1.13 | 投稿者 : Kiwi Breeze | パーマリンク

トップリーグ 2020 第1節 東芝ブレイブルーパス vs サントリーサンゴリアス

トップリーグ 2020 第1節  東芝ブレイブルーパス vs サントリーサンゴリアス

今年もこの季節がやってきました!
日本最高峰のラグビーシーズン到来です。

1月12日(日)に秩父宮ラグビー場で開催された、トップリーグ 2020 第1節 東芝ブレイブルーパス vs サントリーサンゴリアス を取材しに行って来ました!

毎年トップリーグを取材していますが、ラグビーW杯の影響もあり、今年はたくさんの方がラグビー観戦に来ていました。

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21000人を超える観客の前でプレーするのは、選手にとってもチームにとっても嬉しいことだと思います。

この試合で注目した選手は、東芝では今季より加入したオールブラックス(ニュージーランド代表)のマット・トッド。

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試合後に単独インタビューを行いましたので、お楽しみに。

また、サントリーで注目した選手はテビタ・リーです。

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東芝のマット・トッドは言わずと知れたジャッカルの名手であり、ハードワークが特徴で、他の選手を体を張ってリードすることができる選手です。

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サントリーのテビタ・リーはハイランダーズで活躍して、昨年サンウルブズと対戦した際には2トライを挙げるなど、今後の活躍が楽しみな選手です。

この試合では、松島からの素晴らしいパスでファーストトライを挙げました。

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いつか取材をしたいと思っています。

試合は、両チームとの自分たちのスタイルを全面に出した展開でした。ともにアグレッシブで、気合が入っていました。
そして、久しぶりに東芝らしいフィジカルが全面に出る試合を見れた気がします。まさにワンチームとなっていました。

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しかし、サントリーの選手がレッドカードをもらっていなかったら、試合の展開がどうなっていたかわからないと感じた試合でもありました。
両チームともにこれからが楽しみです。

試合は、26-19で東芝が勝利しました。

会場では、ラグビー日本代表の選手たちへ、多くの観客から歓声が上がっていました。

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自分は10年以上取材していますが、例えばリーチマイケルがボールを持ったときの「リーチ」という声援や、素晴らしいプレーに対しての観客の盛り上がりがピッチで撮影していてもよく聞こえて、一ラグビーファンとして嬉しかったです。

このブームがずっと続けば、日本ラグビー界から素晴らしい選手がもっと出てくると思いますし、プロ化もあり得るのではないでしょうか。

ここからは、試合後のマット・トッド選手への独占インタビューです。

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本日の試合の感想は!?

我々はとてもいい試合をしたと思っています。プレシーズンは悪くない出来でしたが、初戦ということもありましたし。またトレーニングでやったことを本日の試合で試せたこともあり、我々にとってはとても良いスタートを切ることができました。
また、我々はこれからもビルドアップする必要はありますが、本日の試合はとてもエキサイティングな勝利を挙げることができました。

オールブラックスから東芝に合流して、気持ちの切り替えはどうでしたか!?

私は、新しいチームに入るということは、新たなチャレンジだと思っています。
また、新人なので私の持っているものを他の選手に新たに見せることが必要になると思いますし、チームに対してのリスペクトを忘れず、チームメイトとコミュニケーションを取っていて、毎日チャレンジを楽しんでいます。

日本語はどうですか!?

今は良くありませんが、必ず勉強します。

また、マットは試合後に最後までファンにサインや写真に応じていました。

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会場にパートナーも来ていて、最後にスタンドまで行って写真を撮っていました。

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オールブラックスの選手を見ていていつも思いますが、人としても素晴らしい人が本当に多いです。
それがオールブラックスである以上、根底にあるのではないでしょうか。

試合後ミックスゾーンでのメディアの数の多さ。。。

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ラグビーW杯前より明らかに多かったと思いました。

今シーズンも皆様よろしくお願いいたします!

ではでは

熊木

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